狂犬病予防注射月間!狂犬病ワクチンに関するギモンを調査!8割以上の飼い主が接種に理解を示すも、ワクチンに対する不安も浮き彫りに
~狂犬病ワクチンの正しい知識をTYLの獣医師が解説~
ペットの家族化推進をミッションとし、ペット医療DXをおこなう急成長ベンチャー企業の株式会社TYL(本社:東京都港区 代表取締役社長:金児
将平、以下TYL)は、今年も4月1日より開始した狂犬病予防注射月間に合わせて「狂犬病ワクチンに対する意識調査」をおこないました。
■調査背景
日本国内においては1956年を最後に犬の狂犬病発生は確認されていません。しかし、厚生労働省の統計で30年前にはほぼ100%だった接種率は低迷しており、2022年度時点で70.8%まで落ち込んでいます。さらに、今年2月には国内でワクチン未接種の飼い犬が、子どもを含む近所の住民に噛みついた事故も報道され大きな話題となりました。
TYLではペットが健康に暮らせる環境をつくり、ペットと飼い主ともに「幸せな生活」を送れるように「ペットの医療DX」を進めており、首都圏にて4店舗の動物病院の運営および往診サービスを提供しております。今回の調査は、これから犬を飼おうとしている方や、現在犬を飼っている方に対して、狂犬病ワクチン接種の必要性について知っていただくことを目的としています。さらに、獣医師より狂犬病に関する知識やワクチンの副作用に関しても解説しています。家族の一員である犬にとっても、飼い主にとってもお互いに健康で幸せな暮らしができることを願っております。
■調査結果
サマリー
・8割以上の飼い主が、飼い犬に対して狂犬病ワクチンの接種が必要な理由を認識している。
・一方で、狂犬病ワクチンに関する心配事があると答えた飼い主が57.2%という結果に。半数以上の飼い主が接種に対し「心配事がある」ことが判明!
・飼い主の狂犬病ワクチンに対する心配事は1位副作用、2位安全性、3位飼い犬の高齢化という結果に。
・約6割の飼い主が飼い犬の狂犬病ワクチン接種について専門家の説明を受けている一方で、4割が専門家からの説明を受けたことがない可能性が浮上。
・7割以上が動物病院で獣医師から説明を受けたものの、ペットショップのスタッフやブリーダーも狂犬病ワクチンの接種意識向上に寄与!
トピックス1
◇8割以上の飼い主が、飼い犬に対して狂犬病ワクチンの接種の必要性を認識している。
犬の飼い主369名に対し「野良犬を含め、70%の犬にワクチンが接種されれば、人への狂犬病の感染を防ぐことができ、感染経路を遮断することができます。このことを知っていましたか?」と質問したところ、「はい」と答えた飼い主は83.7%、「いいえ」が16.3%という結果になりました。8割以上の飼い主が、なぜ狂犬病ワクチンの接種が必要なのかを認知していることが分かりました。
トピックス2
◇一方で、狂犬病ワクチンに関する心配事があると答えた飼い主が57.2%という結果に。半数以上の飼い主が接種に対し「心配事がある」ことが判明!
