慰安婦性奴隷説を完全論破したラムザイヤー教授が「国基研 日本研究賞」受賞
日本研究賞」受賞 『慰安婦性奴隷説をラムザイヤー教授が完全論破』(ハート出版)が、国家基本問題研究所 第11回「国基研 日本研究賞」に選ばれた。
ラムザイヤー教授の来日が決定。授与式・記念講演会前日にはシンポジウムも予定されている。
7月10日(水曜日)午前10時30分~ 【第三回「慰安婦問題を巡る国際シンポジウム 2024】 千代田区「星陵会館」
7月11日(木曜日)午前11時15分~ 【第11回 国基研 日本研究賞 授与式・記念講演会】 千代田区「イイノカンファレンスセンター」 《受賞のことば》
ジョン・マーク・ラムザイヤー
この度は、国家基本問題研究所の日本研究賞をいただき、誠に光栄に存じます。助教授として就職してから40年近く、色々な大学を経験し、現在はハーバードにて教授のポストに従事していますが、数多くの優秀な学者と一緒に研究できたことがかけがえのない思い出です。
真実とは学者の仕事です。そして、太平洋戦争の慰安婦に関する真実は簡単であり、彼女らは、単なる売春婦でした。これは、何も複雑な問題ではなく、彼女らは、強制的に連行された者ではなかったし、性奴隷でもなかったのです。
(国基研HPより一部引用)
『慰安婦性奴隷説をラムザイヤー教授が完全論破』 著者:ジョン・マーク・ラムザイヤー(ハート出版)
高橋洋一氏、福井義高氏推薦。
韓国と米国左派に執拗に攻撃され、生命の危険にもさらされたハーバード大学ラムザイヤー教授。
戦前日本の娼婦と戦時の日本軍慰安婦の雇用契約に関する4本の論文を1冊にまとめ、根拠なき日本非難に終止符を打つ。
ラムザイヤー教授は戦前日本の娼婦の契約形態に関心を持ち、売春宿と娼婦(と親)の「信用の供与」や「契約の合理性」のメカニズムを発表したのが1991年。その論文『戦前日本の年季奉公契約による売春制度――性産業における「信用できるコミットメント」』は日本人の研究者にもあまり知られることなく時が過ぎた。
ところが、2020年に『太平洋戦争における性サービスの契約』を発表した途端、“反響”があった。韓国や米国の日本研究者たちが一斉に教授を攻撃し始めたのである。「論文を撤回せよ」「教授を辞めろ」など罵詈雑言。論文発表誌への圧力、教授への脅迫メールにまでと、強烈なものだった。
教授は身の危険を避けながらも理不尽な要求に屈せず、救いだったのは仲間や友達だったと本書でも述懐しており、日本では本書の翻訳陣の藤岡信勝氏らが緊急シンポジウムを開催して応援した。
戦時の日本軍は、戦前の日本で芸妓や娼婦と置屋が交わした契約スタイルを援用して性サービス業者に許可を与えていたことを教授は解き明かした。つまり、悪徳業者を排除するために管理していたといえる。貧困に悩む地域の役所が慰安婦を募集するにあたっての契約書式のサンプルは具体的で、就業を厳しく制限するものでもあった。
朝鮮においては日本の統治下でもあり、日本と同様の契約形態が採用されて、契約には親の押印が必要で、戦時の前線に近い危険な場所での仕事であり、契約の金額は跳ね上がり、契約期間は娼婦が6年からだったのが、慰安婦は2年以下という短いものだったと具体的に示しました。ここに「ゲーム理論」という双方の駆け引きが現れている。
また、強制的に連れ去られたという証拠は見つかっていないことも改めて示した(朝鮮人の悪徳業者がいたことは否定していない)。
2022年に教授が反論の論文『太平洋戦争における性サービスの契約――批判者への回答』を発表。論には論でディベートするものだと、学問の自由を守り抜く不屈の学者魂ともいうべき立派な態度だったが、なぜ最初の論文は騒がれなかったのか、日本国内の話だからというだけだったからなのか。また逆に、今回はなぜこんなに騒がれたのか。
日本人作家が済州島で朝鮮人女性狩りをしたとする本を刊行したのが、1983年。それを元に1992年に日本の大手新聞が「挺身隊」の名で勧誘、強制連行された「従軍慰安婦」と世界に配信した。韓国の一部団体と元慰安婦が日本軍に強制的に性奴隷にされたと騒いだのは、1990年代に入ってからであり、結果、日本政府は謝罪(1993年)と見舞金の基金を設立(1995年)することになったのは周知のとおりである。そして新聞社が、慰安婦狩りは真実ではなかったと記事を取り消したのは、作家が嘘だったと白状した1996年からずっと後の2014年のこと。
