ピクシーダストテクノロジーズ、パートナー企業が開発する高齢者向け運動プログラムに「ガンマ波サウンド(TM)」を活用するための共同実証トライアルを実施

https://prtimes.jp/

ブラウザで見る

ピクシーダストテクノロジーズ株式会社 プレスリリース:2024年10月15日 報道関係者各位

ピクシーダストテクノロジーズ、パートナー企業が開発する高齢者向け運動プログラムに「ガンマ波サウンド(TM)」を活用するための共同実証トライアルを実施

ダイバーシティ&ヘルスケア領域での研究開発と事業化に取り組むピクシーダストテクノロジーズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役会長CEO:落合

陽一、代表取締役社長COO村上 泰一郎、以下「PxDT」)は、パートナー企業である株式会社学研ココファン(本社:東京都品川区、代表取締役社長兼COO:森

猛、以下「学研CF」)が株式会社第一興商(本社:品川区、代表取締役社長 保志

忠郊、以下「第一興商」)と共同開発した高齢者向け運動プログラム「学研ココファン脳元気タイム

座って楽しく!チェアYOGA体操(以下、「チェアYOGA」)」に、PxDTと塩野義製薬が共同開発した、日常生活を送りながら認知機能ケアできる可能性のある音、「ガンマ波サウンド(TM)」を活用するための、共同実証トライアルを実施しました。

・共同実証トライアル開始の背景

学研CFが運営するデイサービスでは、脳活性を通じて認知症予防を図る「脳元気タイム」というプログラムを提供しています。この脳元気タイムの新たなコンテンツとして、第一興商と共同で、2024年10月から「チェアYOGA」を提供開始する予定です。このプログラムには、日本音楽健康協会監修

のもと、第一興商が制作した映像コンテンツを使用しており、その映像で利用される音源に、ガンマ波サウンド(TM)を活用するため、学研CFとPxDTによる実証トライアルが実施されました。

ガンマ波サウンドは聴取環境(特に広めの居室における残響や座席位置による音量低下など)により、脳波惹起あるいは同期度が影響を受ける可能性があることがこれまでの知見から示唆されていました。この度の実証トライアルでは、室内音響の定量的評価や実測音に基づいた脳波測定を実施するなど、科学的なアプローチによる検討を行うことで、プログラム参加者に対して、誠実に、かつ、効果的にガンマ波サウンドをお届けするための指針策定を目指しました。

・共同実証トライアル結果と今後について

実証トライアルの結果は、建物の残響等を考慮した効果的な機器設置位置等について調査を行い、各施設で提供されるプログラム実施の指針を策定しました。当指針を策定したことで、今後、各施設にガンマ波サウンド(TM)を流すための独自変調プロトコルを施した機器をPxDTより導入する予定です。

今後も、PxDTならびにパートナー企業は、科学的な観点から実証・検証に、真摯に取り組むことで、ガンマ波サウンドの社会実装を進めてまいります。

・ガンマ波サウンド(TM)について

PxDTと塩野義製薬は2021年より、感覚刺激による脳のリズム活動の変化に着目した新しいサービスの開発に向けた共同研究に取り組んでいます※1。PxDTと塩野義製薬が共同開発した「ガンマ波サウンド(TM)」は、テレビやラジオなど、日常のあらゆる音をリアルタイムに40Hz変調を施すことで、日常生活を送りながら認知機能ケアできる可能性のある音です。

40Hzの周波数は、ヒトが記憶や推論などの問題解決型の思考をしているときに現れる脳波「ガンマ波」と同じ帯域であり、認知機能障害時には、脳内で認知機能を発揮するのに必要とされる脳の特定のリズム活動(ガンマ波)が低下していることが特徴の一つとして報告されています※2。40Hz周期の音の呈示によって、マウスの認知機能が改善した研究結果や、ヒトを対象とした臨床試験においても認知機能悪化の抑制や脳萎縮の抑制を示唆する研究結果が得られており、40Hz周期の音は世界的に注目をされています※3,4

一方、これまでの研究で用いられた40Hz音は音声情報などを含めることの出来ない単調なパルス音であり、毎日聞き続けるのは難しく、日常生活の中に取り込みづらい可能性がありました。この課題を解決するため、PxDTと塩野義製薬は、テレビやラジオなどの音をリアルタイムに40Hz変調を施すことができる特殊な技術、ガンマ波変調技術を用いた「ガンマ波サウンド」を開発しました。

・参考1.2022年9月21日プレスリリース(

https://pixiedusttech.com/news/news_20220921/

ピクシーダストテクノロジーズ、シオノギヘルスケア、塩野義製薬の3社による音刺激を通じた脳活性化の事業開始に向けた業務提携契約の締結について2.Herrmann,

C. S., & Demiralp, T. (2005). Human EEG gamma oscillations in neuropsychiatric

disorders. Clinical neurophysiology, 116(12), 2719-2733.3.Business WireCognito,

Therapeutics Announces Proprietary Gamma Sensory Stimulation for 6-Months

Reduces White Matter Atrophy in Alzheimer’s Disease Patients.

https://www.businesswire.com/news/home/20220801005207/en/Cognito-Therapeutics-Announces-Proprietary-Gamma-Sensory-Stimulation-for-6-Months-Reduces-White-Matter-Atrophy-in-Alzheimer%E2%80%99s-Disease-Patients

4.Da, X. et al. (2024). Noninvasive Gamma Sensory Stimulation May Reduce White

Matter and Myelin Loss in Alzheimer’s Disease. Journal of Alzheimer’s Disease

97, 359-372・ピクシーダストテクノロジーズ株式会社について

ピクシーダストテクノロジーズは、計算機科学(コンピュータサイエンス)と、音や光などを自在に操る独自の波動制御技術の融合により、コンピュータと非コンピュータが不可分な環境を構築し、言語や現象、アナログとデジタルといった二項対立を循環的に超えていく「デジタルネイチャー」の到来を見据えています。

私たちは、現在、波動制御技術をメカノバイオロジーや視覚・聴覚・触覚への介入・補助をする「パーソナルケア&ダイバーシティ」領域と、メタマテリアル(材質ではなく構造で特性を生み出す技術)やオフィス・工事現場等の課題解決のために適用する「ワークスペース&デジタルトランスフォーメーション」領域の2つの主要な領域に重点を置いて製品を展開しています。

急速に進化していくコンピュータに対して、私たち生物の身体(ハードウェア)の進化は非常に遅く、その差はますます開こうとしています。ピクシーダストテクノロジーズはこの両者の間をうまく調停し、生活に対してよりよい価値を生み出し続けます。

商号 ピクシーダストテクノロジーズ株式会社ティッカーシンボル PXDT(NASDAQ市場)会社設立 2017年5月代表取締役 落合 陽一、村上 泰一郎所在地

東京都中央区八重洲二丁目2番1号URLhttps://pixiedusttech.com/

https://pixiedusttech.com/

・本件に関するお問い合わせピクシーダストテクノロジーズ株式会社 広報担当お問い合わせ:

https://pixiedusttech.com/contact*ガンマ波サウンドは、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社の商標又は登録商標です。

– 記載されている会社名、ロゴ、システム名、商品名、ブランド名などは、各社の商号、登録商標、または商標です。 当リリースの詳細について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000206.000044679.html

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000206.000044679.html

※このメールは自動送信されていますので、返信はご遠慮ください。

PxDT

Posted by owner