マレーシア国立神経ロボット・サイバニクス・リハビリテーションセンターの準備が進展
~人的資源省大臣が来社し、HALの大型導入の意向を表明~
CYBERDYNE株式会社(茨城県つくば市、代表取締役社長:山海嘉之、以下、「当社」)は、2024年5月23日に、マレーシア人的資源省大臣をはじめとするマレーシア政府関係者と、サイバニクス技術のマレーシア展開に向けたトップレベル会談を当社本社にて開催いたしました。
1.会談の概要と経緯
本会談にはマレーシア人的資源省のSteven Sim Chee Keong大臣をはじめ、Khairul Dzaimee Bin
Daub事務総長、マレーシア政府系機関の社会保障機構(マレー語:Pertubuhan Keselamatan Sosial、以下、「PERKESO」)のDr.
Mohammed Azman Bin Aziz Mohammed Group CEOなどが参加し、Steven Sim Chee
Keong大臣より、2024年末に運用開始予定の「PERKESO
国立神経ロボット・サイバニクス・リハビリテーションセンター」(マレーシア北部Perak州Ipoh)に、HAL50セット(65台)をはじめとするサイバニクス製品の大型導入の意向が表明されました。これは単一施設へのHAL導入数としては世界最大となるものです。
当社は、2018年にPERKESOがHALを東南アジアで初めて導入した後、マレーシア政府及びPERKESOとの連携を強化し、サイバニクス治療の普及を推進してまいりました。現在に至るまでPERKESOが提供する公的な社会保障制度により、患者負担なくサイバニクス治療が提供されており、2024年3月末時点で、マレーシア国内12施設において114台のHALが稼働しています。
これまでの実績を踏まえ、PERKESOは、2022年に、「サイバニクス」を施設名に冠する、東南アジア最大の医療複合施設「PERKESO国立神経ロボット・サイバニクス・リハビリテーションセンター」の建設を発表し、現在建設が進んでいます。同センターの第1期プロジェクトは、15.6ヘクタール(東京ドーム3.4個分)、総床面積は、約86,400平方メートル、常時700人の患者を収容することが可能な計画となっています。
2.今後の見通し
本会談の結果を踏まえ、当社はPERKESOとの間で、サイバニクス製品の導入に向けた協議を引き続き進める予定です。2025年3月期の業績に与える影響は精査中であり、今後開示すべき事象が発生した場合には、速やかに情報開示いたします。
当社を視察するSteven Sim Chee Keong大臣
セレモニー左から、Dr. Hafez Bin Hussain、山海社長、Steven Sim Chee Keong大臣、Khairul Dzaimee Bin
Daub事務総長、Dr. Mohammed Azman Bin Aziz Mohammed Group CEO
PERKESO国立神経ロボット・サイバニクス・リハビリテーションセンターの完成予想図
CYBERDYNEについて
当社グループは、社会が直面する様々な課題を解決するため、「人」+「サイバー・フィジカル空間」(HCPS: Human-Cyber-Physical
Space)を融合する「サイバニクス
(人・AIロボット・情報系の融合複合)技術」を駆使して、人とテクノロジーが共生・協調して相互に支えあう「テクノピアサポート社会」の実現とロボット産業・IT産業につづく新産業「サイバニクス産業」の創出による未来開拓を推進しています。
サイバニクス技術の代表的な製品である世界初の装着型サイボーグHALは、サイバニクス治療として機能再生を促進する高い有効性と安全性が評価され、世界20以上の国・地域への展開が進展しています。
当社グループは、健康状態、身体機能、認知・心理などに問題を抱える方々や広く社会で働く方々を対象として、世代を超えた人々の自立度・自由度を高め、生活・心身等の諸問題を解決できる安心安全な社会を実現してまいります。
www.cyberdyne.jp
当リリースの詳細について
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000053044.html
※このメールは自動送信されていますので、返信はご遠慮ください。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません