一度読んで、何度も感動する良書を書店員たちが選書する、ブックセラーズ&カンパニーの「一読三嘆」企画に宮内悠介『盤上の夜』(創元SF文庫)が選ばれました!

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株式会社 東京創元社 プレスリリース:2024年07月24日 報道関係者各位

一度読んで、何度も感動する良書を書店員たちが選書する、ブックセラーズ&カンパニーの「一読三嘆」企画に宮内悠介『盤上の夜』(創元SF文庫)が選ばれました!

当企画限定の購入特典として未発表原稿『海域』をWEBで公開します。

書店の垣根を越えて集った選書のスペシャリストたちが、読者におすすめしたい本を選定する「一読三嘆」企画に、宮内悠介『盤上の夜』が選ばれました。文庫としては初めての選書になります。

■「一読三嘆」とは?「一読三嘆」はブックセラーズ&カンパニーが2024年6月から展開を開始した、書店の垣根を超えた新企画です。

~ブックセラーズ&カンパニーのリリースより~

「一読三嘆」とは一度読んで何度も感動するという意味。書店の垣根を超えてそのジャンルに最も詳しい選書の達人が集結。読者に心からおススメしたい作品を選びました。

○「一読三嘆」企画 『盤上の夜』展開書店・詳細はこちらから

https://booksellers.co.jp/product/book0006

※店舗により実施状況は異なります。詳しい実施状況は各店までお問合せください。■始めての文庫企画として『盤上の夜』を選書

これまでにビジネス書や児童書で展開が実施されてきましたが、今回は文庫で初めての企画として宮内悠介さんの『盤上の夜』(創元SF文庫)が選ばれました。

担当者の熱い推薦コメントを紹介いたします。

作家のデビュー作にはその作家の資質のすべてが顕れる。そんな表現を耳にするとき、思い浮かぶ作家と作品に、宮内悠介の『盤上の夜』がある。囲碁、チェス、将棋、マージャンなどの「盤上遊戯」を通軸として編まれた連作短篇集。東京創元社のSFレーベルに収められているものの、これは果たしてSFというジャンルに押し込んでしまって適当なのだろうか、と思わせるような、デビュー作にして伸び伸びとした作品世界がいっぱいに広がっている。

この発想のとらわれなさこそが宮内悠介の最大の特長であるけれど、昨今の藤井聡太さんのご活躍やボードゲーム人気の勃興を見るにつけ、少々早すぎた傑作だったのではないか、今一度この作品を多くの読者に届けられるのではないか、という思いが胸に燻りはじめ、しだいに大きくなり、このたび3社合同企画という、またとない機会を得られることになりました。

盤上遊戯の知識が一切ない人間が夢中で読み通して、10年後にもありありと思いだすことができるほどの対局の熱狂、冷静、天才ゆえの孤独。自信をもってお客様へお渡しいただける「遊戯」です。みなさまのお力をお貸しいただけるなら、こんなに心強いことはございません。小説の持つ想像力を知らしめる…というと大袈裟なようですが、書店員のみなさまにも、読者のかたにも、この出会いを楽しみ、共に熱狂していただければ幸いです。

カルチュア・エクスペリエンス 商品本部 森泰美また、宮内悠介さんからもコメントが寄せられています。

『盤上の夜』が「一読三嘆」企画に選ばれたこと、嬉しく、光栄に存じます。

デビュー作ですので、最初で最後の一冊になってしまっても後悔のないよう、当時の全部を注いだのがこの本でした。

どうか、一人でも多くのかたに手に取っていただけますことを。宮内悠介

■『盤上の夜』

『盤上の夜』は宮内悠介さんのデビュー作です。第1回創元SF短編賞で山田正紀賞を受賞した表題作にはじまる、盤上遊戯・卓上遊戯を題材に取った短編集。デビュー作にして直木賞候補となり、日本SF大賞を受賞。さらには宮部みゆき氏、穂村弘氏、冲方丁氏ほか、多くの作家・書評家からの絶賛が寄せられ、各紙誌で紹介されるなど破格の評価を獲得しました。

内容紹介

彼女は四肢を失い、囲碁盤を感覚器とするようになった――。若き女流棋士の栄光をつづった表題作をはじめ、同じジャーナリストを語り手にして紡がれる、盤上遊戯、卓上遊戯をめぐる6つの奇蹟。囲碁、チェッカー、麻雀、古代チェス、将棋……対局の果てに、人知を超えたものが現出する。

■「一読三嘆」企画限定の特典今回の「一読三嘆」企画限定の特典として、宮内悠介さんの未発表原稿『海域』

をWEBで公開します。「一読三嘆」企画実施書店で購入された『盤上の夜』の帯に記載されているQRコードからお楽しみいただくことができます。2025年7月31日までの期間限定公開となっております。「一読三嘆」企画展開書店をチェックしてお近くの店舗にお立ち寄りください。この貴重な機会をお見逃しなく!

限定特典の帯がついた『盤上の夜』は7月19日(金)から対象書店で順次展開を開始しております。選書のスペシャリストが選定した「あなたに読んでほしい一冊」。

『盤上の夜』にぜひご注目ください。※展開時期、在庫状況は店舗によって異なりますのでご了承ください■書誌データ

盤上の夜レーベル:創元SF文庫ページ数:334ページ定価:902円(税込)ISBN:978-4-488-74701-5Cコード:C01931装画:瀬戸羽方

装幀:岩郷重力+WONDER WORKZ。■著者プロフィール宮内悠介(ミヤウチユウスケ )

1979年東京生まれ。92年までニューヨーク在住、早稲田大学第一文学部卒。在学中はワセダミステリクラブに所属。インド、アフガニスタンを放浪後、麻雀プロの試験を受け補欠合格するも、順番が来なかったためプログラマになる。囲碁を題材とした「盤上の夜」を第1回創元SF短編賞に投じ、受賞は逸したものの選考委員特別賞たる山田正紀賞を贈られ、創元SF文庫より刊行された秀作選アンソロジー『原色の想像力』に同作が収録されデビュー。

また同作を表題作とする『盤上の夜』は第一作品集ながら第147回直木賞候補となり、第33回日本SF大賞を受賞。さらに第二作品集『ヨハネスブルグの天使たち』も第149回直木賞候補となり、第34回日本SF大賞特別賞を受賞した。2013年、第6回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞を受賞。

17年『彼女がエスパーだったころ』で第38回吉川英治文学新人賞を、同年『カブールの園』で第30回三島由紀夫賞を、18年『あとは野となれ大和撫子』で第49回星雲賞日本長編部門を、20年『遠い他国でひょんと死ぬるや』で第70回芸術選奨文部科学大臣新人賞を、24年「ディオニソス計画」で第77回日本推理作家協会賞短編部門を受賞した。著書に『超動く家にて

宮内悠介短編集』『ラウリ・クースクを探して』『国歌を作った男』などがある。

株式会社東京創元社所在地 :〒162-0814 東京都新宿区新小川町1-5

代表取締役:渋谷健太郎

URL :

https://www.tsogen.co.jp/np/index.html 当リリースの詳細について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000135.000009527.html

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000135.000009527.html

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