子どもたちや住まいに関する社会課題解決に向けた継続支援を開始
誰もが明日の夢を語れる世界の実現に貢献 株式会社サンゲツ(本社︓愛知県名古屋市、代表取締役
社長執行役員︓安田正介)は、1月10日付でサンゲツグループの企業理念を一新し、「すべての人と共に、やすらぎと希望にみちた空間を創造する。」をPurposeとして掲げました。この理念に基づき、安心して快適に過ごせる空間創造の一環として、支援が必要な子どもたちや、住まいに関する社会課題の解決に取り組む4団体を継続的に支援することを決定しました。今後、経済的な支援や具体的活動への人的な協力を通じ、各団体と共に社会課題の解決に取り組み、「誰もが明日の夢を語れる世界」の実現を目指します。
◆プレスリリース原本(PDF):
https://prtimes.jp/a/?f=d54227-118-8adf624b1c4381c47f5872891d65eb86.pdf
◆WEBサイト:
https://www.sangetsu.co.jp/information/detail/20231227153132.html
私たちは、長期ビジョン【DESIGN 2030】において、「みんなで いつまでも
楽しさあふれる」社会の実現を目指しています。このビジョンの実現に向けては、社会課題における格差問題の解決が重要であると捉えており、当社は従来から、事業をいかした活動である児童養護施設の内装リフォーム支援に加え、開発途上国や災害における難民支援といった取り組みを継続してきました。そして、2023年5月に発表した中期経営計画【BX
2025】では、社会価値の創出における「コミュニティへの参画」の施策として新たに下記の目標を定めました。
■外部団体への寄付を含めた社会貢献活動費︓年間経常利益の0.3~0.5%を目途とし、寄付は特定の団体に継続的に実施する。
この目標に基づき、当社は支援先候補について社員から意見を募った上で、各団体の理念や活動方針に関するヒアリング等を通じた検討を重ね、支援先として下記の4団体を選定しました。当社は今後、幅広い地域で専門的な知識や経験を持ち活動する団体へ継続的な寄付を行い、各団体と共に課題解決に取り組みます。さらに、社員自らが自発的にボランティア等に参加することで、これまで以上に積極的な社会参画活動を行ってまいります。
継続支援団体の概要と、当社支援内容詳細
サンゲツグループは、事業の中心である「空間創造」を通じて社会課題の解決に取り組み、社会価値の創出につなげていくことを目指しています。新しい企業理念に基づく私たちの行動が、ひいては社会を変える力となることを目指し、特に
未来を担う子どもたちの教育・生活環境や、空間に携わる支援を行う団体と共に社会課題と向き合い、取り組みを続けてまいります。
* 認定NPO法人 ハビタット・フォー・ヒューマニティ・ジャパン
同法人は、「誰もがきちんとした場所で暮らせる世界」の実現を目指し、世界70カ国以上で住まいの問題に取り組む国際NGO「ハビタット・フォー・ヒューマニティ」の日本法人です。アジア太平洋地域における住居支援を行うとともに、日本から海外支援地へのボランティア派遣等を行っています。国内においては、経済的に困窮する方や高齢者などの住宅確保要配慮者に対して入居支援や居室内の環境改善をサポートするほか、児童養護施設や母子シェルターなどの施設修繕支援を行っています。
当社は、従来より行っている児童養護施設への内装リフォーム支援との親和性や、人々の住まう「空間」を通じた社会課題解決に向けた取り組みに賛同し、支援を決定しました。資金面のほか、国内の施設修繕での内装材の提供や、当社社員のボランティア活動参加、海外における住宅提供支援といった活動への参画を検討していきます。
認定NPO法人 ハビタット・フォー・ヒューマニティ・ジャパンの詳細はこちら
フィリピン、バレンズエラ市で建築を進める低所得世帯向けの“ソーシャライズドハウジング”
* NPO法人 愛知こどもホスピスプロジェクト
「こどもホスピス」は、生命を脅かされる病気や障がいのある子どもとその家族が、終末期だけではなく発病時から安心して楽しい時間を過ごし、気持ちを分かち合うための場所を提供する事業です。国内では、まだ数少ない施設ですが、同法人は愛知県初・東海地方初のこどもホスピス設立に向けて、小児緩和ケアに関する調査・研究・普及啓発活動や人材育成を行っています。
当社は、同法人の理念に共感するとともに、こどもホスピスという「空間」の必要性に賛同し、こどもホスピス立ち上げにおける資金援助や、当社所有の不動産貸し出しとその修繕を含めた支援を行います。同法人の理念である「存分に生きるを、一緒に。」を叶えられる空間を共に創造し、当社が目指す「スペースクリエーション企業」ならではの支援を行います。
NPO法人 愛知こどもホスピスプロジェクトの詳細はこちら
イベント「星空プロジェクト」
ドーム内のプラネタリウムで、星空を見て楽しみました
* 一般財団法人 みらいこども財団
一般財団法人
みらいこども財団は、虐待などのため親元を離れて、児童養護施設で暮らす子どもたちを支援しています。児童養護施設への訪問ボランティアのほか、生活に必要な物品の寄付や、施設を卒業した子どもへのサポートを行っています。また、支援を受ける子どもたちだけでなく、ボランティアクルーの“心の成長”を重視している点も同法人の特徴です。
当社は、同法人の“心の支援”を重視する姿勢に共感し、「支援する人と支援される人が、共に成長できる支援」に向けて協働します。当社が従来より行っている児童養護施設のリフォーム支援においても「空間リフォーム」というハード面の提供にとどまらず、子どもたちの“心の支援”への参画といった、さらに一歩先の支援を進めたいと考えています。
一般財団法人 みらいこども財団の詳細はこちら
大阪支部ボランティアクルーの皆さま
* 公益社団法人 チャンス・フォー・チルドレン
「多様な学びを
すべての子どもに」をミッションとして、家庭の経済状況等にかかわらず、子どもたちを多様な学びの機会によって包括できる社会を目指す団体です。学校外での学習塾や習い事等で利用可能な「スタディクーポン」の提供を通じ、子どもが自由に学べる環境を推進しています。
当社は、これからの未来をつくっていく子どもたちに対して、格差のない学びの機会を提供する同法人の活動に賛同し、継続支援をいたします。
公益社団法人 チャンス・フォー・チルドレンの詳細はこちら
スタディクーポンの仕組み
当社は今後も、これらの各団体をはじめとするさまざまなステークホルダーと共に、企業として実現する未来像“Dream”に掲げる「誰もが明日の夢を語れる世界」の実現に向けて、取り組み続けます。
株式会社サンゲツは持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。
◆株式会社サンゲツについて
住宅から非住宅分野まで、人々の暮らしに利用される壁装材(国内シェアの約50%)、床材、ファブリック(カーテン・椅子生地)を中心に、自社での商品企画・開発、販売を行っています。ブランドステートメント「Joy
of Design」を掲げ、新しい空間を創りだす人々にデザインするよろこびを提供しています。
社名:株式会社サンゲツ(Sangetsu Corporation)
代表者名:代表取締役 社長執行役員 安田 正介
売上高(連結):1,760億円(2023年3月期)
本社所在地:愛知県名古屋市西区幅下一丁目4番1号
https://www.sangetsu.co.jp/
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