ペッツファーストグループ CSR活動「Pets always come firstプロジェクト」 補助犬育成支援により、13頭目のペッツファースト聴導犬が誕生!

“Pets always come first”を理念に掲げるペッツファーストホールディングス株式会社(本社:東京都目⿊区、代表︓正宗 伸麻、以下

ペッツファーストグループ)は、CSR活動「Pets always come firstプロジェクト」の取り組みとして、2016年より公益財団法人

日本補助犬協会(横浜市旭区、代表理事:朴 善子、以下

日本補助犬協会)へ補助犬育成支援を行っています。そしてこの度、2024年3月3日に開催された第39回身体障害者補助犬認定審査会において、13頭目となる“ペッツファースト聴導犬”が誕生しました。*1

*1:ペッツファースト聴導犬とは、当社支援で誕生した聴導犬です。 ■13頭目のペッツファースト聴導犬「茶子ちゃん」紹介

聴導犬は、耳の不自由な人の快適で安全な生活を支える役目を担う、身体障害者補助犬です。ドアのチャイムや携帯電話の着信音など生活していく上で必要な音をユーザーに代わって聞き、タッチや誘導など様々な動作によって音が鳴ったことを知らせます。

第39回身体障害者補助犬認定審査会において、当グループが育成支援した「茶子ちゃん」が見事審査に合格し、正式に聴導犬として活動を開始しました。

【茶子ちゃん プロフィール】

■名前:茶子(チャコ)

■性別:女の子

■犬種:トイ・プードル

■聴導犬認定日:2024年3月3日

■性格:観察力が高く、成績優秀なおりこうさん。無駄吠えはしない反面、大好きなお母さんが他の犬を可

愛がると猛烈にやきもちを焼く甘えん坊。

■特徴:女の子にしては大柄です。

茶子ちゃんはやむを得ない事情で飼い主から手放されてしまった保護犬でしたが、日本補助犬協会が聴導犬の素質を見抜き、約1年半にわたる訓練の末、聴導犬として認定されました。現在は、聴覚障がいを持つユーザーの方と共に暮らし、生活をサポートする大切なパートナーとして活躍しています。

■ペッツファーストグループの補助犬育成支援活動

ペッツファーストグループは日本補助犬協会と連携し、2016年から聴導犬の育成支援を始めました。年間2万組以上のペットとお客さまのご縁を繋ぐ私たちらしい社会貢献の形を考え、発足されたのが「聴導犬育成プロジェクト」でした。聴覚障がいのある方に聴導犬を提供するために育成を支援し、これまでに12頭の聴導犬、2022年には介助犬の育成支援も行いました。

さらに、当グループから聴導犬の候補となる子犬の寄贈も行い、現在国内に52頭しかいない聴導犬の普及にも貢献しております。*2

*2:厚生労働省「令和5年度身体障害者補助犬実働頭数(10月)」より(

https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/001163864.pdf

▼ペッツファーストの主な支援内容

1. 候補犬の寄贈

聴導犬の候補となる子犬を日本補助犬協会へ提供し、6頭がペッツファースト聴導犬として活躍しています。

2. 聴導犬候補の訓練支援

すでに適正があると認められ訓練を開始している候補犬の訓練期間中の支援を行っています。

■聴導犬 茶子ちゃんのパートナー 稲葉さんコメント

聴導犬の貸与を希望し、一年半の聴導動作・基礎動作の訓練を経て、茶子が聴導犬となってくれました。

茶子は耳の聞こえない私たちの代わりに音を聞き、毎日目覚まし時計やインターフォンの音を知らせてくれて非常に助かっています。しかし聴導犬であること以上に、茶子は私にとって大切な家族であり、甘えん坊な性格で癒してくれるかけがえのない存在です。

聴導犬の普及と理解が進み、街で聴導犬のマントを着たワンちゃんを見かけたら、そのパートナーは耳が聞こえないと理解される社会がいつか実現されることを期待しています。

最後に、この度茶子をご支援いただいたペッツファースト様には、大変感謝しております。今後とも応援をよろしくお願いいたします。

■ペッツファースト ダイバーシティ推進チーム 聴導犬ユーザー 福永順子さんコメント

今年度もペッツファーストの支援により、新たな私たち聴導犬ユーザーが誕生したことをとても嬉しく思っております。

聴こえないということは、見ただけでは分かりにくく、コミュニケーションにおいても生活においてもたくさんの不自由があります。私のパートナーのマルコもペッツファースト聴導犬です。マルコはペッツファーストの支援を受けながら日本補助犬協会で育てられ、私の元へやってきてくれました。

