触覚と連動したVRトレーニング装置の特許取得!

健介、以下ジョリーグッド)は、この度「手の動きと触覚信号を同期させた練習支援装置」に関する特許を取得しました。本特許技術は、熟練者の手の動きや圧力をデータとして取得し、練習者にリアルタイムでフィードバックを提供する革新的なシステムです。これにより、様々な分野におけるトレーニングの効率と効果が飛躍的に向上することが期待されています。

発明の名称:練習支援装置、練習支援方法、プログラム及び練習支援システム特許番号:特許第7523765号発行日:令和6年7月29日発明者:上路健介

特許権者:株式会社ジョリーグッド■医療VRの課題「リアルな感覚の不足」

従来の医療VRでは、手術治療中の触覚や圧力を取得または再現するのが難しく、実際の体験に近い実習には至っていませんでした。この特許技術では、熟練医の動きや圧力などの触覚フィードバックをVRと同期して再現することで、練習者が実際の手術治療に近い感覚を体験できます。また5Gなどの高速通信を利用して、離島や地方などの遠隔地でも高度でリアルな触覚を伴うVRトレーニングが受けられることを可能にします。

■特許技術の要素この特許の技術は、「手の動きと触覚信号を同期させた練習支援装置」に関するもので、主に次の要素が特許として認められています。1.

見本作業者の手の動きと圧力の取得見本作業者の手の動きや加わる圧力をデータとして収集し、練習者に提供します。2.練習者の手の動きの特定

練習者が実際に行う動作を特定し、見本作業者の動きと比較・分析します。3.合成映像の生成

見本作業者と練習者の動きを合成した映像を生成し、リアルタイムで練習者に提供します。4.圧力フィードバック機能

見本作業者の圧力データに基づき、練習者の手に実際の感触をフィードバックします。5.リアルタイム評価機能

練習者の動作を見本と比較し、フィードバックや評価結果をリアルタイムで提供します。

この技術は、医療トレーニングの質と効率を飛躍的に向上させることが期待されています。■今後の展開例1.医療トレーニングVRシステム

ジョリーグッドは、すでに展開中の医療支援VRプラットフォーム「JOLLGOOD+(ジョリーグッドプラス)」に、この特許技術を活用した触覚連動トレーニングVRシステムの開発を推進していきます。例えば、熟練外科医が手の動きとグローブによる触覚フィードバックを伝送、または記録することで、医学生や研修医らが熟練外科医の手の感覚をVRと連動して、いつでもどこでも体験することが可能になります。

2.リハビリ支援VRシステム

リハビリテーション分野では、理学療法士の動きや圧力を見本に、患者が自宅でもリハビリを進めることができるシステムの開発を検討しています。本VRシステムにより、関節の可動域改善や筋力強化を仮想的に行い、リハビリの効率を向上させます。

■将来的な応用分野ジョリーグッドは将来的に医療分野以外の産業分野にもこの特許技術の展開していく予定です。例えば、次のような分野での活用を視野に入れています。•

製造業向け技能継承シミュレーションシステム

熟練した作業者の技術を仮想環境で若手作業員に伝えるシステム。技能継承の効率化と精度向上を実現します。•調理師・パティシエ向けハンズオントレーニングプログラム

高度な調理技術や繊細な作業を仮想空間で学習するプログラム。熟練シェフやパティシエの技術を再現し、手細工の習得を支援します。•

eスポーツ選手向けトレーニングシステム

eスポーツプレイヤーが手の動きや操作感を仮想環境でトレーニングできるシステムです。触覚フィードバック機能により、コントローラ操作の精度や反応速度を向上させ、プレイヤーのパフォーマンス向上に寄与します。

■パートナー企業を募集ジョリーグッドでは、協業パートナーを募集しています。

上記のような分野での活用展開にご興味のある企業さまは、お気軽にお問い合わせください。(

https://jollygood.co.jp/contact-us-2/

ジョリーグッドは、これからも技術革新を通じて、幅広い分野で新しい価値を提供し、社会に貢献してまいります。

■株式会社ジョリーグッドについて(https://jollygood.co.jp/

https://jollygood.co.jp/

ジョリーグッドは、米国やアジアを中心に、高精度なVRソリューションと、VR空間のユーザー行動を解析するAIによる医療福祉向けサービスを開発するメディカルテクノロジーカンパニーです。VRやAIなどのテクノロジーにより、医療教育、精神疾患治療など、人の成長や社会復帰を加速し、医療の進化や人の生きがいを支えるサービスを様々な研究機関や企業の皆様と共に展開しています。

これまで日本では250以上の医療・福祉機関への導入実績があり、米国ではハーバード大学やボストン大学、タイではマヒドン大学と共同開発事業を手掛けています。

■「ひらけ、医療。」プロジェクト

ジョリーグッドが立ち上げ、推進する「誰もが医療に参加することで、あらゆる場所に医療がある未来の創出を目指していくプロジェクト」です。日本の医療は高齢化による医療ニーズの増加や人材不足といった課題を抱えており、あらゆる生活者が医療に参加しやすい環境構築が必要とされています。詳細はこちらをご覧ください。

https://jollygood.co.jp/hirake-iryou

当リリースの詳細について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000141.000020924.html

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