株式会社サンゲツが、クラウド型商品マスタ「Lazuli PDP」の試験導入を開始

2024年7月2日

～商品属性抽出の自動化、分析の高度化を目指します～ Lazuli株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役：萩原

静厳、以下Lazuli）が開発・提供する、AI技術を活用したSaaSのクラウド型商品マスタ「Lazuli

PDP」が、株式会社サンゲツ（本社：愛知県名古屋市、代表取締役社長執行役員：近藤

康正、以下サンゲツ）において、2024年6月1日より、プロダクトデータの充実化における作業の自動化とデータのリッチ化による分析の高度化、商品開発へのデータ活用の促進を目指すため、試験導入を開始しました。

サンゲツは、愛知県名古屋市西区に本社を置き、住宅から非住宅分野まで幅広く利用される壁紙、床材、カーテンなどの商品を総合的に扱うインテリア企業です。サンゲツでは、今まで自社で取り扱う商品の色や属性などの情報を手動で抽出しており、多くの時間・労力を費やし情報量も限定的でした。また、人力での作業であるため、同じ色を見ても人によって識別する色が異なり、属性情報の統制をとることが難しいという大きな課題がありました。このような課題を解決するため、サンゲツでは「Lazuli

PDP」を試験導入することを決定しました。「Lazuli

PDP」は、サンゲツの定義する色・属性をAIに学習させ、サンゲツの提供する壁紙や床材などの商品の画像から、統一された商品属性情報の付与を実現します。サンゲツは、人力の作成では工数がかかる商品属性データの作成・収集・管理を限りなく自動化・統一化することにより、分析の高度化、商品開発へのデータ活用の促進、営業における提案力の向上を目指します。また今後は、インテリアからエクステリアまで、快適な空間を創造する事業の本格的な展開に向けて、開発・検証を進めていきます。

＜Lazuli PDPとは＞Lazuliが開発、提供する「Lazuli

PDP」は、複数の外部データベースに点在していた商品情報を一括して管理し、データを活用しやすい形に整備、連携するためのクラウドサービスです。製造業者や小売業者などが保有する多様な商品マスタデータを、AIを活用して名寄せし、製品の特徴からメタタグの付与や関連付けを行います。これらの情報が「Lazuli

PDP」を通じて、ユーザーに提供されます。＜株式会社サンゲツについて＞

住宅から非住宅分野まで、人々の暮らしを彩る壁装材（国内シェアの約50％）、床材、ファブリック（カーテン・椅子生地）の商品企画・開発・販売、そして各種施設の企画・設計・工事管理・施工を行っています。ブランドステートメントとして“Joy

of Design”を掲げ、デザインするよろこびを提供しています。

株式会社サンゲツロゴ＜Lazuli株式会社について＞

Lazuli株式会社は2020年7月に設立されたスタートアップです。高度なAI技術とクラウドを駆使し、AI商品マスタとして、世界中の商品情報をビジネスに関わる誰もが利用できるSaaSの開発と、提供を進めています。商品が製造、流通、販売される中で、企業間、あるいは企業内においても、商品に関するデータはスムーズに同期されていないのが現状です。これがDXを阻害している大きな要因の1つと考えています。Lazuliはこれを解決すべく、ビジネスに携わる人が容易に商品の情報にアクセスできるクラウド型商品マスタ「Lazuli

PDP」を開発・提供しています。