20職種1000人に聞いた「肩こり職種」ランキングを発表~肩こりで業務に支障が出ている職種のトップは「美容師・理容師」 職種別の肩こりあるあるも~
職種別の肩こりあるあるも~
パナソニック株式会社は、全国で働く全20職種1000名の方を対象に「肩こり」に関する全国調査を実施しました。日々仕事に向き合うビジネスパーソンの悩みのタネともなる「肩こり」。肩こりが続くことで仕事のパフォーマンスに影響が出てしまうという人も多い中、職種別の肩こりの悩みや実態が明らかになりました。
【調査TOPICS】
■全体の半数以上が「肩こりがつらくて業務に支障が出たことがある」と回答
■肩こりによって業務に影響が出ている時間が最も長いのは「美容師・理容師」で平均174.8分!
2位「教師」(平均170.4分)、3位「保育士」(平均155.5分)、4位「農業従事者」(平均149.7分)、5位「飲食店勤務」(平均148.7分)という結果に。
すべての職種を合わせた平均では1日の業務時間中、肩こりの影響を感じる時間が約2時間にも及ぶことが明らかに。
■1位の「美容師・理容師」が肩こりになる要因は「カットやシャンプーなど腕を上げた状態で動かし続けているから」「同じ体勢でいる時間が長いから」という回答が多い。
■肩こりがツラいときに行うことで最も多いのは「ストレッチ」。次いで「自分で揉む」「お風呂に入る」「湿布を貼る」などセルフケアで対応する人が多い傾向。
■肩こり対策にかける年間費用が最も多い職種は「医師」で平均約2万5000円。
全20職種の肩こり対策にかける年間費用の平均は約1万5000円という結果に。多い人は年間50万円も!
■「立ち(動く)仕事」と「座り仕事」、どちらも「休憩後~業務終了前」が一番肩こりを感じる時間帯。
■季節や気温による肩こりの感じ方について「かなり変わる」「多少変わる」を合わせると56.3%という結果に。
一方で「あまり変わらない」と回答した人は37.7%となり、季節や気温を問わず肩こりを感じている人も4割近くに上る。
■夏場に肩こりを感じる人は「かなり感じる」「たまに感じる」を合わせると8割以上!
夏の肩こりは「冷房のついたオフィスで長時間作業」が原因だと感じている人が4割。
[調査概要]
・エリア:全国
・調査対象:20代~60代 男女 計1000人(各職種50名)
・対象職種:1.教師2.介護士3.美容師・理容師4.銀行員5.警察官6.消防士7.システムエンジニア8.アパレル店員
9.飲食店10.保育士11.事務12.看護師13.自動車整備士14.警備員15.農業従事者16.スーパー・コンビニ店員
17.研究員18.工場作業員19.医師20.トラックドライバー
・調査期間:2024年6月21日~6月25日
・調査方法:インターネット調査
・調査会社:楽天インサイト株式会社
《全体の半数以上が「肩こりがつらくて業務に支障が出たことがある」と回答》
まず、全20職種の方に「肩こりがつらくて業務に支障が出たことはありますか?」と聞いたところ、「かなりある」「たまにある」を合わせると全体で57.7%の人が肩こりにより業務に支障が出ていることがわかりました。
中でも「かなりある」「たまにある」を合わせた数字が最も大きいのは「介護士」で70%、「教師」「看護師」「農業従事者」が同率で66%、「工場作業員」が64%という結果に。
「介護士」の方に肩こりになる要因を聞いたところ「利用者の方を抱えたり重いものを持つなど力作業が多いから」「記録業務などデスクワークも多いから」という回答が見られました。
その他にも、「酪農で毎日2回搾乳のために指を使い、腕を肘より上にあげて作業をするため」(農業従事者)、「同じ体勢で品出し、ハンガー通し、服を畳む作業を続け、行動範囲が狭く動けないため」(アパレル店員)など、それぞれの職種ならではの理由があるようです。
Q:「肩こりがつらくて業務に支障が出たことがありますか?」 ※n=1000
《肩こりによって業務に影響が出ている時間が最も長いのは「美容師・理容師」で平均174.8分!》
続いて、「肩こりによって業務に影響が出ている時間は1日どのぐらいですか?」と聞いたところ、全20職種を合わせた平均は(1日の業務時間中)116.2分という結果に。肩こりの影響を感じている時間は1日約2時間に及ぶことが明らかになりました。
さらに職種ごとで見ると、「美容師・理容師」が最も長い時間肩こりによる影響を感じており、全職種の平均を大幅に超える平均174.8分という結果に。
Q:「肩こりによって業務に影響が出ている時間は1日どのぐらいですか?」
※n=577(前問で「かなりある」「たまにある」を選んだ方のみ)
「美容師・理容師」の方に肩こりになる要因を聞いたところ、「カットやシャンプーなど腕を上げた状態で動かし続けているから」「同じ体勢でいる時間が長いから」という回答が多くありました。
