コロナ禍が落ち着いた今、「未来志向」の経営者・管理職が増えている!? 2023年下半期「TOPPOINT大賞」を発表!
1世代後の世界経済を、膨大なファクトと豊富な知見に基づき予測した『2050年の世界』が、2023年下半期の"ベストビジネス書"に選出!
2023年下半期「TOPPOINT大賞」ベスト10冊
新刊ビジネス書情報誌『TOPPOINT(トップポイント)』を発行する、株式会社パーソナルブレーン(本社:京都市中京区、代表:橋本忠明)は、1万名以上の定期購読者を対象とした読者アンケートを行い、2023年下半期のベストビジネス書、「TOPPOINT大賞」(第39回)を決定いたしました。大賞作品&ベスト10冊を以下の通り、発表いたします。
特設ページはこちら ⇒https://www.toppoint.jp/bestbook/announcement/23l
■大賞は『2050年の世界――見えない未来の考え方』
【大賞】『2050年の世界――見えない未来の考え方』
第39回「TOPPOINT大賞」に輝いたのは、『2050年の世界――見えない未来の考え方』(ヘイミシュ・マクレイ 著/日経BP・日本経済新聞出版)です。
著者のヘイミシュ・マクレイ氏は英インディペンデント紙経済コメンテーターを務める、英国屈指のジャーナリストです。『2050年の世界――見えない未来の考え方』では、化石燃料への依存は縮小し、米中関係は悪化、国際貿易の拡大に歯止めがかかるなど、「2050年の世界」を大胆に予測。1世代後の世界経済を、膨大なファクトと豊富な知見に基づき、照らし出しています。
2023年下半期「TOPPOINT大賞」ベスト10冊(一覧)
大賞『2050年の世界――見えない未来の考え方』ヘイミシュ・マクレイ 著/日経BP・日本経済新聞出版2位『グッド・ライフ 幸せになるのに、遅すぎることはない』
ロバート・ウォールディンガー/マーク・シュルツ 著/辰巳出版3位『CFO思考――日本企業最大の「欠落」とその処方箋』徳成旨亮 著/ダイヤモンド社4位『教養を磨く
宇宙論、歴史観から、話術、人間力まで』田坂広志 著/光文社(光文社新書)5位『科学と資本主義の未来 〈せめぎ合いの時代〉を超えて』広井良典 著/東洋経済新報社
6位『JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則』ニック・マジューリ 著/ダイヤモンド社7位『消齢化社会
年齢による違いが消えていく! 生き方、社会、ビジネスの未来予測』博報堂生活総合研究所 著/集英社インターナショナル(インターナショナル新書)8位
『インド―グローバル・サウスの超大国』近藤正規 著/中央公論新社(中公新書)9位『理念経営2.0――会社の「理想と戦略」をつなぐ7つのステップ』佐宗邦威
著/ダイヤモンド社10位『資本主義は私たちをなぜ幸せにしないのか』ナンシー・フレイザー 著/筑摩書房(ちくま新書)
第2位
第3位
第4位
第5位
第6位
第7位
第8位
第9位
第10位
■
「未来志向」の経営者・管理職が増えている?
第2位は、ハーバード大学医学大学院の精神医学教授であるロバート・ウォールディンガー氏らが、幸せになるためのカギを説いた『グッド・ライフ
幸せになるのに、遅すぎることはない』(ロバート・ウォールディンガー/マーク・シュルツ 著/辰巳出版)
です。ハーバード大学の80余年にわたる科学的研究によれば、幸福の決め手は「よい人間関係」。すなわち、自分をとりまく人間関係を把握し、大切な人とよい関係を築くことだといいます。本書は、その重要性を説き、具体的な方法をアドバイスしています。
そして第3位には『CFO思考――日本企業最大の「欠落」とその処方箋』(徳成旨亮 著/ダイヤモンド社)
が選ばれました。世界の投資家から4年連続「ベストCFO(最高財務責任者)」に選出された著者が、CFOに求められる思考の真髄を、実体験を交えながらわかりやすく解説しています。
『TOPPOINT』の購読者は、約半数が経営者層、6割以上がマネジメント層です。今回ベスト10冊にランクインした書籍を見ると、新型コロナウイルス感染症への脅威がひと段落したためか、ビジネスリーダー層の関心が
目の前の課題解決から「未来志向」へ
と変わりつつあるように感じられます。今後、人々の暮らしは、また世界はどう変わっていくのか。その際、企業を率いるものとして、また個人として何を目指すべきか ――
。こうした疑問や悩みを解決する上で参考になる書籍、また、未来に対する積極的な思考を説いた書籍が、経営者・管理職を中心としたビジネスパーソンの支持を集めたことがうかがえます。
■編集担当者の受賞コメント
今回の「TOPPOINT大賞」受賞にあたり、『2050年の世界――見えない未来の考え方』の編集担当者である宮崎志乃様(日経BP)からコメントを頂戴しております。
内容は、以下の通りです。
この度は栄えある「TOPPOINT大賞」に『2050年の世界』をご選出いただき、深く御礼申し上げます。2050年の世界はどんな様相を呈しているでしょうか?
