応募数過去最多の4万通超 「第24回手帳大賞」 名言大賞受賞6作品が決定! 忙しさの合間の同僚のひとこと「魂がこぼれそう」が大賞作品に

名言大賞受賞6作品が決定! 忙しさの合間の同僚のひとこと「魂がこぼれそう」が大賞作品に 思わず手帳にメモしたくなる、心に灯りがともるような受賞作品をご紹介

株式会社 高橋書店(本社:東京都豊島区 代表取締役社長:高橋秀雄)は、

2020年11月10日(火)に「コトバとアイデア」のコンテスト「第24回手帳大賞」発表表彰式を行いました。 第24回手帳大賞

第24回手帳大賞

思わず手帳にメモしたくなる名言を募集した今回の「第24回手帳大賞」名言大賞に40,453通の応募をいただき、 その中から「大賞」、 「特別賞」3作品、

「優秀賞」2作品の計6作品を受賞作品として選出しました。 審査員は昨年から引き続き、 エッセイストの松浦弥太郎さん、 歌人・作家の東直子さん、

作家の金原ひとみさんの3名に務めていただきました。

なお、 同時募集の商品企画大賞には2,392通の応募をいただき、 その中から1作品を優秀賞として選出しました。

■ 忙しさの合間の同僚のひとこと 「魂がこぼれそう」 が第24回の名言大賞作品に

※記載の年齢・在住都道府県は応募当時のものです

【大 賞】

魂がこぼれそう

発言者:仕事仲間/応募者:女性、 45歳、 福岡県在住

【背景】猫の手も借りたいほど接客業務に追われていた私たち。 ふとした瞬間に一度だけ同僚が立ち止まって深呼吸。 これは息を吐いたときに放たれたひと言です。

私たちの活動には魂が宿っているのだなぁ!と、 気づかされ、 神聖な気持ちになりました。

【大賞寸評】

・言葉のチョイスが素晴らしく、 短いながら心をくすぐる。 「魂」を視覚している感覚が新しく斬新。

言葉に対して、 多面的な方向からアプローチしていくような自由さがある言葉。 (金原)

・「魂」と「こぼれそう」という昔からある言葉を新しく結び付けて、 新たな感覚を生み出している。 ポエジーでとても印象的。 (東)

・ハッとする言葉。 いままで何て言ったら良いかわからない表現を言語化できている。 (松浦)

【2021年版「手帳は高橋」イメージキャラクター 吉沢亮さんコメント】

思い返せば僕自身も、 お芝居をしていてカットが掛かった瞬間にまさに「魂がこぼれそう」 と思えるときってあるなと気づかされ、 とても 共感する言葉でした。

これからも、 魂を宿すこのお仕事を頑張っていきたいと思います。

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【特別賞】

雨の日すきやねん

拍手されてるみたいやろ

発言者:友達/応募者:女性、 30歳、 兵庫県在住

【背景】友達と車に乗っていて、 雨がザーッと降ってきた。 せっかくのドライブなのに憂鬱だなーと思っていたときの友達の言葉。

窓に当たる雨の音がそう考えると拍手に聞こえる。 それを言われて以来、 ずっとそのことばが離れず、 雨になる度に思い出して思わずほほえんでしまう。

傘をさしていても同じく。 なんともポジティブな一言。

【特別賞寸評】とても前向きな言葉。 どんな大変なことでも違った側面で見たら、 おもしろかったり素敵だったり…ポジティブな気持ちになれる。 一見苦しみ、

つらいことでも、 考えようだったり、 違う側面から見ると実は幸せなことのひとつだったりもする。 (松浦)

【特別賞】

そんときは、 そんときさんが

どうにかしてくれるよ。

発言者:母/応募者:女性、 45歳、 茨城県在住

【背景】自分の生き方等で悩んでいた時だったと思います。 周りからはたいした悩みではなかったと思うが、 自分としては、 大きな壁にぶつかってしまった。

その時に母から「そんときは、 そんときさんがどうにかしてくれるから。 私もおばあちゃん(母の母)に教わったよ」と声かけてくれました。

私は一瞬で目の前の大きな壁がなくなりました。 (母もおばあさんも鹿児島出身なので、 鹿児島弁で言われると、 あたたかみが増します。 )

【特別賞寸評】今は特にコロナウイルスの感染拡大で、 先のことをみんな心配に思ってしまうなかで、 深い生きるための示唆を与えてくれる。

“そんとき”に“さん”を付け擬人化することで、 心が楽になる。 特別なその人だけの神様を言葉で表現できるのは、 心の呪文のような力がある。 (東)

【特別賞】

地球と戦ってきた。 なかなか強かった。

発言者:息子/応募者:女性、 34歳、 福岡県在住

【背景】学校から帰ってきて、 膝とおでこに擦り剥いた傷があり、 コレどうしたの?と言った時に返ってきた言葉。

思わずたくましい言い訳?にクスッと笑ってしまいました。

【特別賞寸評】 小さい子がユーモアをもって自分の状況を茶化したひとことが、 微笑ましく、 かわいらしい。 結局何が起こったか分からないことも含めて、

親子関係や背景を想像しながら読めるのが楽しく、 ほのぼのした気持ちになる。 (金原)