そもそも1991年以前に、韓国の新聞が「日本軍の朝鮮人慰安婦」を取り上げることは殆どなかった。韓国に駐留している「米軍の朝鮮人慰安婦」の記事が少し出てくる程度。それが1991年以降に日本軍慰安婦の記事が爆発的に増えている資料も掲載。慰安婦たちが「契約もなく強制的」に性奴隷にされたとの思いがあったのなら、戦後すぐの時期にこういった話が出てこないはずがないのである。
ラムザイヤー教授が論文の度に断り書きしているように、「売春の倫理的問題」を論じているのではなく、「売春の契約形態」を経済学の「ゲーム理論」を活用して論じている。30年にわたる4本の論文と、反論は必読である。
【著者情報】
J・マーク・ラムザイヤー John Mark Ramseyer
法務博士(JD)、米国ハーバード大学ロースクール教授、ライシャワー日本研究所 日本法学教授。専門はLaw and Economics 法と経済学。
1954年米国シカゴ生まれ。
宣教師のお父様の仕事の関係で、生後6か月の時に船で太平洋を渡り来日。
小学校卒業まで宮崎の地元の学校に通う。中高は東京の米国の学校で教育を受ける。大学入学の時に米国に帰国。
1976年 ゴーシェン大学より学士号(歴史学)取得
1978年 ミシガン大学より修士号(日本学)取得
1982年 ハーバード大学ロースクールを優秀者(magna cum laude)として卒業し法務博士を授与される。
卒業後、連邦高等裁判所ロー・クラーク、弁護士として勤務
1985-86年 フルブライト研究員として東京大学に在籍
1986-92年 カリフォルニア大学ロスアンジェルス校 教授
1992-98年 シカゴ大学教授、日本学委員会の委員長を数年務める。
1998年からハーバード大学で現職。企業法、日本の法律について教鞭をとる。一橋大学、東京大学、東北大学、早稲田大学、バージニア大学、ハイファ大学(イスラエル)などでも教鞭をとった経験がある。
<受賞>
1991年 サントリー学芸賞受賞『法と経済学――日本法の経済分析』(弘文堂、1990年)、2018(平成30)年旭日中綬章受賞。
<著書>(日本語翻訳書のみ)
『法と経済学-日本法の経済分析』(1990 弘文堂)、『日本経済論の誤解-「系列」の呪縛からの解放』(三輪芳朗 共著 2001
東洋経済新報社)、『産業政策論の誤解-高度成長の真実』(三輪芳朗 共著 2002 東洋経済新報社) 、『日本政治と合理的選択』(F.ローゼンブルース
共著2006 勁草書房)、『経済学の使い方?実証的日本経済論入門』(三輪芳朗 共著 2007 日本評論社)など。
【書籍情報】
書名:慰安婦性奴隷説をラムザイヤー教授が完全論破
著者:ジョン・マーク・ラムザイヤー
翻訳:藤岡 信勝、山本 優美子、藤木 俊一、矢野 義昭、茂木 弘道
仕様:四六判並製・416ページ
ISBN:978-4-8024-0172-2
発売:2023.12.13
本体:1800円(税別)
発行:ハート出版
商品URL:
https://www.810.co.jp/hon/ISBN978-4-8024-0172-2.html
当リリースの詳細について
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000134.000049367.html
※このメールは自動送信されていますので、返信はご遠慮ください。
https://prtimes.jp この企業からのメール配信停止
[]
| 全メール配信停止
[]
| HTMLメール配信停止
[]
発行:株式会社PR TIMES []
Copyright (c) PR TIMES Corporation All Rights Reserved.
[]
[http://prtimes.cl.mptx.jp/mo/prtimes/bt.5q2fz04ph.prtimes.mt85.7bvk.gif
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません