MRTが岐阜県飛騨市からオンライン診療業務を受託

MRT)は、岐阜県飛騨市の委託を受けて、飛騨市神岡町茂住地区(以下 茂住地区)の地域住民の医療機関受診機会の確保を目的としたオンライン診療実証実験(以下

本実証実験)を2025年1月より実施することをお知らせいたします。

画像:飛騨市ホームページ(https://www.city.hida.gifu.jp/soshiki/8/gaiyou.html)より転載

【取り組みの背景・目的】岐阜県飛騨市(以下

飛騨市)は、岐阜県の最北端に位置し、平成16年に合併により誕生した人口22,000人の小規模な市です。人口減少と高齢化が著しい「人口減少先進地」であり、「課題先進地」でもあります。本実証実験を実施する茂住地区は市街地から車で約20分の場所に位置し、18戸30人の集落がある地域で、この地区の医療は、飛騨市民病院が担っています。

飛騨市民病院は、医師不足の課題を抱えながらも、地域に寄り添い地域包括医療ケアを実践しています。そのため飛騨市民病院では、研修医の受入れ促進、里山ナース院内認定看護師制度、在宅復帰を前提とした地域包括ケア入院医療管理料等のさまざまな施策を行い、限られた医療資源の効率最大化に努めています。今回新たに、飛騨市と協力し茂住地区の地域住民の医療アクセス向上を目指し、オンライン診療の導入に向けた実証実験を実施する運びとなりました。

MRTはこれまでも他自治体において、山間地域をはじめとする過疎地域における医療DXを活用した地域医療体制構築を行ってまいりました。オンライン診療システムの提供に加え、医療人材プラットフォームを活用した医療人材の確保やオペレーション運営体制構築など、これまで培った知見・経験に基づき、飛騨市に最適な医療体制を構築してまいります。

【取り組みの概要】

本実証実験では、飛騨市民病院と神岡地区の地域住民をつなぐオンライン診療体制を構築します。少子高齢化の進む地域であるため、看護師が神岡地区に出向いて地域住民のそばでシステム利用や診療のサポートを行う「DtoPwithN※」の形式を用います。診療後に地域住民のかかりつけ薬局に処方箋を送信し、薬局にてオンライン服薬指導を行ったあとに薬を配送します。MRTは飛騨市民病院に医療DXシステム「Door.」を提供し、オンライン診療運営体制の構築をサポートするとともに、看護師の確保、手配も行います。

■取り組みイメージ図

※ DtoPwithN:Doctor to Patient with

Nurseの略。患者の同意の下、オンライン診療時に、患者は看護師等が側にいる状態で診療を受け、医師は診療の補助行為を看護師等に指示することで、予測された範囲内における治療行為や予測されていない新たな症状等に対する検査が看護師等を介して可能となるもの。

(出典:厚生労働省 オンライン診療の適切な実施に関する指針 平成 30 年3月(令和5年3月一部改訂))【今後の展望】

MRTはこれまで、全国約100の官公庁/自治体の事業を受託し、地域の医療課題解決のため様々な取り組みを行い、知見・経験を積んでまいりました。本実証実験では、MRTのノウハウを活かしながらアンケート調査の実施などを通して地域住民のみなさまのお声をしっかりと傾聴し、山間地域・過疎地域におけるオンライン診療サービスの可能性の拡大と質の更なる向上を図り、だれもが快適に医療にアクセスできる社会の実現を目指してまいります。

【会社概要】会社名MRT株式会社 (英文表記 MRT Inc.)所在地東京本社 〒150-0041 東京都渋谷区神南1-18-2 フレーム神南坂3階設立年月日

2000年1月26日会社URL

https://medrt.co.jp/資本金

432,275千円(2023年12月31日現在)株式公開市場東証グロース市場(6034)従業員数175名 (2023年12月末時点)グループ会社

株式会社医師のとも、MRTメディアパートナーズ株式会社、MRTスタッフィング株式会社、株式会社バリューメディカル、株式会社メディアルト、株式会社anew、Medikiki株式会社、MRT

Global Management Pte Ltd

当リリースの詳細について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000048.000058805.html

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