季への賛美「セルペンティトゥボガス安藤忠雄限定モデル」

2024年4月10日

「セルペンティトゥボガス」における初の芸術的コラボレーションは日本の建築家

安藤忠雄氏が大切にしてきたテーマである自然が見せるはかなき美しさを讃えます。グリーンアベンチュリン、タイガーアイ、ホワイトそしてピンクのマザーオブパールにより、ブルガリのアイコンであるセルペンティのダイヤルに季節ごとに変化する森の色合いがもたらされます。

安藤忠雄×ブルガリ過去にもコラボレーションを行った安藤忠雄氏とブルガリにとって「セルペンティ」でのコラボレーションは初の試みとなります。

2020年と2021年に発表された「オクトフィニッシモ」のシンプルなデザインは

スパイラルが作り出すピュアなラインと、上弦の月を象徴する三日月のコンセプトを通して時間の本質を表しました。建築家

安藤忠雄氏とブルガリが共有する、時間をテーマとした芸術的でコンセプチュアルな旅は特徴的な4つの「セルペンティ」によって新しい領域で表現されました。ブルガリ

ウォッチのデザインを統括するファブリツィオ・ボナマッサ・スティリアーニは下記のコメントとともに安藤氏を称賛します。

「安藤忠雄氏は、自然とそのはかなさにインスパイアされた類まれなる創造性を持っています」安藤氏自身は下記のように語ります。

「私は建築と自然の共生を取り戻すために、さまざまな場の力を統合することを目指しています」

彼の建築は、自然の光と調和した知覚的な美を融合させ環境との直接的なつながりを確立しています。ファブリツィオ・ボナマッサ・スティリアーニはさらに語ります。

「セルペンティとのつながりは本能的に生まれたものでした。蛇も脱皮をすることにより色を変え新たな姿を現すからです」

安藤忠雄×「セルペンティトゥボガス」ウォッチコレクターのヴァレリア・チャン-セレ氏は「BEYOND TIME」の中で下記のように述べています。

「『セルペンティトゥボガス』の強みは、過去の栄光を模倣したり否定したりすることなく自身のうちにあらたな創造性を発見できることです」

自然のエネルギーとリズムに深く根ざしたセルペンティは、原始的な力が宿るタリスマンとしての役割を担ってきました。1940年代からのブルガリの絶対的なアイコン「セルペンティ

トゥボガス」は、装飾品でありながら蛇としての顔も持ち変身と再生を重ね儚くも永続する時間の美しさを完璧に表現しています。

蛇が姿を変えるように安藤忠雄氏の作品も季節や光によって変化します。安藤氏は、自然との直接的な調和を維持しながら、シンプルなフォルムと素材そのものを中心に据えたデザインを形成してきました。北に山々、南に瀬戸内海を望む雄大な環境に位置する兵庫県立美術館に見られるように彼が手掛けたコンクリート建築は周囲の環境にシームレスに溶け込んでいます。彼の象徴的作品の数々は、自然光と洗練されたラインとの相互作用によって成り立っています。春になれば開口部より爽やかな日差しが内部の空間に差し込み、美術館は涼しさを感じさせる廊下とともに光と影に包まれた夏の装いに移り変わるのです。

結果として「セルペンティ」は、より動植物や美学の領域をより深く投影し森と季節のサイクルに適応するものになりました。色石やパールの細かな破片により彩られたセルペンティを手元に纏う、その調和がとれた生き生きとしたラインには安藤忠雄氏の建築的ヴィジョンが反映されています。

四季折々の「セルペンティ」

安藤忠雄氏は、それぞれの四季をグリーンのアベンチュリン、タイガーアイ、ピンクおよびホワイトマザーオブパールを用いたマルケトリで表現することを構想しました。このヴィジョンはブルガリの職人たちによりダイヤル上に巧みに落とし込まれました。まずはじめに最も印象的な見た目を持つピースを丹念に選び出し、それぞれを正確にトレースしカットします。最後にカットしたピースを細心の注意を払いながらはめ込み組み立てることで、有機的な表現力を持つ色彩と反射の組み合わせが生まれます。蛇のヘッド部の輪郭に沿ってセッティングされた2列のダイヤモンドによってこの芸術的な組み合わせはさらに引き立ち、活気に満ちた生命の輝きを放ちます。

4つの限定モデルのうち夏にリリースされるサマー

エディションでは、ほのかに半透明なグリーンアベンチュリンの生き生きとした輝きとくすみがかったエフェクトが、太陽の光が降り注ぐ森の青々とした力強さを表現しています。イエローゴールドならびにステンレススティール製のケースとブレスレットに合わせられることで美しいコントラストが成されます。