ペッツファーストグループ マンスリーペットレポート2025年1月度

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ペッツファーストホールディングス株式会社 プレスリリース:2025年03月07日 報道関係者各位 ペッツファーストグループ

マンスリーペットレポート2025年1月度 “Pets always come

first”を理念に掲げるペッツファーストホールディングス株式会社(本社:東京都目⿊区、代表:正宗 伸麻)は、傘下のペットショップ「Pʼs-first」の

2025年1月度における流通過程の重要指標をご報告いたします。

■2025年1月度の流通過程における重要数値のご報告【契約ブリーダーとの取引について】

2025年1月1日から1月31日までにペッツファーストグループが取り扱ったペット、すなわち契約ブリーダーから引き受けたペットの頭数が1,704頭、そのうち犬が78.2%、猫が21.8%です。また、1月度に引き受けたペットたちは234名の契約ブリーダーと取引いたしました。

また、ペットの心身の健康を守ることおよび、またペット業界の日齢偽装問題へ対する対策として、当社で取引するペットの取引日齢を、本年2

月末までに法令で定められた生後57日齢以上から 60 日齢以上へ段階的に引き上げることを

本年4月23日のニュースレターで発表しました。*1当社1月の取引内における生後60日齢以上の割合は、96.2%でした。

*1:2024年4月23日発行ニュースリリース

ペット販売の生後8週齢(56日齢)規制に対する私たちの考え方~生後60日齢での取引基準への引き上げに関するお知らせ~

【ショップでのペット販売について】

Pʼs-firstでの1月の販売頭数は1,695頭、内訳は犬が78.2%、猫が21.8%でした。販売時点での日齢平均は生後103日齢、店舗に在舎を始めお客様に迎えられるまでの平均期間は42日間でした。

また、ペットの衝動買い防止と責任ある終生飼育を推進するために、2025年1月21日よりペットをお迎えされるすべてのお客様に対し、「ペットのお迎え前セミナー」の受講を義務化しました。*2セミナーを受講いただいた489組の方のうち、ペットのご契約をされたお客様は100.0%、ご契約をお見送りされたお客様は0.0%でした。なお、ペットのお迎え前セミナーは、

こちら []からご覧いただけます。

*2:2025年2月26日発行ニュースリリース

ペッツファーストは、ペットをご購入される前のご契約者様へ「ペットのお迎え前セミナー」を実施しています。~ペットの衝動買いを抑え、責任ある終生飼養のために~

【譲渡/ペットケア&アダプションセンター日光の在舎について】

販売前に疾患が発見され治療を行った上で、継続的なケアや検査などが必要となったペットは、“要ケアペット”としてP’s-firstの店舗やペットケア&アダプションセンター日光で里親探しをします。P’s-first店舗から5頭・ペットケア&アダプションセンター日光から1頭の計6頭を、里親様へと譲渡いたしました。

また、ペットケア&アダプションセンター日光には1月末時点で73頭が生活し、主に治療を終えた、または回復期にある66頭が里親を募集中です。なお、4頭は里親探し代行サービスの猶予期間中のため募集待ち、2頭は治療中、1頭は終生飼養を行う予定です。

【解約について】

1月度には11頭が解約となりました。なお、返還されたペットは、当社がペットの将来に責任を持ち最良のご家族を探します。返還されたペットのうち、8頭が既に新しいご家族に迎えられました。当社にいる残りの3頭のうち、2頭が当社メディカルセンターにて治療中、1頭はP’s-firstにてご家族を探しています。

【死亡事故について】

病気や疾患などが発見され、当社内メディカルセンターやペッツファースト動物病院内等で治療を施したものの、残念ながら発生した死亡事故数は6頭、店舗においての死亡事故数は2頭、ペットケア&アダプションセンター日光内での死亡事故数は1頭でした。なお、店舗で亡くなってしまった2頭については、体調異変が見られてすぐに提携動物病院を受診したものの、容体急変により残念ながら治療中に息を引き取ってしまいました。

