スペースシードホールディングスは、エクソソーム研究を事業化する新会社「リジェネソーム株式会社」を設立しました

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スペースシードホールディングス株式会社 プレスリリース:2024年07月19日 報道関係者各位

スペースシードホールディングスは、エクソソーム研究を事業化する新会社「リジェネソーム株式会社」を設立しました

世界的に日進月歩で進むエクソソーム研究分野において、独自技術を開発し社会貢献を目指すための事業開発をスタート。

スペースシードホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表:鈴木健吾、以下スペースシードホールディングス)は2024年7月12日(金)に、エクソソーム研究を事業化する新会社「リジェネソーム株式会社」を新設したことを報告いたします。

設立の背景

スペースシードホールディングスは、2024年4月よりスペースフードスフィアに参画し※1、研究開発を進めてきました。また、2024年5月以降、XPRIZE

Healthspanへの参加※2を通じて、エクソソームの解析を中心とした、ヘルスケア関連商品開発やメディカル分野での技術開発など行ってまいりました。※1

スペースフードスフィアに参画のプレスリリース

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000140650.html※2 XPRIZE

Healthspanへの参加表明のプレスリリース

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000140650.html

この度、スペースシードホールディングスの持つ研究ネットワークを活用して、世の中における老化をコントロールする技術の開発を通じて社会に貢献を果たす事業構想が具体化してきたことで、新規に当該事業を主体的に実施する会社を設立するに至りました。

エクソソームとはエクソソームは、細胞外から取り込まれた物質を輸送・処理する役割を持つオルガネラのエンドソームから生じる40-150

nmの細胞外小胞(sEV:small extracellular vesicles)であり、多くの種類の細胞から分泌されることが報告されています※3。※3 参考

https://www.cell.com/cell/fulltext/S0092-8674(19)30212-0

エクソソームの中には、RNA(mRNA、マイクロRNA、その他のノンコーディングRNAを含む)、DNA、脂質、たんぱく質等が含まれており、人体において、細胞間のコミュニケーションを担う重要な役割を果たしています。エクソソームは特定の分子情報を運搬し、他の細胞に送達することで細胞間のシグナル伝達を促進し、さまざまな生理的プロセスや病理的プロセスを調節します。

また、免疫系の細胞間の相互作用を調整し、免疫応答を強化または抑制することで、炎症反応や免疫疾患の進行を制御します。がん細胞から放出されるエクソソームは、がんの進行と転移に寄与し、がん細胞の増殖、血管新生、免疫抑制などに関与する因子を運びます。

他にも、エクソソームは損傷した組織の修復や再生に寄与する成長因子やマイクロRNAを運搬する性質をもっていることで、再生医療の分野でも注目されています。

リジェネソーム株式会社のミッション・ビジョン・バリュー

本法人では、今後老化によって引き起こされる未来に及ぶ課題に対して、バイオテクノロジーの観点からの技術開発で解決していきたいという理念のもと、以下を掲げています。

Mission2040年に人類が月面に生活圏を拡大するために必要となる地上にも応用可能な老化防止技術を提供することVision

2030年にHealthspanにおいて老化防止の技術を実証することValue・エクソソームの科学的知見の蓄積

・宇宙科学の実践に関するネットワークの構築

・地球及び宇宙における抗老化等の健康面での課題解決のための研究開発

エクソソーム診断機器の実用化イメージ

リジェネソーム株式会社の事業内容

異なる環境下においた培養細胞やヒト臨床試験におけるオミクス関連の解析を実施するとともにエクソソームを詳細に分析することで、それぞれの環境がエクソソームの産生にどのようにかかわっているか、またエクソソームがどのように生体に機能しているかを明らかにしていきます。

その研究の進捗の中で、エクソソームを利用した老化を抑制する方法に関する知見が得られると考えています。これらの研究開発によって、宇宙医学の分野に新しい提案を行っていくことだけでなく、地球上で活用される医療技術の進化にも寄与する可能性を追求していく予定です。具体的に実施する事業としては、以下を掲げています。

1.エクソソームを活用したサプリメント、食品、化粧品の開発2.その他細胞に含まれる物質を活用した新商品・サービスの開発3.知的財産管理

4.経営・営業・研究等に関するコンサルティング業務5.各種イベントの企画、制作、運営及び管理6.写真、動画の撮影、企画、制作及び販売

7.前各号に付帯又は関連する一切の業務

エクソソームを解析するためのレーザーを用いた超解像顕微鏡装置リジェネソーム株式会社 役員紹介リジェネソーム株式会社 代表取締役CEO 鈴木健吾

2005年に東京大学大学院農学生命科学研究科修士課程在学中にユーグレナ社を共同で設立。2016年博士(農学)学位取得、2019年博士(医学)学位取得。リジェネソームの親会社であるスペースシードホールディングス株式会社の代表取締役のほか、理化学研究所チームリーダー、東北大学特任教授(客員)を兼務し、当社の研究開発を担当する。

リジェネソーム株式会社 代表取締役社長 佐久間善太郎

2004年東京大学経済学部卒、NTTドコモで営業・財務、金融庁で国際調整係長を務める。2018年から株式会社Unitedlyの副社長、2021年に株式会社Eパートナーに入社し取締役経営企画部長を務める。2024年よりスペースシードホールディングス株式会社の取締役に就任するとともに当社の代表取締役社長として事業推進を担当する。米国公認会計士、ニューヨーク大学MBA。

スペースシードホールディングスについて

スペースシードホールディングス株式会社は、「SFをノンフィクションにする」をミッションとして、新技術のテーマ探索、スタートアップへの投資育成ならびに大学等との共同研究を通じて、社会課題の解決に取り組んでいます。最終的には、各種ステークホルダーとともに宇宙空間で居住するのに必要な技術を揃えることを目指しています。今後は、社内にあるアカデミックな知見やネットワークを活用して、「サイエンス」×「ナラティブ」をベースに社会に対して科学を軸とした対話を継続しながら、積極的に社会課題に対する新しいサービスやプロダクトを提供していく予定です。

スペースシードホールディングスのWEBサイト

https://ss-hd.co.jp/ 当リリースの詳細について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000140650.html

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000140650.html

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