NTT健康保険組合にてアイスリーメディカルの双方向リモートリハビリ・運動療法サービス「スマリハPRO‐糖尿病の重症化予防・改善プログラム‐」のトライアル導入を開始。

2024年1月12日

株式会社アイスリーメディカルは（本社：東京都品川区、代表取締役：久保田明史、以下「当社」）は、NTT健康保険組合に対し、双方向リモートリハビリ・運動療法サービス「スマリハPRO‐糖尿病の重症化予防・改善プログラム‐」の提供を開始しました。

■ご支援内容

健康保険組合の医療費高騰問題の多くの割合を占める、糖尿病（高血糖者などの予備軍を含む）を改善するために、数十名の組合員様に双方向リモートリハビリサービス「スマリハPRO」の糖尿病改善プログラムを3カ月間提供し、HbA1cの改善をしていきます。

また、プログラム参加者への糖尿病に対する意識改革のセミナー運営、参加者募集支援に関する販促物制作に関しても当社側でサポートを実施させていただき、なるべく健康保険組合側での負担がかからない様に実施しております。

・行動変容理論を用いたプログラム開始前のウェビナー

糖尿病および高血糖改善の困難な点の一つに、参加者に改善するモチベーションを持っていただく点があります。当社ではプログラムはもちろん、セミナー内でも行動変容理論を用いて構成をしております。セミナー参加からプログラム参加・継続に至るように、セクションごとに適切なアプローチを設けることで、自発的にプログラムの参加・継続を促すことが可能です。

なお、上記の理論を活用し、セミナー及びプログラムを構成することで、プログラム参加者に関しては、継続率が100%※という驚異的な数値を出すことに成功しております。

（2023年11月末日現在）

本理論を用いたセミナーに関しては、ダイジェスト版を無償で視聴可能です。

以下ページよりご視聴ください。

https://www.i3-medical.co.jp/sumariha-pro/seminar_video/

・販促物作成支援

セミナーや参加者を集めるための販促物の制作は全て当社で代行させて頂いております。

チラシなどの販促物制作から発送代行まで全て一元管理が可能な為、スピーディーに実施が可能、また健保組合側での工数の大幅削減が可能となります。

■スマリハPROを導入の背景と期待する点

（NTT健康保険組合事務長越智章様）

糖尿病の重症化予防のため、スマリハＰＲＯを試してみることにしました。

様々なエビデンスをもとにHbA1cが改善する運動プログラムが構築されていること、理学療法士をはじめとした専門職のサポートを通じ、継続的に運動療法を実施できる仕組みが設けられていることなど「行動変容理論」を軸に利用者の生活習慣改善に寄与できる可能性を感じました。

また、組合員の意識改革を促すセミナーや案内チラシの制作など幅広いサポート体制も整っていることから、効果測定をするためのトライアルを実施することとなりました。

■スマリハPROとは

「医療費が年々上昇しているが、抑える施策がない」

「特定保健指導面談など、必須実施のクリアに留まり、症状の根本改善が実現していない」

「課題認識は出来ているが、対策にはリソースが不足しており、実施に至っていない」

「組合員への指導に関する動機付けが困難」

上記をはじめとする健康保険組合の課題を解決するために、糖尿病改善をはじめとするプログラムを、オンラインで提供するリモートリハビリ・運動療法サービス。

・コンテンツ提供で終わらない、圧倒的なフォロー体制

オンラインサービスの多くが動画コンテンツを配信する事で完結するケースが多いが、スマリハPROはユーザー1名に対して担当の理学療法士が付きます。担当理学療法士がユーザーと定期的に面談することで、プログラムの進捗管理、指導、メンタルケアまで実施をするため、継続が課題のリハビリ・運動療法においてプログラム完結に導き、HbA1cの1％改善などの結果に結びつけます。またチャット機能で都度相談も可能。

・ウェアラブルセンサーを活用した正確な運動状況の管理

スマリハPROではオンラインサービスの課題であった、正しい運動実現の管理を行うためにウェアラブルセンサーを採用。これにより、可動域や回数、角度等を正確に計測することが可能。ユーザーが正しく運動療法を実施できているか？を管理することが可能。またオンラインサービスにありがちなサボりに対しても、プログラム未実施が管理できるため、担当からの是正など対策が可能となっている。