<「花粉症」が及ぼす影響に関する47都道府県全国調査>全国の半数以上が“花粉症持ち”であることが判明!最も多い都道府県は「静岡県」

“花粉症持ち”の約8割が症状による「仕事や勉強への支障」を実感

第一三共ヘルスケア株式会社(本社:東京都中央区)は、全国47都道府県を対象に、「花粉症」が及ぼす影響に関する調査を実施しました。

今回の調査結果を踏まえ、岸本久美子先生より「花粉症のメカニズム」から「対処法」について、第一三共ヘルスケアの花粉・アレルギー用薬開発担当

小林雅彦より「正しい薬の選び方と服用法」について解説します。 * 調査サマリー

【TOPIC1】全国の半数以上が “花粉症持ち”という事実!

“花粉症持ち”の人が最も多い都道府県調査、第1位は「静岡県」。

◆全国では、半数以上の人が“花粉症持ち”であることが判明。

“花粉症持ち”が多い都道府県、第1位は「静岡県」。74%が「花粉症を発症した経験がある」と回答。

◆スギの量が多い「東北地方」の花粉症発症率は約53%で全国平均を下回る結果に。

逆にスギの木が少ない「関東・東海地方」は上位に。

◆最も多い花粉症状、第1位「鼻水・鼻づまり」・第2位「くしゃみ」・第3位「目の充血・かゆみ」。

約5人に1人は「体のだるさ」も感じていることが明らかに。

◆花粉症が「風邪と同等またはそれ以上につらい」と感じている人は約7割。

【TOPIC2】約8割が花粉症で「仕事や勉強に支障がある」と実感。

半数は「会社や学校を休みたい」と感じた経験も。

◆花粉症で「仕事や勉強に支障がある」と回答した人は約8割。

◆花粉症で、パフォーマンスが大幅ダウン?

“花粉症持ち”の4割以上が、仕事・勉強のパフォーマンスが通常時の6割以下に低下すると回答。

◆花粉症によるパフォーマンス低下、要因の第1位は「集中力が低下する」。約7割が実感。

◆半数が花粉症により、「会社や学校に行きたくない」と感じた経験あり。

【TOPIC3】花粉症シーズンの対策、第1位は「マスクの着用」。第2~4位は「医薬品の使用」がランクイン。

◆現在行っている花粉症対策、第1位は「マスクの着用」。第2位は「鼻炎内服薬の使用」で、半数以上が服用。

【TOPIC4】そもそも“花粉症”ってどうしてなるの?医師による花粉症のメカニズム、

製薬会社の花粉・アレルギー用薬開発担当による花粉症状への対処法、徹底解説!

【解説1.】 医師・岸本久美子先生 ~花粉症に対する正しい理解と対処法~

◆“シーソー理論”って知ってる?押さえておきたい「花粉症のメカニズム」。

◆花粉症になる人とならない人の違いは「遺伝」と「環境」による?

◆睡眠不足や薬の過剰服用…花粉症によるパフォーマンスの低下が日常生活に与える影響。

◆都会は花粉症を発症しやすい? 花粉の特徴と環境が発症を左右することも。

◆花粉症にならないため・和らげるためのHOW TO解説。

【解説2.】 第一三共ヘルスケア 花粉・アレルギー用薬開発担当 ~症状別 正しい薬の選び方と服用法~

◆第一三共ヘルスケア 開発担当・小林雅彦が解説。症状別に正しく薬を使い分けるには。

◆数ある薬の中から症状に合わせて選ぶ方法と注意点。

* 【TOPIC1】全国の半数以上が “花粉症持ち”という事実!