全体の死亡事故数は9頭、死亡率として0.52%、亡くなったペットの死亡時時点での日齢平均は204.1日齢でした。亡くなってしまったペットはメディカルセンターを経由し、田嶋山九品院にて埋葬供養を行いました。

【当社の在舎頭数について】1月末時点で当社に在舎するペットは2,349頭です。なお、12月末時点では2,344頭でした。

2025年1月度において、ペッツファーストグループで取り扱ったペットのうち、いわゆる売れ残りや行き先が分からないペットは一頭も存在しません。

■2025年1月度におけるペットの死亡事故と対策

ペッツファーストグループは経営理念に沿い、“ペットの死亡事故ゼロ”を目指して当社獣医師を中心に「死亡事故ゼロプロジェクト」を社内で運営し、社内の病気の発生や死亡原因を獣医学に基づき分析して再発防止に向けての対策を講じています。

【死亡事故ゼロプロジェクト リーダー 林田獣医師コメント】

東京メディカルセンター 部長 獣医師 林田真琴

2025年1月の死亡事故数は9頭(前月比-3頭)、死亡率は0.52%(前月比-0.14%)でした。なお、死亡原因の内訳は、消化器疾患が4頭、呼吸器疾患が2頭、神経疾患が1頭、内分泌疾患が1頭、原因不明が1頭でした。

1月度は前月と比較し、呼吸器疾患による死亡事故を減らすことができました。過去に誤嚥性肺炎による事故が散見されていたことから行った誤嚥の防止に関する社内研修の成果が見られた結果であると考えております。今後も引き続き、こういった社内研修を実施し、死亡事故ゼロにつなげてまいります。

しかしながら、1月は、消化器疾患を起因とした死亡や体調不良が見られました。消化器疾患の中でも特に、膵臓疾患の発生がみられており、膵臓疾患についてはその病態について未解明な部分も多いことから、死亡事故ゼロプロジェクトメンバーにてその原因や機序について今後、究明していきたいと考えています。同様に体格の小さなペットでの低血糖も引き続き散見されておりますので、こちらについても、プロジェクト内で原因追求をしっかりと行い、対策が取れるようにしていきます。

引き続き、ペットの体調不良が起こりやすい時期となりますので体調不良を見逃すことのないよう、店舗や動物病院との連携をより強化してペットの死亡事故ゼロを目指してまいります。

■2025年1月度のペットの治療と、回復したペットの行方

死亡事故ゼロの実現には、疾病の予防だけでなく、疾病を患ってしまったペットの命を獣医療によって救うことも不可欠です。そのような場合、当グループでは、ウェルネス管理センターとペッツファースト動物病院で治療を行い、1月度には41頭のペットが重症の状態から回復いたしました。治療後に回復したペットの一例を下記にご紹介します。

福岡ウェルネス管理センター 獣医師 坂井綾【消化器症状、低体温/福岡ウェルネス管理センターにて治療】

血混じり嘔吐、低体温で元気消失し、ICU内で加温を開始しました。嘔吐は治まったものの、今度は水様便になってしまい、検便の結果ジアルジア(消化管内寄生虫)が検出されました。

元々体格が小さい子でなかなか自力採食できず、体温も安定しなかったため静脈点滴を開始したところ、全身状態が良化していき自力採食できるようになっていきました。同時に駆虫も開始していたため、便の状態も良くなりすっかり元気になってくれました。

現在はP’s-firstの店舗にてご家族との出会いを待っています。小さい体で頑張ってくれましたので、素敵なご家族とご縁があることを願っています。

無事回復したカニヘン・ダックスフンド。P’s-firstでご家族を探しています。

治療から回復したペットは十分な療養期間を設けた上で、P’s-firstもしくは当グループのケア施設であるペットケア&アダプションセンター日光で家族を探します。

お引き渡しするペットには充分な医療とケアを行っていますが、中にはお迎え後も継続的な治療や定期検診が必要なペットもいます。そのようなペットは、症状や性格を理解していただける里親様へ譲渡をしています。2025年1月度には、6頭のペットに対してご家族を見つけることができました。