【優秀賞】

ときめくところにいてね。

発言者:りえさん/応募者:女性、 25歳、 愛知県在住

【背景】転職で悩んでいた時にくれた言葉。 「あなたが笑顔でいれる場所にいてね」という言葉とともに。 背中を押されたし、 この言葉で決断できました。

【優秀賞寸評】ドキドキハラハラ心地よい緊張感のある場所にこそ、 学びや成長や出会いがある。 これからの自分たちの生き方のヒントになると感じた。 (松浦)/

刺激や緊張感をもって自分を奮い立たせていける場所を自分で確保していくという意味で、 それを支えてくれた言葉なのだろう。

二人の関係性やシチュエーションが想像できるような素敵な言葉。 (金原)

【優秀賞】

良い本には川が流れている

発言者:昔の同僚の先生/応募者:男性、 34歳、 山梨県在住

【背景】国語の先生が言っていたセリフ。 本当に言い得て妙だと思う。 スラスラスラ~っと、 本の流れに飲まれてしまう感覚はよく分かる。

【優秀賞寸評】長く生きてきて、 心に残る本の記憶は長い時間をかけて心の底を流れており、 それは川のようなものだと思い、 説得力を感じた。 (東)/

川が流れている都市が繁栄する、 という歴史があるように、 良い本には、 自分を豊かにしてくれる、 繁栄させてくれる、 という要素が含まれていると思う。 (金原)

なお、 「第24回手帳大賞」発表表彰式は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、 オンラインでの開催をいたしました。

▲発表表彰式の様子

▲左から大賞受賞の島田さま、 プレゼンターの高橋社長、 審査員の金原さん、 松浦さん、 東さん

■ 過去の手帳大賞 名言大賞 受賞作品

第23回優しさって、 体力だよな。

応募者コメント:年始に夕食を一緒に食べていた時の旦那の一言。 昨年の師走はお互い忙しくピリピリしていたが、

年末年始の休暇でのんびりできたおかげで心身ともに回復でき、 年始はお互い優しさを持って接することができるようになったことから。 人に優しくするためには、

まず自分が健康で元気でいることが一番大事だと考えさせられた。

第22回明日また友達になる

応募者コメント:9歳の娘が学校でけんかをして「一生遊ばない」と言い合った同級生と、 明日はまたお友達になるそうです。

第21回人数もおかずのうちだね。

応募者コメント:ひとりで暮らしている82 歳の母が、 誕生日に息子・娘家族 7 人で集まって食事をした際、 ふと口にした言葉です。 大勢でいただく食事は、

どんなごちそうよりも心の栄養になるのかもしれません。

第20回病室の夕陽より、 やっぱり台所の朝陽ね

応募者コメント:ガンの外科病棟を退院し、 帰宅した翌日、 台所に立った妻の一言。

第19回お父さんのにおいはおつかれ様のにおい。

応募者コメント:6歳の息子が、 父親にぎゅーっとして言った一言です。 子供なりに父親の頑張りを分かっているのだと感動しました。

第18回「幸せ」って字、 逆さにしても幸せなんだね。

応募者コメント:私が懸賞にはまっていた頃、 食卓テーブルでハガキを書いていると、 息子がのぞき込んで言った言葉です。 彼が指さしたのは住所の中の一文字ですが、

何かすごく「深い事」を言われた気がしてドキッとしました。 いつまでも忘れない一言でしょう。

第17回本当にいいものはみんなタダでできているねー。

応募者コメント:朝の澄んだ空気。 夕焼けの美しさ。 家族の笑い声。 元気をもらえるいいものってタダでできているんですね。 いつだったか母親が言った言葉です。

■ 手帳大賞とは

手帳大賞は、 「コトバとアイデア」のコンテストです。 名言大賞と商品企画大賞の2つの部門で作品を募集し、 優秀作品を選出します。

手帳をもっと身近に感じてほしい。 手帳は毎日の暮らしに役立つ存在であってほしい。 そんな想いから生まれ、 今年で24回目を迎えました。 毎年、

思わず手帳にメモしたくなる名言や、 あったらいいなと思う商品企画を数多くご応募いただき、 手帳の新しい未来をつくる賞として進化を続けています。

名言大賞は最も優秀な大賞作品を選び、 受賞者には賞金 100 万円が贈られます。 商品企画大賞は、 手帳、 日記、

家計簿の斬新なアイデアとその企画意図を募集し、 最優秀企画賞には賞金 50 万円の他、 商品化も検討されます。

【手帳大賞HP】https:// www.takahashishoten.co.jp/techotaisyo/

「第25回手帳大賞」も応募受付中!!(応募締切:2021年3月31日(水)まで)

■ 会社情報

1954年創業、 「手帳は高橋」をキャッチコピーに、 シンプルだけど細部まで使いやすさを追求した手帳をはじめとして、 日記・家計簿・カレンダー・書籍を発刊。

(手帳は、 毎年1月始まりと4月始まりを販売。)全国書店での販売シェアは約40%強を誇り、 販売シェアNo.1となっています。 (※自社調べ)

また書籍は、 生活実用書を中心に、 児童書、 就職書、 資格書、 ビジネス書など多岐にわたって発刊しており、

2016年より発行の「ざんねんないきもの事典」シリーズは発刊5年目にして420万部を超えるヒットとなっています。

2019年9月より東京本社を豊島区・サンシャイン60内に移転。

https://www.takahashishoten.co.jp/