メルク、モノクローナル抗体のポートフォリオ強化のためカイオム・バイオサイエンスとの業務提携契約を締結

* 新たな治療法や診断薬の迅速な開発を実現

* 早期臨床におけるモノクローナル抗体のパイプラインは2023年に世界で17.4%増

2024年9月26日、東京 -世界有数のサイエンスとテクノロジーの企業であるMerck(以下メルク)は、独自の創薬基盤技術であるADLib(R)

システムを核とした抗体医薬品の創薬事業および創薬支援事業を行う株式会社カイオム・バイオサイエンスと業務提携契約を締結しました。この契約により、メルクはバイオ医薬品や診断薬の研究開発向けに、従来の免疫法では特定が難しかった抗原を認識し結合する抗体など、モノクローナル抗体(mAbs)ポートフォリオをより幅広く提供することが可能になります。

メルク株式会社の代表取締役社長クリストファー・トーマスは次のように述べています。「mAbsは、がん、自己免疫疾患、感染症など、さまざまな疾患にわたって画期的な治療を提供し、現代医学を変革してきました。mAbsのポートフォリオを引き続き強化していくとともに、新薬をより早く患者さんにお届けできるよう、私たちは日本のお客様に高精度かつ効率性の高い製品を幅広く提供していきます」

医薬品市場調査会社IQVIAによると、2023年のバイオ医薬品市場は16.9%増(2022年:14.5%増)の4,960億ユーロ(世界医薬品市場の38.2%)に成長しました。第I相または第II相開発段階にあるモノクローナル抗体(mAbs)の数は17.4%増加しています(2022年:7.7%)。

現代のバイオテクノロジーによってさまざまな種類の抗体の大量生産ができるようになり、医学や研究において重要なツールとなっています。2022年、メルク独自の技術を用いて製造した新世代のモノクローナル抗体であるZooMAb(R)抗体は、科学におけるサステナビリティ文化を創造することを目的とした非営利団体My

Green

Labから、環境負荷が低い抗体として初めて認定されました。ZooMAb(R)抗体製品ポートフォリオは、持続可能なイノベーションを顧客に提供しています。

カイオム・バイオサイエンスについて株式会社カイオム・バイオサイエンスは、独自技術であるADLib(R)

システムをはじめとした複数の抗体作製技術を駆使して、アンメットメディカルニーズに対する抗体創薬開発を推進するバイオベンチャーです。治療薬や診断薬等の抗体医薬品候補を研究開発する「創薬事業」と、製薬企業やアカデミア等の研究機関で実施される創薬研究を支援する「創薬支援事業」を展開しています。現在、同社では、創薬事業においてはCBA-1205やCBA-1535といった開発2品目の臨床第1相試験や、非臨床段階にある複数の創薬パイプラインの導出活動に取り組んでいます。また、創薬支援事業においては高品質な技術サービスを強みとして新規顧客の開拓に取り組んでおり、継続的な事業拡大に向けた取り組みを進めています。

メルクについて

Merck(メルク)はヘルスケア、ライフサイエンス、エレクトロニクスの分野における世界有数のサイエンスとテクノロジーの企業です。約63,000人の従業員が、人々の暮らしをより良くすることを目標に、より楽しく持続可能な生活の方法を生み出すことに力を注いでいます。ゲノム編集技術を進展させることから治療が困難を極める疾患に独自の治療法を発見すること、また

各種デバイスのスマート化まで、メルクはあらゆる分野に取り組んでいます。2023年には65カ国で210億ユーロの売上高を計上しました。

メルクのテクノロジーと科学の進歩において鍵となるのは、サイエンスへのあくなき探求心と企業家精神です。それはメルクが

1668年の創業以来、成長を続けてきた理由でもあります。創業家が今でも、上場企業であるメルクの株式の過半数を所有しています。メルクの名称およびブランドのグローバルな権利は、メルクが保有しています。唯一の例外は米国とカナダで、両国では、ヘルスケア事業ではEMDセローノ、ライフサイエンス事業ではミリポアシグマ、エレクトロニクス事業ではEMDエレクトロニクスとして事業を行っています。

メルク株式会社について

メルク株式会社はメルクの日本法人として1968年に設立されました。基礎研究や医薬品製造、創薬などライフサイエンスに関わる製品・サービスを展開しています。メルク株式会社は、ライフサイエンス・ビジネスおよびメルクの管理部門を担っています。メルク株式会社の詳細については

https://www.merckgroup.com/jp-jaをご覧ください。

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