伝説のドキュメンタリー番組「ハイパーハードボイルドグルメリポート」の仕掛け人・上出遼平氏による初のビジネス書『ありえない仕事術 正しい“正義”の使い方』、3月1日(金)発売。

正しい“正義”の使い方』、3月1日(金)発売。

この本に書かれているのは、凡人の凡人による凡人のための仕事術。巷にあふれるビジネス書の「仕事術」なんて嘘ばっかりだ! 株式会社徳間書店(本社:東京都品川区上大崎

代表取締役社長:小宮英行)は、テレビ東京で放送されていた伝説のドキュメンタリー番組「ハイパーハードボイルドグルメリポート」の仕掛け人である上出遼平(かみで・りょうへい)氏が完全書き下ろした初のビシネス書『ありえない仕事術

正しい“正義”の使い方』を、3月1日(金)に発売いたします。 「ありえない仕事術」(徳間書店)

「ありえない仕事術」(徳間書店)

◆上出遼平 著『ありえない仕事術 正しい“正義”の使い方』(徳間書店)

https://www.amazon.co.jp/dp/4198657432/

本書は、テレビ東京で不定期放送ながら、世界各国の危険地域へ自ら赴き、現地の人々の食生活に密着するという斬新すぎる内容が大きな話題となり、日本の放送文化向上に貢献した人物や番組に贈られる「ギャラクシー賞」を2度受賞するなど、伝説的なドキュメンタリー番組として知られる「ハイパーハードボイルドグルメリポート」の仕掛け人・上出遼平氏による完全書き下ろしのビジネス書。

「その仕事に人生をかける価値があるのか」「組織に所属しつつも自分を捨てずに生きぬく方法とは」「正義に自分を食い潰されないためにはどうするか」など、気鋭のTVマン時代に培った経験やノウハウをもとに、

ビジネスパーソンなら一度は胸に抱くであろう命題を痛快に斬って行く新ビジネス論が満載。

ラストまで読み進めると、帯にもある「既存の様式を破壊する」という謳い文句も納得できる傑作です。

* 目次

はじめに

【第一部】そもそも「仕事」とどう向き合うべきか

〔総論〕その成功の先に幸福は用意されているか

・あなたは天才ではなく、奇跡は起きず、歳ばかりとる

・ズルはしない方がいい

・無駄なものなど存在しない

・すべての原因は睡眠不足にある

・「飲み」は控えよう

・その仕事は結局、誰のためになされるべきなのか

〔各論〕「世界は私に興味を持っていない」から始めよう

・入口は欲望によって開かれる

・他者の欲望を知りたい欲望

・伝家の宝刀「Q&A」

・そのことはあなたしか知らない

・なぜドキュメンタリーが求められ始めているか

・生き残るのは真実

・言葉をどう扱うか

・カメラの存在

【第二部】ドキュメンタリーシリーズ『死の肖像』

・「死」をテーマとする意味

・チーム編成

・取材対象の検討

・取材許諾取付

・ファーストコンタクト

・撮影プラン

・進捗報告

・事件の発生

・責任の所在

・番組の成功

・課題の整理

・一人を対象とする危険

・取材交渉

・罪と謝罪

・泊まり込んでカメラを回す

・ゴールの設定

・カメラを持たない時間

・生きるか死ぬかを選ぶこと

・家族の声を聞く

・秘密を知ってしまった時

・ハゲワシとドキュメンタリー

・取引

・人を殺すこと

・積み上がる成功

・疑惑の浮上

・刺激の不足

・処理

・帰省

・家族の苦しみ

・終わりの始まり

・拘置所にて

あとがきにかえて

* 本人メッセージ(はじめにより)

本当にありがたいことに、私はこれまでたくさんの出版社から「仕事術」の執筆依頼をいただいてきました。そしてあろうことか、そのすべてをお断りしてきました。

幼い頃から文章を書く仕事に憧れを持っていた私にとって、その判断は常に痛みを伴うものでした。しかしどうしてもお応えすることができなかった。理由は実に簡単です。

世に出ている「仕事術」なんて嘘ばっかりじゃないか。

そう思っていたからです。

様々な業界の第一人者が「仕事術」の本を出しています。しっかり読めばわかりますが、どれもこれも概ね同じ内容です。「本当に重要なことは書かれていない」か、あるいは「当たり前の(だけど真似できない)ことが書かれている」かのどちらかです。考えてみれば当然です。

どの業界のどんなスターだって、自分の手の内をそう易々と明かすわけはないのです。どこの世界も弱肉強食。後進の成長に怯え、足元を掬われる恐怖に日々震えているのが実情です。むしろ、自分の地位にあぐらをかいて安心安全と高を括っている者がいるとすれば、それは平和に呆けて成長を止めた悲しき老君の姿にほかなりません。

にもかかわらず、今回このように「仕事術」という看板の下に筆をとったのには当然理由があります。

本書を最後まで読んでいただければ、その真意をご理解いただけると信じています。

少なくとも、本書には耳を塞ぎたくなるような「不都合な事実」が含まれます。

見たいもの、聞きたいことだけに囲まれて生きていきたい人にとっては全くもって不愉快な話でしょう。

* 著者プロフィール

上出遼平氏 (C)︎阿部裕介

上出遼平氏 (C)︎阿部裕介

上出遼平(かみで・りょうへい)

1989年東京都生まれ。テレビディレクター、プロデューサー、作家。

2011年テレビ東京入社。ドキュメンタリー番組『ハイパーハードボイルドグルメリポート』シリーズ(Netflixにて配信)の企画、演出から撮影、編集まで制作の全工程を手掛け、同番組はギャラクシー賞を受賞。

音声のみで制作した同番組Podcastシリーズ(Spotifyで配信)はJAPAN PODCAST AWARDS大賞を受賞。

2022年6月テレビ東京退社後、ニューヨークに拠点を移す。

著書に『ハイパーハードボイルドグルメリポート』『歩山録』など。

X(旧Twitter)

https://twitter.com/HYPERHARDBOILED

Instagram

https://www.instagram.com/kamide_

* 書誌情報

[書名] ありえない仕事術 正しい“正義”の使い方

[著者] 上出遼平

[発売日] 2024年3月1日(金)

[定価] 1650円(10%税込)

[判型/仕様] 四六判ソフトカバー

[発売] 株式会社徳間書店

[商品URL]

https://www.tokuma.jp/book/b642806.html

https://www.amazon.co.jp/dp/4198657432/

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