“花粉症持ち”が最も多い都道府県調査、第1位は「静岡県」。

◆全国では、半数以上の人が“花粉症持ち”であることが判明。

“花粉症持ち”が多い都道府県、第1位は「静岡県」。74%が「花粉症を発症した経験がある」と回答。

全国47都道府県の4,700人を対象に「花粉症」に関する実態調査を実施しました。「花粉症を発症した経験」の有無について質問したところ、全体で55.1%が「花粉症を発症した経験がある」と回答し、半数以上が“花粉症持ち”であることが明らかになりました。また、都道府県別で比較すると、「静岡県」が74.0%で全国花粉症発症率第1位に《図表1》。なお、“花粉症持ち”の人数が最も少なかった都道府県は「沖縄県」(23.0%)でした。

◆スギの量が多い「東北地方」の花粉症発症率は約53%で、全国平均を下回る結果に。

逆にスギの木が少ない「関東・東海地方」は上位に。

さらに、日本列島を9つのエリアに分類し、地方別の花粉症の発症率と引き起こす要因として最も多いスギの植林面積を比較してみると、植林面積が最も広い※「東北地方」の発症率は約53%(52.7%)と、意外にも全国平均(55.1%)を下回る結果に。一方、スギの植林面積が「東北地方」の3分の1程度と全国的に見ても狭い「東海地方」や「関東地方」などは花粉症発症率が6割を超え、全国の中でも発症率が高いことが明らかになりました《図表2》。

※環境省「花粉症環境保健マニュアル2022」地域別スギ林面積

◆最も多い花粉症状、第1位「鼻水・鼻づまり」・第2位「くしゃみ」・第3位「目の充血・かゆみ」。

約5人に1人は「体のだるさ」も感じていることが明らかに。

実際に花粉症状として最も多い回答は「鼻水・鼻づまり」となり、9割以上(93.2%)が同じ症状を抱えていることが分かりました。また、「くしゃみ」(82.0%)や「目の充血・かゆみ」(66.8%)といった症状も上位に入り、花粉症の代表的な症状であることが分かりました。さらに、約5人に1人(19.9%)が「体のだるさ」も感じており、花粉症による影響が、鼻炎や目の炎症だけでなく、体全体の健康状態を左右することがうかがえます《図表3》。

◆花粉症が「風邪と同等またはそれ以上につらい」と感じている人は約7割。

花粉症状は、「鼻水」や「くしゃみ」のイメージが強く、軽いアレルギー反応と思われるケースも多いかもしれません。しかし、実際に“花粉症持ち”の人を対象に、風邪を基準として花粉症のつらさの度合いについて質問したところ、「風邪と同様のつらさを感じる」(37.2%)、「風邪よりも花粉症の方がつらさを感じる」(29.6%)と回答した人が全体の約7割(66.8%)に上りました。花粉症により、風邪と同等、またはそれ以上の「体調不良」を感じている人が多いことが明らかとなりました《図表4》。

【コラム】 花粉症の人が注意すべき特定の食べ物があるって知ってる?

正しい理解で思わぬアレルギーを予防しよう

花粉症持ちの人が“食物アレルギーになりやすい”かというと、厳密にはそういう訳ではありません。花粉症とアレルギーとの関係は、大きく2つに分けて説明できます。花粉症だからといって他のアレルギーを発症するかも…と不安に思わず、正しい理解で症状を見極めることが大切です。

1.特定の食べ物で反応する口腔アレルギー症候群

花粉症持ちの人が、特定の果物や野菜などを食べた後に、口や喉などに何らかのアレルギー反応を引き起こすことを「口腔アレルギー」といいます。例えば柑橘系の果物などは、アレルギーのもとになるたんぱく質が、スギやヒノキ属の花粉ととても似ていることから、重篤な症状は出にくいものの、生で食べたときに喉がイガイガしてしまう症例も多いです。このような症状が出たときに、実際に採血してみると口腔アレルギー症候群であることが分かったり、意外と気づかなかった食物アレルギーが明らかになったりすることも。

スギやブタクサ、イネなど花粉症の要因となる花粉は様々ですが、自分が反応する植物と同じ科の食べ物だと、何らかのアレルギー反応がでやすい傾向にあります。ですが、症状が人によって異なるため、好き嫌いによるものと勘違いしてしまうことも…。無理に食べたり、食べさせるのではなく、気になるときは病院で検査をすることも大切です。

