Peace Education Lab Nagasakiが、JTBらと共同でWell-beingについて考える教育旅行プログラム「MY LIV PROJECT」をスタート

Education Lab Nagasakiが、JTBらと共同でWell-beingについて考える教育旅行プログラム「MY LIV PROJECT」をスタート

長崎を訪れる29万人の修学旅行生に向けた新たな学習体験「ピースダイアログ」の販売を開始

一般社団法人Peace Education Lab Nagasaki(本社:長崎県長崎市)は、株式会社JTB(本社:東京都品川区)株式会社PLAY

SPACE(本社:広島県広島市)らと共同で2024年5月から「MY LIV PROJECT ~私のWell-beingに出逢う旅~」の提供をはじめます。

このプロジェクトでは、教育旅行を通じて中高生が多様な価値観に出逢う機会をつくります。中高生が自分自身の価値観や生き方を考えるきっかけを提供するだけでなく、プロジェクトに関わるすべての人が共に学び合う環境をつくることで、それぞれの「Well-being」を実現できる社会に貢献することを目指すものです。

Peace Education Lab

Nagasakiは、本プロジェクトのなかでも「ピースダイアログ」を全国の中学高校向けに発売を開始しています。まずは年間29万人の長崎を訪れる修学旅行生を中心に提供しながら、インバウンド向けの旅行客など順次対象を広げていきます。あわせて「観光人クエスト」も2024年度内に開発予定です。

長崎では被爆体験の継承などの担い手不足が地域課題となっています。ビジネスを通して地域の平和活動を持続可能にすべく、長崎をはじめとして全国の法人と連携しながら、事業に取り組んでまいります。

■背景

日本財団による「18歳意識調査」(*1)によると、「自国の将来がよくなる」「自分の将来の夢を持っている」とこたえた若者の割合が最下位となりました。また、内閣府発表の白書(*2)では、日本の子ども・若者の自己肯定感も他国に比べて極端に低いことが指摘されています。これらは、子どもたちが自分らしさや自分の可能性を見いだせない要因となる恐れがあります。

*1 出典:日本財団18歳意識調査結果 第62回テーマ「国や社会に対する意識(6カ国調査)」*2 出典:内閣府公表「我が国と諸外国の若者の意識に関する調査

(平成30年度)」■プロジェクトに込めた想い「たった一人との出逢いで、人生は変わる。」

私たちはそう信じ、多様な日本全国の仲間と手を取り合い、子どもたちの人生に価値ある「出逢い」と「対話」の機会を創出することを決意しました。旅を通じて子どもたちが多様な価値観に出逢い、本当の自分(Well-being)に出会う機会を創り出してまいります。

■プロジェクトチームMY LIV PROJECTは、Peace Education Lab Nagasaki、JTB、PLAY

SPACEなど10法人による共同プロジェクトです。同じビジョンを持つ仲間との「コレクティブインパクト(*3)」により、これまでにない価値を創造し、子どもたちを取り巻く社会課題の解決を目指します。

*3 特定の社会問題を解決するために、さまざまな分野に属するプロフェッショナルが強みを持ち寄って協働すること<プロジェクトチーム(2024年4月現在)>

・一般社団法人Peace Education Lab Nagasaki(

https://plab.jp/

・株式会社JTB(

https://www.jtbcorp.jp/)・株式会社PLAY SPACE(

https://playspace.jp/)・一般社団法人次世代教育ネットワーキング機構 (

https://www.edunet.or.jp/)・株式会社musuhi(

https://musuhi.earth/)・認定NPO法人底上げ(

https://sokoage.org/)・NPO法人Peace Culture Village(

https://peaceculturevillage.org/)・株式会社うむさんラボ(

https://umusunlab.co.jp/)・マドラー株式会社(

https://muddler.mystrikingly.com/

・CHEERS株式会社(

https://100will100cheer.com/

■プロジェクトが大切にする3つのことプロジェクトでは次の3つのことを大切にし、子どもたちが自分らしさや自身の価値観と向きあう機会を提供します。

1.「出逢い」がある旅2.「対話」で深まる旅3.「問い」が生まれる旅■提供プログラムPeace Education Lab

Nagasakiは第1弾として「ピースダイアログ」の発売を開始するほか、「観光人クエスト」も販売予定です。

◎ピースダイアログ

「ピースダイアログ」は、長崎で活動する若者と語り合いながら、中高生自らが「自分にとっての平和」について主体的に考えていく対話型プログラムです。平和公園などを案内しながら、中高生と平和について共に学び合う現地の若者のことを、私たちは「ピースバディ」と呼んでいます。ピースバディは答えを教えるのではなく、子どもたちに問いを投げかけ主体的に考えるきっかけをあたえる存在です。過去の知識をインプットするだけでなく、未来への希望と自己肯定感を育むことを重視しています。

