押シスト！一般財団法人トヨタ・モビリティ基金主催のアイデアコンテストの実証実験で、押シスト！(R)の参加者を募集します

2024年10月29日

https://prtimes.jp/

ブラウザで見る [] []

合同会社道設計プレスリリース：2024年10月28日報道関係者各位

一般財団法人トヨタ・モビリティ基金主催のアイデアコンテストの実証実験で、押シスト！(R)の参加者を募集します

2024年11月16日(土)17日(日)に富士スピードウェイで実証実験を行います

現在、開発中のeモビリティ『押シスト！(R)(ossist!(R))』による実証実験を行います。

会場では、簡易スロープも用いて実際に車いすを押してみてどれぐらい楽になるかをお試し頂けます。※お申し込みは右記リンク先からご入力下さい …

https://www.ossist.help/lead-collection押シスト！(R)とは

押シスト！(R)は、「押す」と「アシスト」を組み合わせた造語で、一般的な手動式車いすに簡単に取り付けることができる、駆動アシスト電動装置で、車いすを『楽に押せる』を提供します。特に、屋外で車いすを押す際の負荷を軽減します。屋内のフラットなフロアでは車いすを押しても抵抗を感じませんが、屋外では路面がアスファルトやコンクリート、未舗装など多様なうえ段差や斜面に加えて凹凸もあり、押す人には負荷がかかります。車いすに乗る人の体重や押す人の力にもよりますが、ちょっとした坂道でも、押シスト！(R)があれば、５°くらいであれば楽に押せて、10°くらいでも踏ん張らずに押して上れます。

お手持ちの手動式車いすに押シスト！(R)を取り付けると、屋外でも車いすを楽に押せるようになり、外出が楽しくなります。外出することにより四季の変化で五感が刺激されて、認知やフレイルの抑制効果もあると言われていることより、高齢化社会の老化防止への貢献も期待されています。

◎押シスト！(R)専用サイト：https://www.ossist.help

想定する利用シーン

押シスト！(R)の直接的なユーザーは、車いすユーザーを日常的にお世話していて移動の際に車いすを押している、ご家族や看護/介護関係者となります。押シスト！(R)を取り付けた車いすに乗られる方は、車いすを自ら操作されない、高齢者やお体の不自由な方々を想定しています。そのような方々は、普段は自宅や施設の屋内で手動式車椅子を使って過ごされていて、近所のお散歩にお出掛けのときだけ押シスト！(R)を取り付けたり、外出先の観光地や商業施設等での貸出を利用されたりする、というような手動式との使い分けを想定しています。使い分けが不要なユーザーは、お使いの車いすに取り付けたまま毎日ご利用頂くことも可能です。

連携ソフトウェア

主要駅や商業施設等ではバリアフリーが整備されつつあり、車いすでの通行がスムーズに行えます。それ以外のエリアでは、歩道や側道の路面は意外に凹凸があり、段差や傾斜もあります。車いすで通行する際に、これらが微妙な障害となって車いすのタイヤが引っ掛かります。状況によっては、車いすが転倒したり、車いすに座っている方が転落したりする事故も起きています。歩道や側道を安全に安心して通行できるように、段差や傾斜の情報を収集・蓄積して、将来的には、これら地点に近づいた時に事故が起きないように警告や回避を促します。今回の展示会では、スマートフォンを使ったアプリケーションで傾斜警告の簡易デモを行います。