気の古典エッセイストがカラダ目線で「源氏物語」を捉えた『傷だらけの光源氏』、本日3月4日(月)発売!

「源氏物語」は、夢物語ではなく現代社会にも通じるリアルな世界だった!

古典エッセイスト・大塚ひかりが、登場人物たちの“カラダ”と“ココロ”に着目した、今読まれるべき「源氏物語」論の一冊『傷だらけの光源氏』が、辰巳出版(本社:東京都文京区、代表取締役社長:廣瀬和二)より、2024年3月4日に発売されました。

* 内容紹介

2024年NHK大河ドラマ『光る君へ』の主人公・紫式部が生み出した、日本古典文学の傑作「源氏物語」。

本書は、「源氏物語」の全訳本も刊行し、『本当はエロかった昔の日本』『女系図でみる驚きの日本史』『くそじじいとくそばばあの日本史』といったヒット作品も多く執筆している古典エッセイスト・大塚ひかり氏による“源氏物語”論になります。

登場人物の「カラダ」と「ココロ」に着目し、あふれるストレス死、モノのように扱われるカラダ、拒食に走る女性、モラハラ男とホモソーシャル社会…といった現代社会にも通じるリアルな世界として「源氏物語」を捉え直していきます。

さらに、より深く「源氏物語」の世界を理解するために<系図とあらすじ >と<年表>も収録。

『光る君へ』がさらに面白くなるのはもちろん、新しい視点で「源氏物語」を楽しむことができる一冊です。

※本書は、2002年に刊行されたちくま文庫『カラダで感じる源氏物語』を改題のうえ、大幅加筆修正したものになります。

◆第1章 感じるエロス~病気する体

◆系図とあらすじ/第1部

◆カラダとココロの『源氏物語』年表

* 目次

●第1章 感じるエロス

・病気する体

・抑圧のエロス

・リアルな身体描写

・ブスな女の現実感

●第2章 『源氏物語』のリアリティ

・ブスでもない美女でもない女の魅力

・等身大の男たち

・ “光る源氏”のコンプレックス

・リアリティへのこだわり

●第3章 五感で感じる『源氏物語』

・感じる視覚

・感じる触覚

・感じる聴覚

・感じる嗅覚

・感じない味覚

●第4章 自分の心と体を生きる

・感じる経済

・感じる不幸

・紫式部の「感じる能力」

●系図とあらすじ 第1部~第3部

●カラダとココロの『源氏物語』年表

* 著者プロフィール

大塚ひかり(おおつか・ひかり)

1961年横浜市生まれ。古典エッセイスト。早稲田大学第一文学部日本史学専攻。

『ブス論』、個人全訳『源氏物語』全六巻、『本当はエロかった昔の日本』『女系図でみる驚きの日本史』『くそじじいとくそばばあの日本史』『ジェンダーレスの日本史』『ヤバいBL日本史』『嫉妬と階級の『源氏物語』』『やばい源氏物語』など著書多数。

* 商品概要

書名:傷だらけの光源氏

定価:1,650円(本体1,500円+税)

体裁:四六判/296ページ(オール1C)

ISBN:978-4-7778-3087-9

発売日:2024年3月4日

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* 刊行記念イベント開催!

本書の刊行を記念し、3月19日(火)にジュンク堂書店池袋本店において、以下のイベントを開催します。

◎『傷だらけの光源氏』刊行記念 「リアルとスピリチュアルで語る源氏物語」

大塚ひかり×辛酸なめ子(漫画家、コラムニスト)

2024年3月19日(火)19:30~21:00

◎イベント情報詳細

https://online.maruzenjunkudo.co.jp/products/j70019-240319

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