線虫がん検査「N-NOSE」が導入社数2,000社を突破
株式会社HIROTSUバイオサイエンス(本社:東京都千代田区、代表取締役:広津崇亮、以下「当社」)は、「N-NOSE」を導入いただいた法人数が累計2,000社を突破したことをお知らせいたします。
個人でがん対策をするのは経済面や精神面で課題があるのが現状です。しかし企業が福利厚生として推奨していくことで大切な社員を守ることができます。
当社の「N-NOSE」は2022年4月より企業での導入が始まり、毎月約70社の企業に導入いただきました。特に建設・運送業界など、勤務時間が不規則な企業から「従業員が自分で提出場所や時間を決められる」という理由で多数導入されております。がん検診において「受ける時間がない」という理由は、がん検診を受診しない大きな要因の一つとなっており*1、その解決のお手伝いができたことを光栄に思います。当社は今後もがん早期発見の未来に向けて、さまざまな課題解決に努めてまいります。
*1 令和5年度 内閣府「がん対策に関する世論調査」より
法人サイト:
* 「N-NOSE」導入企業 社員様の声
<男性・前立腺がん>
10年程前に、前立腺がんのPSA値が高かったので生検をしましたが問題は無く、経過観察中でした。今年に入りPSA値が高くなり精密検査をするように言われました。実は、2年程前、会社の福利厚生にN-NOSEが導入され、そのリスク判定がキッカケで精密検査で早期大腸がんが見つかった人を知っていたので、私もまず受ける事にしました。結果はD判定。その後、総合病院で生検を依頼し、初期の前立腺がんが見つかりました。
手術時間は4時間程で入院は9日間でした。早めに治療すれば寝込む必要もないし、簡単な検査をまずやって、早期発見につながれば、良いのではないでしょうか。企業の健康診断にもどんどん広がっていけば良いですね。
* HIROTSUバイオサイエンスについて
生物の能力を活かした独自の検査技術の研究開発と実用化を通じて「人々の健康と未来の安心を守ること」を目指しています。2016年に設立し、研究者の豊かな発想とたゆまぬ努力で、N-NOSEが実用化されました。人生100年時代、健康寿命の延伸が重要視される一方で、2人に1人ががんに罹患すると言われています。こうした社会的課題の解決に、人工機器もかなわない嗅覚に優れた線虫の力を活用した世界初の画期的な技術をもって、貢献いたします。
会社名 株式会社HIROTSUバイオサイエンス
所在地 東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート
代表者名 代表取締役 広津崇亮
設立年月 2016年8月
主な事業内容 線虫および線虫嗅覚センサーを利用したがん検査の研究・開発・販売
コーポレートサイト
* サービス詳細
■「N-NOSE」について
嗅覚に非常に優れた線虫C.elegansが、人の尿中に含まれるがん特有の匂いを高精度に検知することを利用した、がんの一次スクリーニング検査。尿を提出するだけで、簡便・安価・高精度・全身網羅的に早期がんリスクを調べることが可能です。
サービスサイト:https://lp.n-nose.com/
■「N-NOSE plus すい臓」について
N-NOSEの次世代型 “がん種特定検査”。当検査には、線虫C.elegansに遺伝子操作を加えて作製した、すい臓がんの匂いにのみ特異的な反応を示す
“特殊線虫“を用います。この“特殊線虫”は、すい臓がんとその他のがんを嗅ぎ分ける高い判別能を持ち、非侵襲(ひしんしゅう)な手法で早期すい臓がんの検知が可能です。
サービスサイト:
■「N-NOSE あにまる」について
N-NOSEの技術を応用し開発された愛犬用がん検査「N-NOSE わんちゃん」と愛猫用がん検査「N-NOSE
ねこちゃん」。これまで自覚症状を訴えることができない犬猫が手軽に受けられるがん検査はありませんでしたが、当検査は人間同様、尿を提出するだけという簡単な方法で複数のがんのリスクを調べることができます。2023年にサービス提供を開始しました。
サービスサイト:
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