全国小中学校作文コンクール最優秀賞の藤田壮眞さんが高槻市長に受賞を報告
自身の自閉症について思いをつづる
高槻市在住で私立大阪青陵中学校3年生の藤田壮眞さんが令和6年1月9日(火曜日)、高槻市役所を訪問し、第73回全国小中学校作文コンクールで最優秀賞の文部科学大臣賞を受賞したことを濱田剛史市長に報告しました。
藤田さんは4歳の時に自閉症スペクトラムの診断を受け、小学校では支援級に在籍。中学校は私立大阪青陵中学校に通い、作文は同校の夏休みの課題として提出したものです。
作文には、藤田さん自身が経験した、自閉症であることによる外見や行動が相手に与える誤解、コミュニケーションに生じる不調などがつづられています。それでも人と関わることは大好きという藤田さんのもどかしさが伝わる文章に審査員は、「想像を超えた事実が次々とつづられている。『みんな違って、みんないい』というが、お互いを理解しあった上でのこと。そのために作文がとても役立つことも教えてもらった」などと講評。中学生部門の全3797点の応募の中から、見事最優秀賞の文部科学大臣賞を受賞しました。
この日、市役所を訪れた藤田さんは「文部科学大臣賞をとれただけでなく、SNSでも大きな反響があってうれしかった」と話し、濱田市長は「大臣賞はなかなかとれるものではない快挙。これからの活躍も期待しています」と賛辞を贈りました。
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