犬の飼い主369名に対し「狂犬病ワクチンに関する心配事はありますか?」と質問したところ、「はい」と答えた飼い主は57.2%、「いいえ」が42.8%という結果になりました。多くの飼い主が狂犬病ワクチンの必要性を理解しながらも、飼い犬のワクチン接種に対して半数の飼い主が不安を感じている実態が見えました。
トピックス3
◇飼い主の狂犬病ワクチンに対する心配事は1位副作用、2位安全性、3位飼い犬の高齢化という結果に。
犬の飼い主211名に対し「狂犬病ワクチンに関する心配事とはどのような内容ですか?」と質問したところ、1位副作用(64.9%)、2位安全性(55.9%)、3位飼い犬の高齢化(33.6%)という結果となり、そのほかには飼い犬の持病(19.4%)や費用負担(20.4%)といった回答も見られました。その他には、「自分以外の飼い主が飼い犬にワクチン接種をしているのか心配」といった声もありました。
トピックス4
◇約6割が飼い犬の狂犬病ワクチン接種について専門家の説明を受けている一方で、4割が専門家からの説明を受けたことがない可能性が浮上。
犬の飼い主369名に対し「飼い犬に対するワクチン接種について、専門家からの説明を受けたことはありますか?」と質問したところ、はいが60.2%、いいえが35.2%、わからないが4.6%という結果に。約6割の飼い主がワクチン接種に関する専門家の説明を受けていることが分かりました。一方で、4割以上と半数近くの飼い主に対して専門家のサポートが届いていない可能性が浮かびあがりました。
トピックス5
◇7割以上が動物病院で獣医師から説明を受けたものの、ペットショップのスタッフやブリーダーも狂犬病ワクチンの接種意識向上に寄与。
狂犬病のワクチン接種について専門家からの説明を受けたと答えた犬の飼い主222名に対し「どこで説明を受けましたか?」と質問したところ、1位動物病院(75.2%)、2位ペットショップ(37.8%)、3位ブリーダー(10.8%)、4位保健所(4.1%)という結果となりました。半数以上の飼い主が動物病院で説明を受けている一方で、ペットショップのスタッフやブリーダーなどもワクチン接種に関する正しい知識を広める上で大きな役割を担っていることが分かりました。
■狂犬病のワクチンは必要?安全性は?狂犬病のワクチン接種にあたって知っておきたいことについて
~TYL 取締役 兼 アニホック動物病院グループ 総獣医師長 藤野洋よりコメント~
(1)狂犬病にかかると、どのような症状が出るのか教えてください。―
感染初期には、異常な行動が現れ、普段とは異なる行動や攻撃性が現れることがあります。また、光や音に対する過敏な症状が見られ、特に水を怖がるというのが特徴的な症状です。
そして症状が進むにつれて唾液が多くなり、この時にほかの動物や人を噛むことで感染が広がります。最後には神経症状がさらに悪化し、痙攣や麻痺を起こして死亡してしまいます。
(2)狂犬病は日本にはないので、接種しなくてもいいというのは本当でしょうか?―
確かに日本では50年以上狂犬病の発生が報告されていませんが、世界では毎年数十万人が狂犬病に感染しています。さらに、近年では50年間発生がなかった国でも狂犬病が再び確認される事例があります。グローバル化により、人や物の国際的な移動が活発化している今、日本への狂犬病の侵入の可能性も否定できません。そのため、狂犬病の予防は非常に重要です。
また、日本では狂犬病予防法に基づき、犬に対して年に一度の狂犬病予防接種が義務付けられています。これは法律を守る上でも、公衆衛生を保護する上でも必要な措置です。したがって、狂犬病の予防接種を確実におこなうことが重要です。
(3)調査でも副作用や安全性について心配する飼い主が多くみられました。接種にあたって飼い主が気を付けるべきポイントを教えてください。―
ワクチンアレルギーは、体がワクチン成分に対して過剰反応することで生じる症状です。特にアレルギー体質の犬や、過去に他の混合ワクチンでアレルギー症状が発症したことがある犬にとっては、リスクが高まる可能性があります。狂犬病ワクチンは、体内での免疫反応を刺激して感染防御を獲得するために使用されますが、この過程でワクチンアレルギーを起こす可能性があるのです。
狂犬病ワクチンを接種する際には、かかりつけの獣医師と相談し、犬の健康状態や過去の医療履歴に基づいた適切な判断が必要です。万が一、ワクチン接種後に異常な症状が見られた場合は、速やかに獣医師の診察を受けることが重要です。
■調査概要・調査テーマ:狂犬病ワクチン接種関する意識調査・調査方法 :インターネットリサーチ・調査対象者:犬の飼い主369名
・調査実施日:2024年4月10日~4月17日・調査主体:株式会社TYL■TYL についてTYL
は「ペットの家族化推進」をミッションとして掲げている急成長ベンチャーで、動物病院支援とペットの飼い主支援という両輪で全13のサービスを展開しており、ペットが健康に暮らせる環境を作り、ペットと飼い主ともに幸せな生活を送れるようにペットの医療DXを進めております。動物病院支援では、動物病院従事者向けの人材紹介事業や求人媒体等を運営、病院経営に関わる課題および事業承継のコンサルティング等をおこなっています。飼い主支援では、ペットのヘルスケアに係る往診事業や病院の運営等を提供しております。
コーポレートサイトURL:
https://pet-tyl.co.jp/■会社概要名称:株式会社 TYL
代表取締役社長:金児 将平設立:2017年8月1日資本金:262,619,800 円 ※資本準備金含む所在地:東京都港区芝 2-13-4 住友不動産芝ビル
4号館4階
当リリースの詳細について
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000060.000030347.html
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