【ピースバディ】ピースバディとは、大学生や若手の社会人を中心に構成されたメンバーで、バディ同士の学び合いを大切にした研修を定期的に実施しています。

※登録済ピースバディ:広島・長崎計120名(24年4月現在)

ピースバディはガイドするだけではなく、問いを投げかけ対話を通して主体的に考えるきっかけを提供する

【プログラムの種類】ピースダイアログは3つのプログラムで構成され、それぞれ単独でも組み合わせてもご利用いただけます。1.ピースパークツアー (所要時間:80分)

2.ピースワークショップ (所要時間:90分)3.オンライン事前学習 (所要時間:45~90分)

ピースパークツアーの様子

ピースワークショップの例

◎観光人クエスト(長崎は2024年度開発予定)

より良い未来を創るために本質的なモノやコトに光を当て、自らも光り輝くように活動している人のことを、私たちは「観光人」と名付けました。これは、「観光」という言葉の語源が、本質や本物を観ることであることに由来しています。

「観光人クエスト」とは、子どもたちが旅を通してその地ならではの観光人と出逢い、その人生や価値観に触れてココロが動き、自身のあり方を探求するようになるプログラムです。

■プログラム販売・販売対象:全国の中学校、高等学校※個人のお客様向けの販売はございません

・販売場所:全国のJTB法人サービス店舗、教育旅行を取り扱う旅行会社、ほか・販売価格:生徒1人当たり1,100円~7,700円(税込)

※プログラムによって異なります。詳しくはMY LIV PROJECT事務局へお問い合わせください。

一般社団法人Peace Education Lab Nagasakiについて長崎在住のメンバーが中心となり立ち上げた一般社団法人Peace Education

Labでは、教育事業を通して、次の地域課題を解決します。

解決すべき地域課題1.:時代の変化に対応した新たな学習プログラムの不足

年間29万人を超える修学旅行生が被爆の歴史を学ぶために長崎を訪れますが、被爆者の平均年齢が85歳を超えるなかで、歴史をどう学び、未来に活かしていくのかが課題となっています。アクティブラーニングや探究学習が重要視されるなど、教育環境も変化するなかで、参加者の能動性を引き出すことができるプログラムが求められています。

解決すべき地域課題2.:被爆地における戦災の実相の、継承活動を持続可能に

長崎ではいまも多くの人たちが、被爆の実相を継承するための活動に取り組んでいます。今後も活動を継続していくための、持続可能なビジネスモデルが求められています。

解決すべき地域課題3.:社会の担い手の育成

長崎が求めてきた平和は、核兵器の問題だけでなく、様々な社会課題を解決しなければ実現することはできません。地球環境や世界情勢がめまぐるしく変化する中で、理想の社会について自分なりに考え行動を起こす、これからの社会の担い手が求められています。

私たちは事業を通して「価値観を変える学習体験を提供し、社会を変える人を育む」ことを目指しています。

■一般のお客様からのお問合せ先全国のJTB法人サービス店舗

https://www.jtbbwt.com/branches/JTB法人サービスサイト お問合せフォーム

https://www.jtbbwt.com/education/contact/MY LIV PROJECTに関する問い合わせ

■プログラム・お申込みに関するお問合せ先MY LIV PROJECT事務局(JTB 企画開発プロデュースセンター内)

E-mail:[email protected]:03-6704-5527(9:30~17:30 ※ 12/30~1/3及び土日祝休)

■報道関係の方からのお問合せ先一般社団法人Peace Education Lab Nagasakiへの問い合わせE-mail:[email protected]

(担当:鳥巣智行)

当リリースの詳細について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000131785.html

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