2.アレルギー体質の人は色んなアレルギーを引き起こしやすい

そもそも、もともとアレルギー体質の人は、色んなアレルギーのバランスが傾いており、花粉症に限らず様々な疾患を引き起こしやすい体質といえます。また、空気中に舞うハウスダストの中には、花粉だけでなくチリや埃をはじめ、生活の中で巻き込んでいる小麦など食物アレルギー反応を起こす可能性のある物質がいろいろ含まれています。そのため、皮膚が荒れていたり、体調が万全でないときにこれらの物質に触れてしまったり、吸い込んでしまうことで、アレルギー反応を起こしてしまうこともあり得ます。

* 【TOPIC2】約8割が花粉症で「仕事や勉強に支障がある」と実感。

半数は「会社や学校を休みたい」と感じた経験も。

◆花粉症で「仕事や勉強に支障がある」と回答した人は約8割。

続いて、花粉症が日常生活に与える影響について調査をしました。“花粉症持ち”の人に「花粉症による仕事や勉強への影響(支障)」の有無について質問したところ、「ある(とてもある+まあある)」と回答した人が約8割(78.2%)となり、大多数の人が花粉症によって日常生活への支障を感じていることが分かりました《図表5》。

◆花粉症で、パフォーマンスが大幅ダウン?

“花粉症持ち”の4割以上が、仕事・勉強のパフォーマンスが通常時の6割以下に低下すると回答。

また、「花粉症により仕事や勉強に支障がある(とてもある+まあある)」と回答した人に、通常時と花粉症発症時でのパフォーマンスの違いについて聞きました。花粉症によって仕事・勉強へのパフォーマンスが通常時の6割以下に落ち込むと感じている人が、4割以上(43.4%)という結果になりました。花粉症により、大きくパフォーマンスが下がり、勉強や仕事などの日常生活に大きな影響を与えていることが分かります《図表6》。

◆花粉症によるパフォーマンス低下、要因の第1位は「集中力が低下する」。約7割が実感。

さらに、花粉症によるパフォーマンスの低下を引き起こす要因として、最も多い回答は「集中力が低下する」(69.1%)でした。次いで、花粉症状の中でも代表的な「鼻水や咳が気になる」(50.0%)や「鼻水をかむ時間を取られる」(46.9%)といった要因があがりました《図表7》。

花粉症がもたらす様々な症状が、集中すべきタイミングで障害となり、パフォーマンスの度合いに大きく影響してしまっていることが分かります。

◆半数が花粉症により、「会社や学校に行きたくない」と感じた経験あり。

つらい症状やそれを要因としたパフォーマンスの低下など、あらゆる影響をもたらす花粉症によって、「会社や学校に行きたくないと感じたことがある(とてもある+まあある)」と回答した人は、半数(50.2%)に上る結果となりました《図表8》。

* 【TOPIC3】花粉症シーズンの対策、第1位は「マスクの着用」。

第2~4位は「医薬品の使用」がランクイン。

◆現在行っている花粉症対策、第1位は「マスクの着用」。第2位は「鼻炎内服薬の使用」で、半数以上が服用。

次に、“花粉症持ち”の人が実際に行っている対策について聞いたところ、第1位は「マスクの着用」(73.9%)で、7割以上が行っている最も多い対策方法であることが分かりました。

続いて第2位は、半数以上が回答した「鼻炎内服薬の服用」(51.5%)。その他、「点眼薬の使用」(45.5%)、「点鼻薬の使用」(29.0%)など、医薬品の使用が対策方法の上位にランクインし、多くの花粉症経験者が花粉症状の緩和に医薬品を使用していることが分かりました《図表9》。

* 【TOPIC4】そもそも“花粉症”ってどうしてなるの?医師による花粉症のメカニズム、

製薬会社の花粉・アレルギー用薬開発担当による花粉症状への対処法、徹底解説!

