NHKブックス『「和歌所」の鎌倉時代 勅撰集はいかに編纂され、なぜ続いたか』が発売。謎に包まれた「和歌所」が明かす、中世日本の政治と文学とは?

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株式会社NHK出版 プレスリリース:2024年06月25日 報道関係者各位 NHKブックス『「和歌所」の鎌倉時代

勅撰集はいかに編纂され、なぜ続いたか』が発売。謎に包まれた「和歌所」が明かす、中世日本の政治と文学とは?

500年以上続いた未曾有の国家事業、勅撰和歌集の知られざる歴史を紐解く

NHKブックス『「和歌所」の鎌倉時代 勅撰集はいかに編纂され、なぜ続いたか』が6月25日に発売されました。

天皇の命を受けて編纂された歌集、勅撰和歌集は、乱世のなか500年以上にわたって生み出されてきました。古今和歌集をはじめ、初期の勅撰集に注目が集まりがちですが、勅撰和歌集が権威を持つようになったのは鎌倉時代以降のことです。本書では、鎌倉時代の勅撰集がいかに編纂されたかを新史料も交えてつぶさに描き出し、単なる文学史を超えた、和歌と政治の相互補完関係という中世の特質に迫ります。

【目次】はじめに序章 和歌所とその源流第一章 開闔・源家長と歌人たち 新古今和歌集第二章 撰者の日常 新勅撰和歌集第三章 創られる伝統 続後撰和歌集第四章

東西の交渉と新しい試み 続古今和歌集第五章 和歌所を支える門弟 続拾遺和歌集第六章 打聞と二条家和歌所 永仁勅撰企画・新後撰和歌集第七章 おそろしの集

玉葉和歌集第八章 法皇の長歌 続千載和歌集第九章 倒幕前夜の歌壇 続後拾遺和歌集【著者】小川 剛生 (おがわ・たけお)

1971年、東京都生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程退学(2000年学位取得)。現在、慶應義塾大学教授。専門は中世文学・和歌文学。著書に『中世和歌史の研究

撰歌と歌人社会』(塙書房)、『武士はなぜ歌を詠むか-鎌倉将軍から戦国大名まで』(KADOKAWA)、『兼好法師

徒然草に記されなかった真実』(中公新書)、『二条良基』(吉川弘文館)など多数。【商品情報】

「和歌所」の鎌倉時代 勅撰集はいかに編纂され、なぜ続いたか小川剛生 著2024年6月25日発売ISBN978-4-14-091285-0定価1,980円(税込)

320ページECサイト:

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