岩崎夏海『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『イノベーションと企業家精神』を読んだら』(新潮文庫)6月26日発売

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株式会社新潮社 プレスリリース:2024年06月26日 報道関係者各位

岩崎夏海『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『イノベーションと企業家精神』を読んだら』(新潮文庫)6月26日発売

【累計300万部突破!】大ベストセラー『もしドラ』の第2弾『もしイノ』待望の文庫化! 売れているのにはワケがある! 永遠のベストセラー『もしドラ』ふたたび!

熾烈な競争社会を生き抜くイノベーションを引き起こす力は「居場所」だった――。■すべての組織で今すぐ役立つ、永遠のベストセラー『もしドラ』ふたたび!

私立浅川学園一年、岡野夢はベストセラー『もしドラ』と出会い、決意した。ドラッカーの『イノベーションと企業家精神』を読んで、「競争しなくても勝てる」まったく新しい野球部をゼロから創り、甲子園出場を目指すのだ!

新設野球部はベンチャー企業と同じ、主役は選手ではなくマネージャー!? 熾烈な現代社会を組織が生き抜くために真に必要なイノベーションの秘密は「居場所」づくり!?

面白くていますぐ役に立つ、青春物語。文庫化にあたり「文庫版あとがき」を増補!

岩崎夏海『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『イノベーションと企業家精神』を読んだら』書影■本文より「『イノベーションと企業家精神』?」

「そう。この本を、私たちの参考書にしようと思って」「でも、どうしてこの本なの?」

「『もしドラ』を読んだ後、文乃先生のところに行って、こう尋ねたの。『マネジメント』の次は、何を読んだらいいですか?――って。文乃先生が言うには、これからはますますイノベーションの時代になるだろうって。だから、この本の重要性が増すって」

「どうしてイノベーションの重要性が高まるの?」

「なぜなら、イノベーションこそ、競争社会を生き抜くための最良の手段だからよ。文乃先生はこう言ったの。『イノベーションとは、競争をしないことである』って」

「競争をしないことが、競争社会を生き抜く手段か……」「それで、そのイノベーションはどうすれば実現できるの?」

「その方法について詳しく書いてあるのが、この『イノベーションと企業家精神』というわけです。だからそれは、これからみんなで勉強していけたらな――って」

「よし分かった。じゃあ、まずはみんなでこの本を読むことから始めてみよう!」

そうして三人は、それぞれ『イノベーションと企業家精神』を読んでくることを宿題とし、この日は別れたのだった。(第一章より抜粋)

■著者紹介:岩崎夏海(いわさき・なつみ)

1968(昭和43)年生れ。東京都日野市出身。東京芸術大学建築科卒。大学卒業後、作詞家の秋元康氏に師事。放送作家として『とんねるずのみなさんのおかげです』『ダウンタウンのごっつええ感じ』等、テレビ番組の制作に参加。アイドルグループAKB48のプロデュースなどにも携わる。著書に、『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』『エースの系譜』などがある。

■書誌情報【書名】もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『イノベーションと企業家精神』を読んだら(新潮文庫刊)【著者】岩崎夏海

【発売日】2024年6月26日【定価】825円(税込)【ISBN】978-4-10-120222-X 当リリースの詳細について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001536.000047877.html

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