新刊『出島組織というやり方 はみ出して、新しい価値を生む』閉塞感を打ち破る変革のヒント集

はみ出して、新しい価値を生む』閉塞感を打ち破る変革のヒント集 株式会社翔泳社(本社:東京都新宿区舟町5、社長:佐々木幹夫)は、書籍『出島組織というやり方

はみ出して、新しい価値を生む』を2024年2月21日に発売します。本書は、「出島組織」という様々な組織にある変革専門チームの実践知を紹介した1冊です。

江戸時代も21世紀も、新しいことは辺境から生まれる

変化が激しく先行きが不透明な時代だからこそ、企業は既存事業と並行し、新しいビジネスを生み出すことを求められています。しかし実際には、新規事業開発やDXの目的で立ち上げた部署やプロジェクトが、既存事業との軋轢や古い慣習などのせいでうまく機能できていないという声も聞かれます。新しいビジネスモデルを生み出し、組織を変革するためには、どのように取り組みが必要なのでしょうか。

本書は、江戸時代の海外貿易の拠点として長崎に設けられた「出島」のように、本体組織から何かしらの形ではみ出して新しい価値を生む変革専門チーム「出島組織」の取り組みをまとめた本です。本体組織から切り離すことで、利益や数値目標に過度にしばられずにチャレンジングな活動を展開できるのが、出島組織ならではの特徴です。

2022年と2023年にさまざまなの組織の出島が集まり、長崎県の出島で開かれた2回の「出島組織サミット」のセッションをベースに再度大幅なインタビューを行い、20のチームの実践知を9つのタイプにわけて紹介します。ハウス食品、JR東日本スタートアップ、ONE、みんなの銀行、東京都庁、北海道大学、パーソルキャリアなど、出島組織の成果を本体組織へうまく還元したチームから変革を実行に導くヒントを学んでみませんか。

■書籍概要

『出島組織というやり方 はみ出して、新しい価値を生む』

著者:倉成 英俊、鳥巣 智行、中村 直史

発売日:2024年2月21日

定価:1,980円(本体1,800円+税10%)

仕様:A5・288ページ

https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798179674

全国の書店、ネット書店などでご購入いただけます

・翔泳社の通販 SEshop:

https://www.seshop.com/product/detail/26019

・Amazon:

https://www.amazon.co.jp/dp/4798179671

■目次概要

1 新規事業部タイプ

1-1 野村不動産 TOMORE zero

1-2 ハウス食品 食品事業四部

1-3 電通Bチーム

2 新会社タイプ

2-1 ONE

2-2 みんなの銀行

3 外部連携タイプ

3-1 JR東日本スタートアップ

3-2 Calbee Future Labo

4 研究所・総研タイプ

4-1 ヨコク研究所

4-2 よき生活研究所

コラム 長崎市学芸員による紙上出島ガイド

5 集合体形成タイプ

5-1 Plug and Play Japan

5-2 104 consortium

6 自治体タイプ

6-1 東京都庁 スタートアップ・国際金融都市戦略室

6-2 佐賀県庁 さがデザイン

7 大学タイプ

7-1 関西大学梅田キャンパス

7-2 北海道大学 CoSTEP

8 伝統工芸タイプ

8-1 224 porcelain

8-2 細尾スタディーズ

9 ひとり出島タイプ

9-1 三石原士・仲山進也・原田宏子

■著者紹介

倉成英俊

株式会社クリエーティブプロジェクトベース代表取締役/出島組織サミット実行委員会副会長

1975年佐賀県生まれ。子供の頃の将来の夢は発明家。電通入社、クリエーティブ局に所属し、多数の広告を制作の後、広告スキルを超拡大応用し、各社の新規事業創出支援や、APEC

JAPAN

2010、東京モーターショー2011他、様々なジャンルのプロジェクトをリードする。2014年、本業以外に個人的な側面(B面)を持つ社員で「電通Bチーム」を組織。2015年には「アクティブラーニングこんなのどうだろう研究所」をスタート。2020年プロジェクト専門会社Creative

Project Baseを創業。著書に『伝説の授業採集』(宣伝会議、2022)他。

鳥巣智行

株式会社Better代表取締役/出島組織サミット実行委員会会長

1983年長崎県生まれ。電通入社後コピーライターとして広告やキャンペーンの企画に従事。2014年から電通Bチームに所属。2019年から長崎市の広報戦略アドバイザーとして長崎市に深く関わるようになったことがきっかけで、2021年に独立し長崎でBetterをスタート。「社会をより良くしたい」と考える企業のブランディングなどに取り組むほか、修学旅行生やインバウンド旅行客を対象にした体験型学習プログラムを提供する「Peace

Education Lab Nagasaki」を立ち上げるなど、長崎の資産をいかした新事業にも取り組んでいる。

中村直史

株式会社五島列島なかむらただし社代表取締役/出島組織サミット実行委員会監事

1973年長崎県五島市生まれ。電通入社後コピーライターとして数多くの広告制作に携わる。2016年独立後、五島列島なかむらただし社設立。「価値を再発見して、みんなのものにする」をモットーに企業や自治体の価値の言語化に取り組んでいる。近年の仕事にYAMAP「地球とつながるよろこび」/

BORDERLESS JAPAN「SWITCH to HOPE」/ Ocean Network Express「AS ONE, WE CAN」/

長崎県「長崎ハーモニー」/ 五島つばき蒸溜所「西の果て、祈りの島より。GOTOGIN」など。

翔泳社

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