垣根涼介さんが諫早市民栄誉賞を受賞
諫早市民栄誉賞は内村航平さん、役所広司さんに続いて3人目
昨年『極楽征夷大将軍』(文藝春秋)で第169回直木賞を受賞した垣根涼介さんが、出身である長崎県諫早市から市民栄誉賞を授与されました。3月24日(日)、諫早市内のホテルで授与式が行われました。
第169回直木賞受賞記者会見にて
諫早市民栄誉賞を授与されたのは、体操選手でオリンピックの個人総合で2連覇を果たした内村航平さん、カンヌ映画祭で最優秀男優賞を受賞した役所広司さんに続いて3人目です。
地元紙の長崎新聞によれば、授与式で垣根さんは、
「25年近く物書き稼業をやっている。こうして市民栄誉賞をいただき、とても感慨深い。こうして壇上に立っているのも皆さんが私の本を買って読んでいただいたから。ありがとうございました」と述べました。
また自身が高校まで過ごした諫早の街について、「有明海の静かな海が好きだった。高校時代はわざわざ沿岸を通って家に帰っていた」
と故郷への思いを語り、自身の作品のなかにその風景をイメージとして使うことがあると明かしました。
■直木賞選考委員激賞!『極楽征夷大将軍』
浅田次郎さん
「過去の歴史観に一石を投じた」伊集院静さん「尊氏、直義兄弟の姿は、現代の我々に何かを教えてくれる」京極夏彦さん
「まるで”AI活用の適否”を見せつけられるような、ネオ太平記です」
『極楽征夷大将軍』垣根涼介(文藝春秋)
やる気なし使命感なし執着なしなぜこんな人間が天下を獲れてしまったのか?動乱前夜、北条家の独裁政権が続いて、鎌倉府の信用は地に堕ちていた。
足利直義は、怠惰な兄・尊氏を常に励まし、幕府の粛清から足利家を守ろうとする。やがて後醍醐天皇から北条家討伐の勅命が下り、一族を挙げて反旗を翻した。
一方、足利家の重臣・高師直は倒幕後、朝廷の世が来たことに愕然とする。後醍醐天皇には、武士に政権を委ねるつもりなどなかったのだ。怒り狂う直義と共に、尊氏を抜きにして新生幕府の樹立を画策し始める。
混迷する時代に、尊氏のような意志を欠いた人間が、何度も失脚の窮地に立たされながらも権力の頂点へと登り詰められたのはなぜか?
幕府の祖でありながら、謎に包まれた初代将軍・足利尊氏の秘密を解き明かす歴史群像劇。
あらすじ紹介1. 画・黒沢明世
あらすじ紹介2. 画・黒沢明世
あらすじ紹介3. 画・黒沢明世
あらすじ紹介4. 画・黒沢明世
■Audible(オーディブル)「2024年1月人気作品ランキング」第1位にランクイン!
Amazonオーディオブック「Audible(オーディブル)」の人気作品ランキングに『極楽征夷大将軍
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』が、1月には第1位、2月には第6位にランクインしました。
本ランキングは、Audibleにより2024年毎月1日から末日までの視聴データをもとに作成されています。
■書誌情報
書名:極楽征夷大将軍
著者:垣根涼介発売:2023年5月11日定価:2,200円 (税込)ISBN: 978-4-16-391695-8書誌URL:
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163916958
当リリースの詳細について
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000397.000043732.html
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