日本生命保険相互会社との資本業務提携に関するお知らせ

2024年3月13日

株式会社バリューＨＲ（代表取締役社長藤田

美智雄、本社：東京都渋谷区、以下「当社」）は、2024年3月13日開催の取締役会において、日本生命保険相互会社（本社：大阪府大阪市、代表取締役社長：清水

博、以下「日本生命」）と資本業務提携契約（以下「本提携」）を締結することを決議いたしましたので、お知らせいたします。 * 目的および内容

日本生命は、生命保険会社として広範な顧客基盤を有するだけでなく、企業や保険者（健康保険組合・自治体）の健康増進を支援するヘルスケア事業を展開しています。

当社は、「健康情報のデジタル化と健康管理のインフラ企業」を事業ビジョンに、独自に開発した健康管理プラットフォーム「バリューカフェテリア(R)システム」を企業の健康管理システム及び健康保険組合（以下「健保」）の保健事業支援システムとして提供し、200万人以上が利用しています。また、健診代行機関および保健指導機関として、全国3,600を超える医療機関とのネットワークを有し、健診予約、健診結果管理、特定保健指導サービスを提供し、多数の実績とノウハウを有しています。さらに、一人ひとりの健康を見える化することで、健康の保持・増進に貢献しています。

本提携により当社は、日本生命と協働して、同社の法人顧客である各地域の地方自治体をはじめとした保険者、企業に当社の健康管理プラットフォームを活用したヘルスケアサービスを強化します。これにより、一人ひとりの健康リテラシーを向上させ、健常者が健康を維持・増進できる仕組みを提供してまいります。

また、当プラットフォームを活用した生涯健康管理・健康行動支援サービス（PHRプラットフォーム※1）の普及を通じて、若年から中年・老後に至るまで、未病・予防や予後・介護の状態も含めたあらゆる健康データの管理・可視化を支援し、一人ひとりのQOL（Quality

life／生活の質）の向上を目指します。同時に、未病・予防領域において、両社が有する豊富な知識や資源を結集し、企業の健康経営※2や福利厚生の支援に加え、保険者（健康保険組合・自治体）のデータヘルス計画※3やコラボヘルス※4の推進を行ってまいります。

今後、両社は未病・予防領域を包括的にカバーし、企業や健康保険組合等の持続的な発展およびウェルビーイングの向上を目指したサービス提供・開発に取り組んでまいります。これにより、一人ひとりが自ら健康データを管理できるPHR社会の実現と健康寿命の延伸に貢献してまいります。

※1 国民一人ひとりが一生涯のあらゆる健康データを管理し、本人が主体的に健康に関する意思決定を行うためのプラットフォーム。PHRはPersonal Health

Recordの略。

※2 「健康経営(R)」はNPO法人健康経営研究会の登録商標です。

※3 各保険者が健康診断結果やレセプト等データの分析に基づき、効率的・効果的な保健事業を実施する取り組み。

※4 保険者と企業が積極的に連携し、予防・健康づくりを効率的・効果的に実行すること。

* 日本生命と当社は、以下のような商品やサービスの協業を進めてまいります。

⑴ 双方顧客基盤の拡大

１.