【解説1.】 医師・岸本久美子先生 ~花粉症に対する正しい理解と対処法~

◆“シーソー理論”って知ってる?押さえておきたい「花粉症のメカニズム」。

異物が体に入ってきたときに抗体を作って排除するという体が元々持つ防衛機能を「免疫」といいます。異物として入ってきた花粉を排除しようと過度に攻撃することで、体にさまざまな症状が起こり、花粉症を発症するのです。花粉症といえば“コップ理論”が有名ですが、他にも複数のメカニズムが関わっているといわれており、中でも最近有名なのが“シーソー理論”です。免疫力のバランスをシーソーの原理に例えたもので、

細菌やウイルスに対抗する免疫力よりも、花粉などのアレルギーに対抗する免疫力の負担が大きくなる

ことで2つの免疫のバランスが崩れ、アレルギー症状が引き起こされてしまいます。

◆花粉症になる人とならない人の違いは「遺伝」と「環境」による?

花粉症になる人とならない人の違いは、元々の「遺伝的な要因」と「環境要因」の違いの2つが挙げられます。遺伝的な要因では、

アレルギー体質が強い人は花粉症に限らず様々なアレルギーを引き起こしやすいといえます。また、環境要因では、

住んでいる地域・家の中の環境によって花粉に接する機会が多いほど、発症の可能性が高くなります

。さらに、幼少期に発症したアレルギー症状を放置するとどんどん進行して、結果的に花粉症や気管支喘息などの症状につながってしまうこともあります。アレルギー対処のリテラシーを高くもち、小さい頃からスキンケアなどを徹底することで、他のアレルギー疾患の発症を比較的抑えることができるといえます。

◆都会は花粉症を発症しやすい? 花粉の特徴と環境が発症を左右することも。

環境はとても重要です。花粉の粒子は通常30㎛で比較的大きいのですが、それが割れることにより、中からたんぱく質などの強い成分が放出されて、症状も強くなってしまいます。特にスギの花粉は割れやすい特徴があるため、今回の調査でも明らかになっているとおり、スギの量は多くないものの花粉症の発症率が比較的高い東海・関東地方のように、

都会でアスファルト量が多いと考えられるエリアだと、花粉が地面に落ちて割れやすく、さらに風で舞いやすいのです。

◆睡眠不足や薬の過剰服用…花粉症によるパフォーマンスの低下が日常生活に与える影響。

花粉症の症状の中でも、意外にも相談を多く受けるお悩みは、“睡眠不足による日中のパフォーマンスの低下”

です。家の中に持ち込まれた花粉によってい鼻づまりが起こり、呼吸がしにくく睡眠に影響が出ることもあります。特に子どもは、寝不足に気づけないため、日中、過度に興奮したり逆におとなしくなったり、

一見花粉症とは関係なさそうな行動

を引き起こし、ADHDと勘違いされてしまうような事態もあり得ます。他にも、花粉症でない人に症状のつらさを理解してもらえなかったり、風邪などと間違われたりする、また運転などへの影響を懸念して正しい薬の量を飲まずに悪化してしまうなど、日常生活への影響も大きいといえます。

◆花粉症にならないため・和らげるためのHOW TO解説。

他のアレルギー症状を放置せず、しっかりコントロールすることが重要。子どもには幼少期から丁寧にスキンケア

をしてあげることも発症率を下げることにつながります。また、花粉に物理的に触れないようにするために、

自宅のカーペットの掃除や空気清浄機の設置など、住環境の見直しも必要

です。さらに、風邪など他の原因で鼻や喉などが荒れている際、粘液に花粉が溶け込んでしまうと新たに花粉症を発症してしまう恐れもあるため、風邪症状にもしっかり対処しましょう。

そして、症状を和らげるためには、花粉飛散の1~2週間前から通院、または早期から市販薬の抗ヒスタミン薬などの使用を開始して、飛散が終わるまで継続することが最も大切

です。中には何を選んでいいか分からずに、間違った薬(風邪薬など)や規定以上の量を飲んでしまう人もいます。どのようなタイプの花粉症かを見極め、適正使用を心掛けましょう。

鼻炎内服薬のほかに、点鼻薬や点眼薬を併用することで症状が緩和されることもあります。

医師 岸本久美子先生(ハピコワクリニック五反田 院長)

