ソシウム株式会社、封入体筋炎 治療薬候補SO-003の共同特許出願を南京医科大学薬学院と合意
治療薬候補SO-003の共同特許出願を南京医科大学薬学院と合意 NEWS RELEASE
2024年6月19日
ソシウム株式会社
代表取締役 堀本勝久
ソシウム株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 堀本勝久)と南京医科大学薬学院(中国江蘇省)は、ソシウム社が発見した封入体筋炎(Sporadic
Inclusion Body
Myositis:以下「sIBM」)に関する治療薬候補化合物に関して、南京医科大学薬学院が当該化合物の詳細な解析を行い、薬効評価を行いました。その結果、当該治療薬候補化合物に関する特許を共同出願することに合意を致しましたのでお知らせ致します。
本件に関するお問い合わせは、
[email protected]もしくは、
https://socium.co.jp/ja/contact/まで、お願いいたします。
【封入体筋炎とは】
封入体筋炎(指定難病15、Sporadic Inclusion Body
Myositis:以下sIBM)は主に50歳以上で発症する慢性の経過をとる筋疾患の一つです。大腿部や手指の筋肉が萎縮し、筋力が低下するため、階段が登りにくい、指先で物がつまみにくいと言ったような症状で発症します。診断には筋生検が必要で、骨格筋には縁取り空胞と呼ばれる特徴的な封入体が見られ、名前の由来になっています。ステロイドの治療に反応しないことが多く、治療法が確立されていない疾患であり、さらなる治療薬の開発が求められています。
【治験薬候補化合物(SO-003)について】
ソシウム株式会社は、独自に開発したAI解析プラットフォームと独自に構築した医薬品の遺伝子変動パターン・データベースを用いて、既に他の疾患で治療薬として用いられている医薬品の中から、sIBM患者様特有にみられる遺伝子発現パターンを健常人のパターンに近づける働きを持つ医薬品を発見しました。
【南京医科大学薬学院について】
1934年創立の「江蘇省立医政学院」が前身。1957年に「南京医学院」、1993年に「南京医科大学」に改称。江蘇省人民政府に属し教育部、国家衛生計画生育委員会が共同運営する地方重点大学。80年以上の歴史をもつ華東地区で有数の医科大学。
(
https://spc.jst.go.jp/univorg/university/u0231.html)
【ソシウム株式会社について】
ソシウム株式会社は、ファーストインクラスの低分子化合物の創薬を行う創薬ベンチャー企業です。「薬のない人に薬を、薬の効かない人に薬を」をビジョンに掲げ、疾病に苦しむ患者様のアンメットメディカルニーズの克服に取り組んでいます。独自のAI創薬プラットフォームCompound-Eyes(TM)、Drug
Saver(TM)、Cyber-Drug-Discovery(TM)等を要素技術として対象疾患に応じたプラットフォームにカスタマイズすることで、従来の薬理学的な仮想ターゲットに限定されることなく、遺伝子発現情報に基づいた新規な創薬標的の探索や作用メカニズムの解明を行っています。現在、がんや希少疾患など23以上の開発ポートフォリオを有しています。
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