現在ペットケア&アダプションセンター日光では、ケアが必要なペットの他に、保健所等から引き受けた保護犬猫と、やむを得ない事情で手放されてしまったペットたちの里親探しも行っています。彼らに一日も早く末永い愛情を注いでくださる家族を見つけると共に、その後のペットライフをサポートすることで、当社グループが関わるすべてのペットに対して1頭の例外もなく、最後まで責任を持ちます。

【里親募集中のペット情報】●里親募集ペット一覧 []●

ペットケア&アダプションセンター日光 公式Instagram

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●ペットケア&アダプションセンター日光 公式Youtube []

当社グループでは病気の予防と獣医療によってペットの命を守り、私たちが受け入れたすべてのペットの家族を見つけて幸せなペットライフを送れるよう、今後も改善を続けてまいります。同時に、情報を開示し続けることによって、あるべき健全なペットショップ運営を行います。

■会社案内【会社名】ペッツファーストホールディングス株式会社【所在地】〒153-0063東京都目黒区目黒1-24-12 オリックス目黒ビル9F【資本金】1億円

【代表者】代表取締役社長COO 正宗伸麻【従業員数】1,184名(うち獣医師66名 愛玩動物看護師65名※業務委託含む)2025年1月末時点

●公益財団法人日本補助犬協会と連携し13頭の聴導犬と1頭の介助犬を育成しユーザーへ提供●動物病院URL(

https://pfirst-ah.jp/)●ニュースレターアーカイブページ(

https://www.pfirst.jp/newsletter.html)<本掲載関連記事>・vol.1

ペットの命を守るための取り組み~売れ残ったペットはどうなるのか・vol.3 ペッツファースト初の医療センター「ペッツファースト動物病院

代官山高度医療センター」を開院・vol.4 「ペッツファースト動物病院 福岡大野城医院」開院~なぜ動物病院を拡大するのか~・vol.5

第1回譲渡会を開催~なぜペットケア&アダプションセンター日光を開業したのか~・vol.6 私たち動物病院グループの高度医療への取り組み・vol.7

日本獣医生命科学大学との猫の難病FIPの共同研究の取り組み~不治の病を治る病気へ~・vol.8

ペットの遺伝子病対策の取り組み~重篤な遺伝子病で苦しむペットを生み出さないために~・vol.9

2023年マンスリーペットレポ―ト総括~売れ残りを一頭も出さない、病気や死亡事故根絶のための取り組み~

・vol.10ペット販売の生後8週齢(56日齢)規制に対する私たちの考え方~生後60日齢での取引基準への引き上げに関するお知らせ~

・vol.11ペット業界におけるペットオークションやブリーダーなどの日齢偽装問題への対策~「生後60日齢以上への取引基準引き上げ」に関する進捗報告~

・vol.12 すべてのペットが幸せな生涯を送るための取り組み~いわゆる衝動買いや飼い主を失うペットをゼロにするために~・vol.14

ペッツファースト動物病院「FIP予防検診」開始のお知らせ~不治の病から治る病気へ、そして予防できる病気を目指す~・vol.15 獣医師監修

社内資格制度「ペッツファースト社会化トレーナー」の導入について~子犬・子猫の社会化のために~・vol.16

当社獣医師によるブリーダー向け往診事業について~ペットの健康を出生前から守る取り組み~●マンスリーペットレポート (

https://www.pfirst.jp/protected_monthlyreport.html)■お問い合わせ先【本掲載内容について】

ペッツファースト株式会社 広報部電話番号 03-6417-3503/E-mail [email protected]担当者 粕谷・西河・小野

当リリースの詳細について https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000068.000064020.html

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000068.000064020.html

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