この本では欧州を代表するジャーナリストのヘイミシュ・マクレイ氏が、膨大なファクトと深い洞察をもとに、人口動態、エネルギーと環境、ビジネスと経済、テクノロジー、民主主義という5つの要素から、私たちが知りたいその先の未来を大胆に予測します。
数多の未来予測系の本が悲観的な未来を示しているのに対し、本書は一貫してポジティブな未来像を示していることが最大の特徴です。
ビジネスや投資などの観点で30年後の世界の動きを知りたい方、日本の未来像に関心のある方、そして自分の将来を真剣に考えたい若い方にも、是非ご活用いただきたい一冊です。
■著者 ヘイミシュ・マクレイ氏の略歴
英インディペンデント紙経済コメンテーター。メール・オン・サンデー紙に経済・金融に関するコラムを執筆。英国プレスアワードの年間最優秀ビジネス・ファイナンス・ジャーナリスト賞など多くの賞を受賞。主な著書に『2020年
地球規模経済の時代』(アスキー)など。
■『2050年の世界――見えない未来の考え方』に投票した読者のコメント(抜粋)
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30年前、今の世界を人間はどこまで想像できていたか。そう考えると、未来は今予想できないことがたくさんあるのではないか。では読む意味はないのか。そうとも言えない。可能性のある出来事を少しでも知っておくと、未来のイメージがわく。この手の本はそんな気持ちで読んでいる。(60代・男性)
*
変化をもたらす5つの力のうち、資源と環境のリスクが一番気になった。資源の奪い合いになれば、環境問題がそっちのけになることがウクライナのことでよくわかったから。(60代・男性)
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欧米や中国のことは他の本でも書いているが、そのほかの国まで詳しく説明しているところが勉強になった。(60代・男性)
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2050年の世界をシリアスに予測している。自分としてはあまり悲観的にならないようにしておきたいと思っている。(50代・男性)
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30年後には60代になっているが、仕事がどうなるのか不安に思う。2050年のこの本の前向きな考え方を支持します。(30代・男性)
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未来のリスクを考えるのに参考になりました。(40代・女性)
■「TOPPOINT大賞」とは
「TOPPOINT大賞」とは、新刊ビジネス書情報誌『TOPPOINT』が、読者アンケートによって半年ごとの「ベストビジネス書」を決定するものです。2004年より前身の「読者が選ぶベストブック」を開始し、今回で通算39回目の開催となります。
アンケートは、ビジネスリーダーを中心とする1万名以上の『TOPPOINT』読者を対象とし、半年間で紹介した書籍60冊の中から「ベスト3」を選んでいただく形で実施します。1位3点、2位2点、3位1点として集計し、総得点1位の書籍を「TOPPOINT大賞」として選定。併せて、得点順に上位10冊を選出します。今回は、本誌2023年7月号~12月号の紹介書籍を対象とし、11月24日(金)から12月15日(金)までを投票期間としました。
■「TOPPOINT大賞」決定に合わせた書店店頭フェアの開催
本賞の決定に伴い、丸善ジュンク堂書店・文教堂・未来屋書店の主要大型店50店舗にて「TOPPOINT大賞受賞書籍フェア」を開催いたします。
フェアでは、ベスト10冊に選ばれた各書籍を、その書籍の読みどころや読者のコメントを記したPOPと並べて展開。また、本賞の概要を紹介した小冊子(無料)も配布します。開催期間は、2月1日(木)より1ヶ月間の予定です。
ジュンク堂書店 池袋本店(前回のフェアの様子)
MARUZEN 博多店(前回のフェアの様子)
文教堂 溝ノ口本店(前回のフェアの様子)
未来屋書店 新瑞橋店(前回のフェアの様子)
■新刊ビジネス書情報誌『TOPPOINT』とは
『TOPPOINT』は、毎月数多く出版されるビジネス関連の新刊書の中から、「一読の価値ある本」を厳選し、その要約を紹介する月刊誌です。毎月、100冊前後のビジネス関連の新刊書を熟読、その中でも特に「内容が斬新」「アイデアに溢れた」10冊を厳選し、その要約を紹介します。1987年の創刊以来30年以上にわたり、第一線のビジネスリーダーを中心に購読されています。
当リリースの詳細について
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000031087.html
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