また、2位は「教師」の平均170.4分で、「学生への配布資料をパソコンで作成することが多いから」「黒板で板書をする時間が長いから」が要因として挙げられました。また、3位の「保育士」は平均155.5分となっており、「子どもたちをおんぶや抱っこすることが多く力仕事だから」という理由が最も多く挙げられました。
《肩こりがツラいときに行うことで最も多いのは「ストレッチ」。次いで「自分で揉む」「お風呂に入る」「湿布を貼る」などセルフケアで対応する人が多い傾向》
次に「肩こりがつらいときに行うこと」を聞いたところ、「ストレッチをする」が最も多く68.8%。次いで「自分で揉む」「お風呂に入る」「湿布を貼る」が続き、肩こりに対しセルフケアで対応している人が多いことがわかりました。
《肩こり対策にかける年間費用が最も多い職種は「医師」で平均約2万5000円。全20職種の肩こり対策にかける年間費用の平均は約1万5000円という結果に。多い人は年間50万円も肩こり対策にお金をかけている!》
「肩こり対策(湿布やマッサージに行くなど)に年間どのぐらいの費用を使いますか?」と聞いたところ、
全20職種を合わせた平均額は1万5824円という結果に。この先10年で15万円以上を肩こり対策に費やすことになる計算です。
さらに、職種ごとで見ると、肩こり対策にかける年間費用が最も多い職種は「医師」で平均額は2万5280円という結果になりました。「医師」の方に肩こりになる要因を聞いたところ「パソコン作業やデスクワークが多いから」という回答が多くありました。また、今回調査した中には年間50万円もの費用をかけて肩こり対策をしているという方もいました。
Q:「肩こり対策に年間どのぐらいの費用を使いますか?」 ※n=1000
《「立ち(動く)仕事」と「座り仕事」、どちらも「休憩後~業務終了前」が一番肩こりを感じる時間帯》
美容師・理容師、飲食店、介護士、看護師など「立ち(動く)仕事」が多い職種と、銀行員、システムエンジニア、事務、研究員など「座り仕事」が多い職種、それぞれの方に「勤務開始前~勤務終了後に肩こりを感じる時間帯」を聞いたところ、「立ち(動く)仕事」の方が41.8%、「座り仕事」の方が53.1%で、どちらも「休憩後~業務終了前」に最も肩こりを感じていることがわかりました。
業務終了までのラストスパートをかける時間帯に、肩こりでツラい思いをしている方が多いことが伺えます。
《季節や気温による肩こりの感じ方について「かなり変わる」「多少変わる」を合わせると56.3%という結果に。一方で季節や気温を問わず肩こりを感じている人も4割近くに上る》
次に、「季節や気温によって肩こりの感じ方は変わりますか?」と聞いたところ、「かなり変わる」「多少変わる」を合わせると56.3%という結果になりました。一方で「あまり変わらない」と回答した人は37.7%となり、季節や気温を問わず肩こりを感じている人も4割近くに上ることが明らかになりました。肩こりは冬場など寒い時期により感じやすいイメージがありますが、年間を通じて悩みのタネとなっているようです。
《夏場に肩こりを感じる人は「かなり感じる」「たまに感じる」を合わせると8割以上!
夏の肩こりは「冷房のついたオフィスで長時間作業」が原因だと感じている人が4割》
「夏場に肩こりを感じることはありますか?」と聞いたところ、「かなり感じる」「たまに感じる」を合わせると8割以上という結果に。さらに、「夏場の肩こりの原因として近いと感じるもの」を聞いたところ、「冷房のついたオフィスで長時間作業」が原因だと感じている人が40.1%で最も多くなりました。次いで「室内と外の寒暖差」が35.2%となっており、夏場の肩こりの要因が冷房によるものだと感じている人が多いことが伺えます。
夏場もツラい肩こりに・・・忙しいビジネスパーソンに”ながら”でできる肩こり対策
今回の調査の結果、肩こりを感じながら日々業務を行っている人が多いことがわかり、中でも「美容師・理容師」が、業務時間の中で最も長い時間肩こりによる影響を感じていることがわかりました。立ったり動いたりする仕事や、同じ姿勢で長時間作業をする仕事など、職種によって肩こりの要因が異なることがわかる結果となりました。
さらに、冬に悩みを感じやすいイメージのある肩こりですが、季節を問わず肩こりを感じる方も一定数いることが浮き彫りになりました。夏の暑い時期でも冷房のついたオフィスや部屋での長時間作業が肩こりの要因になっていると捉えている方も多いようです。
肩こりで仕事のパフォーマンスに影響があると感じる方が多い中、マッサージや整体などに行く時間がなかなか取れないといった現実も。常に良い状態をキープするため身体をいたわり、こりを解消、疲れを溜めないことが大切です。
マッサージや整体に行く時間がない中でも、日々忙しく働く身体をいたわるため、ビジネスパーソンに寄り添うセルフケアアイテムの活用がオススメです。
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