マルコがいてくれることで、生活の質が上がり、手話講師としての社会参加も増えました。そして、現在はペッツファーストの一員としてお仕事をさせていただいております。

新たなユーザーさんと茶子ちゃんには、共に社会参加していただき、補助犬啓発の一助となってくれることを期待しています。

これからもペッツファーストの支援により、一頭でも多くの補助犬ユーザーが誕生してくれることを願っています。

■公益財団法人日本補助犬協会 朴善子代表理事コメント

平素より、聴導犬の育成や補助犬ユーザーの障害者雇用等、様々なご支援をいただきまして誠にありがとうございます。お陰様で、本年も「ペッツファースト聴導犬(チャコ)」が誕生いたしました。

聴導犬は、障がいが外見から分かり難く、音が聞こえない(聞こえにくい)ことで日常生活の様々な困りごとを抱える聴覚障がい者の、より自立した社会参加に貢献する犬です。この素晴らしい役割を担う存在が、日本では未だ52頭しか認定されていません。

当協会は、これからも1頭でも多くの聴導犬を育成し、聴覚障がい者に無償貸与する事業に邁進いたします。

ペッツファースト様には重ねて「聴導犬チャコ」育成支援の御礼を申し上げるとともに、今後とも変わらぬお力添えをどうぞよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。

【公益財団法人日本補助犬協会について】

日本補助犬協会は、日本で唯一

3種類の補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)を横断的に育成・認定・啓発する、内閣府認可の公益財団法人です。障害の有無・性別・出身にかかわらず多様な人たちが、支える側・受ける側に分かれることなく個人がその能力を発揮しながら運営する法人です。当協会は2002年の身体障害者補助犬法の施行を機に設立されました。私たちがこれまで育成し、無償貸与してきた補助犬の数は、121頭(盲導犬:42頭、介助犬:25頭、聴導犬:55頭2024,4現在)になります。補助犬育成事業は補助犬をユーザーに貸与して終わりでは無く、補助犬として実働中は定期的なフォローアップを行い、引退後は協会に引き取り、わたしたちは一頭一頭の犬たちが産まれてから亡くなるまでの一生に責任を持ちます。

■Pets always come firstプロジェクトとは

ペッツファーストグループは”すべてのペットを笑顔にする。“をコンセプトに、2011年よりCSR活動「Pets always come

firstプロジェクト」に取り組んでいます。なお、ペッツファーストグループが運営するP’s-firstでお迎えいただいたペット一頭につき1,000円と、保護犬・猫の譲渡収益のすべてを活動原資としております。

Pets always come

firstプロジェクトでは補助犬への支援・認知活動以外にも、一般のペットへのマイクロチップ無償装着活動、保護犬猫譲渡活動、ペットの難病に関する大学との産学協同連携などの、ペットが健康で幸せに暮らせる社会を実現するための様々な取り組みを行っています。

■会社案内

【会社名】ペッツファーストホールディングス株式会社

【所在地】〒153-0063東京都目黒区目黒1-24-12 オリックス目黒ビル9F

【資本金】1億円

【従業員数】1,263名(うち獣医師70名 愛玩動物看護師55名※業務委託含む)2024年4月末時点

【その他】

●公益財団法人日本補助犬協会へ13頭の聴導犬と1頭の介助犬を育成

●ペッツファースト動物病院サイト(

https://pfirst-ah.jp/

●ペッツファーストグループ採用サイト(

https://recruit.pfirst.jp/

●ニュースレターアーカイブページ(

https://www.pfirst.jp/newsletter.html

●マンスリーペットレポート(

https://www.pfirst.jp/protected_monthlyreport.html

■お問い合わせ先

【本掲載内容について】

ペッツファースト株式会社 広報部

(電話番号 03-6417-3503/E-mail [email protected]

担当者 粕谷・西河

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