病理分野向けクラウドソリューションの販売開始【メドメイン株式会社】

統、以下「当社」)は、病理分野向けにクラウド型の医用画像管理システム(以下「PACS」)サービス『NOBORI』の提供を2024年11月1日より開始します。

当社は、「テクノロジーでいつどこでも必要な医療が受けられる世界をつくる」をコーポレートミッションとして掲げ、世界中の医療従事者のパートナーとして、デジタル病理を支援するAI搭載クラウドシステムの開発・提供を行っています。病理AI開発では、国内外の医療機関100施設以上との共同研究・利用実績があり、全身の多臓器においてがん検出可能な病理AIを有しています。

2022年7月に、放射線分野向けのPACSで2,400超の施設への導入実績があり、クラウド型のPACSのパイオニアであるPSP株式会社との資本業務提携を開始し、病理分野向けのソリューションの開発を進めてまいりました。病理分野のソリューション開発に強みを持つ当社とクラウド型PACSの開発に強みを持つPSP社の技術を融合させたクラウド型病理PACSサービス『NOBORI』の提供を開始し、病理分野のデジタル化の推進を支援し、病理診断業務におけるワークフローの改善および効率化に貢献することを目指しています。

病理診断とは、人体から採取した組織や細胞から作成されたプレパラートを病理医が顕微鏡で観察し、病変の診断を行うことです。日本国内のがん患者数は増加傾向にあり、それに伴い病理診断件数も増加しており、がんの確定診断を行う病理医の業務負荷は高くなっています。一方で病理診断に従事する専門医数は約2,800名と不足していることに加え、地域偏在などの課題を抱えています。病理診断を取り巻く現状からも、遠隔での画像診断、病理医間の症例共有や遠隔でのカンファレンス、画像診断支援AIの活用の要請が高まっています。

これらを実現するためには、バーチャルスライドスキャナの導入もしくはデジタル化の外部サービスとの連携、デジタルアーカイブやモニターでの画像診断、遠隔画像診断インフラの整備など、病理部門のデジタル化を推進していく必要性に迫られています。

『NOBORI』では、クラウド上でのデータストレージ、画像解析AI、コンサルテーション、遠隔病理画像診断の4つのサービスを提供します。NOBORIでは、病理画像データに加え、CTやMRI、内視鏡などの他の検査種の画像データとの統合管理が可能になります。病理部門のワークフロー改善にとどまらず、院内全体のワークフロー改善にも貢献できるソリューションをご提供します。

サービス概要図メドメイン株式会社は、今後も病理分野のデジタル化を推進するソリューションの開発・提供を進め、医療の変革に貢献してまいります。■

PSP株式会社についてPSP は、医療情報を安全に保管・活用・共有できるクラウド型を始めとする

PACS(医用画像管理システム)、RIS(放射線科情報システム)、PHR(パーソナルヘルスレコード)サービスなどの提供を行うヘルスケア IT

ソリューション企業です。PSPのパーパスである『医療情報をみんなの手に。そして未来へ。』を元に、医療情報インフラを構築し利便性の高い医療サービスを提供することで、患者や医療従事者、家族、地域社会の“想い”を共有し、持続的な医療環境づくりに貢献することを目指しています。

コーポレートサイト:

https://www.psp.co.jp■ メドメイン株式会社について

メドメインは、デジタル病理の領域において、病理プレパラートのデジタル化サービスの提供に始まり、遠隔地の施設間をクラウドでつなぐ遠隔診断支援、病理AIによる高精度で迅速な解析結果の提示と、一気通貫したサービスの提供を行ってきており、多くの施設で活用されています。また、当社のコア技術である病理AI開発においては、転移学習によってAI開発を高速化させる独自基盤技術の創出に成功し、全身の多臓器においてがん検出可能な病理AIを有しています。

コーポレートサイト:

https://medmain.comプロダクトサイト:

https://service.medmain.com 当リリースの詳細について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000042.000034505.html

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