医療法人社団ハピコワ会理事長、ハピコワクリニック五反田院長。2007年東邦大学医学部卒業。2018年にハピコワクリニック五反田を開業。2022年に医療法人社団ハピコワ会を設立。2023年に初の分院となる田町三田駅前内科・呼吸器内科・アレルギー科クリニックを開設、統括院長に就任。呼吸器専門医、アレルギー専門医、総合内科専門医、2023年グロービス経営大学院修了。

【解説2.】 第一三共ヘルスケア 花粉・アレルギー用薬開発担当 ~症状別 正しい薬の選び方と服用法~

◆花粉・アレルギー用薬開発担当が解説。症状別に正しく薬を使い分けるには。

花粉症は、鼻水・鼻づまり、目のかゆみが代表的な症状です。これらの症状が強く出ることにより、集中力の低下にもつながるといえます。花粉が飛散し始め、症状が重くなる前の軽度な状態から早めにかつ継続して適切な医薬品を使って対策することが、症状を抑えるポイントです。医薬品の中でも、“花粉症持ち”の人が多く服用している内服薬ですが、症状がつらい場合には、内服薬に加えて鼻や目など局所の症状に効く点鼻薬や点眼薬を併用できるので、活用してみてください。

他にも調査内では、体の症状だけでなく「パフォーマンスの低下」を感じたり、会社や学校を休みたいと感じている人も一定数いることが明らかになっています。薬を正しく選んで服用することによって、症状の緩和だけでなく日常のQOL向上にもつながってほしいと思います。

◆数ある薬の中から症状に合わせて選ぶ方法と注意点。

事前に症状の重さやつらいことが想定できている人には、内服薬のほかにステロイド点鼻薬を併用することがおすすめです。速効性はないものの症状が出始めたらすぐに継続して使うことで症状の悪化を抑えられます。また、花粉飛散のピークで症状がつらく、今すぐ抑えたいという人には、抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤に加えて血管収縮剤を配合した点鼻薬へ一時的に切り替えることもおすすめします。鼻粘膜の腫れを抑え、鼻づまりに速効性があります。

また、点鼻薬と点眼薬の併用も可能なので、目のかゆみがある場合は一緒に点眼薬をお使いになることをおすすめします。一方で、長期連用は副作用を引き起こす可能性があるため、用法用量を守って正しく使用してください。また、点鼻薬同士や点眼薬同士の併用はできないので、必ず症状に合わせて、選んで使い分けることが、対策のカギといえます。

第一三共ヘルスケア ブランド推進本部 OTC推進部 開発グループ 小林雅彦氏

第一三共ヘルスケア入社後、研究センターに配属され、研究担当者としてエージーアレルカットブランド等の製品の処方設計や品質確保の業務に従事した後、現在は開発担当者として製品開発全般に携わる。

―調査概要―

■調査名:「花粉症に関する全国調査」

■実施期間:2023年12月6日(水)~11日(月)

■調査委託先:楽天インサイト

■調査方法:インターネット調査

■調査対象:全国20代~60代男女4,700人(都道府県別・性年代均等割付)

※図表の構成比(%)は小数点第2位以下を四捨五入しています。

* 第一三共ヘルスケアについて

第一三共ヘルスケアは、第一三共グループ*の企業理念にある「多様な医療ニーズに応える医薬品を提供する」という考えのもと、生活者自ら選択し、購入できるOTC医薬品の事業を展開しています。

現在、OTC医薬品にとどまらず、機能性スキンケア・オーラルケア・食品へと事業領域を拡張し、コーポレートスローガン「Fit for You

健やかなライフスタイルをつくるパートナーへ」を掲げ、その実現に向けて取り組んでいます。

こうした事業を通じて、自分自身で健康を守り対処する「セルフケア」を推進し、誰もがより健康で美しくあり続けることのできる社会の実現に貢献します。

※第一三共グループは、イノベーティブ医薬品(新薬)・ジェネリック医薬品・ワクチン・OTC医薬品の事業を展開しています。

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