青山美智子さん『お探し物は図書室まで』が第1回BUN-1グランプリにノミネート!

青山美智子さんの『お探し物は図書室まで』(2023年3月発売、ポプラ文庫)が、太田丸が主催する第1回BUN-1グランプリにノミネートいたしました。

BUN-1グランプリは、大田丸約120店舗の書店員がもう一度売りたい、おすすめしたい文庫を投票で選び、ノミネート10作を販売したのち最も売れた作品をグランプリとするものです。

なお、グランプリの発表は本の日である11月1日予定です。

このたびノミネートされた『お探し物は図書室まで』は、悩める人々が訪れる小さな図書室が舞台の物語。不愛想だけど聞き上手な司書さんが選書と可愛い付録で人生を後押ししてくれ、明日への活力が満ちていくハートウォーミング小説です。発売時から全国の書店員さんに大きな支持をいただき、2021年本屋大賞では第2位に輝きました。

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https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8101461.htmlamazon>>

1970年生まれ、愛知県出身。横浜市在住。大学卒業後、シドニーの日系新聞社で記者として勤務。2年間のオーストラリア生活ののち帰国、上京。出版社で雑誌編集者を経て執筆活動に入る。デビュー作『木曜日にはココアを』が第1回宮崎本大賞を受賞。『猫のお告げは樹の下で』が第13回天竜文学賞受賞。『お探し物は図書室まで』『赤と青とエスキース』で本屋大賞第2位に選ばれる。他の著書に『鎌倉うずまき案内所』、『ただいま神様当番』『月曜日の抹茶カフェ』『月の立つ林で』『リカバリー・カバヒコ』など。

●『お探し物は図書室まで』あらすじ紹介お探し物は、本ですか? 仕事ですか? 人生ですか?

人生に悩む人々が、ふとしたきっかけで訪れた小さな図書室。

彼らの背中を、不愛想だけど聞き上手な司書さんが、思いもよらない本のセレクトと可愛い付録で、後押しします。

仕事や人生に行き詰まりを感じている5人が訪れた、町の小さな図書室。「本を探している」と申し出ると「レファレンスは司書さんにどうぞ」と案内してくれます。

狭いレファレンスカウンターの中に体を埋めこみ、ちまちまと毛糸に針を刺して何かを作っている司書さん。本の相談をすると司書さんはレファレンスを始めます。不愛想なのにどうしてだか聞き上手で、相談者は誰にも言えなかった本音や願望を司書さんに話してしまいます。

話を聞いた司書さんは、一風変わった選書をしてくれます。図鑑、絵本、詩集……。

そして選書が終わると、カウンターの下にたくさんある引き出しの中から、小さな毛糸玉のようなものをひとつだけ取り出します。本のリストを印刷した紙と一緒に渡されたのは、羊毛フェルト。「これはなんですか」と相談者が訊ねると、司書さんはぶっきらぼうに答えます。

「本の付録」と――。

自分が本当に「探している物」に気がつき、明日への活力が満ちていくハートウォーミング小説。●BUN-1グランプリについて

毎日夥しい数の新刊が刊行され、書店店頭に並びます。残念ながらその多くは短期間店頭に並び、読者がその存在を知ることなく返品されていくのが現状です。しかし、その中にも本来ならもっと売れるはずだった作品や、今だからこそもう一度読む意味のあるものも多くあることでしょう。

それを見つけ読者に知らしめることができる立場にいるのが現場の書店員。

事実各店舗では個々の書店員の努力により、面白い本を紹介するさまざまな試みが行われ、成果を上げている例もあります。

だったら、全国各地で大田丸加盟書店員ひとりひとりが協力し合って現場の「売る力」を結集すれば、地方発でベストセラーを生み出すことも可能ではないか。それは意義のあることではないか。全国の現場書店員が一緒になり、出版社、作家と一緒になって読者に作品の魅力を伝えていく。それにより地元書店の底力を再確認する。まずはそれを大田丸加盟の12書店から初めてみよう。そんな試みがBUN-1グランプリです。

●書誌情報

『お探し物は図書室まで』青山美智子発売年月:2023年3月定価:814円(10%税込)書誌ページ>>

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https://amzn.asia/d/iRW2Bac

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