川県産業創出支援機構の成長戦略ファンド（「研究開発支援事業（GX製品・サービス開発支援）」および「新商品・新サービス開発支援事業（海外販路拡大支援）」）に採択

2024年9月19日

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株式会社オリゼプレスリリース：2024年09月19日報道関係者各位【株式会社オリゼ】石川県産業創出支援機構の成長戦略ファンド（「

研究開発支援事業（GX製品・サービス開発支援）」および「新商品・新サービス開発支援事業（海外販路拡大支援）」）に採択

～発酵大国・石川県でさらなる麹の研究開発および海外向け新商品開発での飛躍を目指す～

日本の伝統発酵技術を用いて社会課題解決を目指す株式会社オリゼ（本社：東京都渋谷区、代表取締役：小泉泰英）は、公益財団法人石川県産業創出支援機構（以下、ISICO）が実施する成長戦略ファンド（「令和6年度研究開発支援事業」および「令和6年度新商品・新サービス開発支援事業」）に採択されましたことをお知らせいたします。

■本事業へ提案の経緯と目標

当社は「HAKKOでより良いを作る」をミッションとし、米麹発酵食品を主軸に多数の商品群を製造・販売しております。中でも「オリゼ甘味料（米麹発酵糖分）」は、古米や屑米をアップサイクルすることで食品ロス削減や、砂糖生産における森林破壊の抑制にも貢献する、サステナブルな甘味料です。この製造工程の鍵となる「発酵」の技術をより高めるため、弊社は2024年5月より発酵大国である石川県金沢市に支社を設置し、石川県内の企業・大学との連携を進めております。

本補助事業では、廃棄米を使用したオリゼ甘味料の製造効率改善を図り、石川県内の企業と協業を視野に食品ロスの削減と米麹で作り出す甘味料の普及を目指します。

また、当社は同年6月に米国内小売18,000店舗への販路を抱える現地醤油メーカー”SAN-J International

Inc.”と事業連携し、海外展開を進めております（※1）。まずは、国内で200万食以上の販売実績がある「米麹グラノーラ」を主軸とした白砂糖不使用商品ラインナップを展開する予定です。そのため、健康機能性について金沢工業大学と連携強化をしながら、米国向け商品開発を進めてまいります。さらに石川県内の食品製造メーカーと協業のもと、甘味料およびグラノーラの製造委託を通した地域経済への貢献を目指します。

（※1）

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000050.000087241.html■

石川県産業創出支援機構（ISICO）が実施する成長戦略ファンド（「令和6年度研究開発支援事業」および「令和6年度新商品・新サービス開発支援事業」）について

令和6年度研究開発支援事業（GX製品・サービス開発支援）

https://www.isico.or.jp/site/shinseihin/dxgx-rd-r6.html

経済と環境の好循環の創出を目的とした、国の「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」で成長分野とされた14分野に関する製品・サービスの研究開発をISICOが支援します。

当社の研究テーマは「廃棄米を活用した米麹由来発酵甘味料製造のための麹菌探索及び製造効率化」として採択されました。令和6年度

新商品・新サービス開発支援事業（海外販路拡大支援）

https://www.isico.or.jp/support/dgnet/d41179363.html

石川県の地域資源を活用した新商品・新サービス、または社会課題の解決に向けた新商品・新サービスの開発から販路開拓に要する事業に助成し、新ビジネスの創出をISICOがサポートします。

当社は、「海外販路拡大支援」において、現地の嗜好・ニーズに応じた商品開発・改良（試作、評価等を含む）、国際認証等の取得（知的財産に係る調査等を含む）、海外市場での販路拡大に係る事業として支援をいただきます。

■代表コメント株式会社オリゼ/代表取締役小泉泰英

石川県との繋がりが生まれたのは2022年で、2年間石川県の企業様との協業を進めてまいりました。今年、2024年に正式に石川支店を開設し益々本格的な事業展開を始めようと考えている中で、石川県ならびにISICOの貴重な機会に採択をいただいたこと大変嬉しく思っております。国内の不要になってしまう資源を発酵アップサイクルし、世界に届けて未来に向けて進んでいきたいと思います。

■オリゼ甘味料（米麹発酵糖分）について