介護施設のDXを加速させるキーパーソンとなる「IT介護士」育成サービスを開始
介護総合支援事業のインフィック株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:増田
正寿、以下、「インフィック」)は、2024年5月14日、介護士のITリテラシー向上のために「IT介護士」の民間資格を新設し、「IT介護士育成講座」の受講申し込みをスタートいたしました。
IT介護士ロゴ
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* リリース背景
介護業界の大きな課題として介護職員の不足が叫ばれている中、厚生労働省は、2025年には32万人、2040年には69万人の介護職員の供給が不足すると試算結果を発表しました。この課題を解決するために重要となるのがデジタル化により生産性を向上させることです。しかし、介護業界のITリテラシーの低さや労働集約型の仕事のため、業界全体のDX化が進んでいません。労働集約型の仕事の生産性を上げるために、日々OJTなどの教育によって職員のスキルアップに取り組んでいますが、IT知識の研修までは実施できてない介護施設がほとんどです。
また、公益財団法人
介護労働安定センター「介護労働実態調査」によると、ICT機器導入の現状は、「利用者情報の共有」や「記録から介護請求の一括化」は比較的進みつつあるものの、一方で「職員の精神的・肉体的負担軽減」や「業務効率化」に直結する見守り支援ロボットなどの導入は30%以下にとどまっています。導入の障壁は、「導入費用の負担が大きい」、「導入するための人的な余力がない」、さらには「導入しても職員が使いこなせない」などの理由があがっています。
このような背景から、インフィックは、NTTグループと共同制作したテキストを使い、介護職員が業務で触れるIT知識を学習ができ、現場で率先してデジタル機器を使いこなせる人材を育成するサービスをリリースしました。
テキストイメージ
テキストイメージ
* 特徴と今後の展望
インフィックの関連法人である株式会社まごころ介護サービス、社会福祉法人まごころで実証実験を繰り返しながらサービスのアップデートや拡充をし、経営層、マネージャー職、20代~60代の幅広い世代の介護職員の声が反映されたカリキュラムを完成いたしました。さらに、継続的な学習支援や現場で使えるITツールとして、ステップアップ動画やITを活用したレクリエーション素材などが無料で利用可能なサービスも付帯しました。
リリースから3年でIT介護士5,000名を目指し、今後は更にIT介護士のスキルを高め、実務に活かすための上位資格もつくっていきます。社会にIT介護士を輩出することで介護業界のDX化を後押しし、人材不足の課題の解決をしてまいります。
■サービス内容
資格名:IT介護士
受講対象者:どなたでも
学習形式:eラーニングで講義動画を視聴
学習時間:約20時間(初級)
■資格取得までの流れ
Step1:動画視聴、Step2:オンライン上で試験、Step3:合格者へ認定証を授与
※認定証はインフィックが発行
■資格取得後のサービス
・ステップアップ動画の無料視聴
・ITレクリエーションツールの無料利用(12ジャンル全435問)
・法人を対象に介護用品など特別価格で提供(インフィック運営の販売サイト掲載商品に限る)
■費用(法人向け)※価格は税込み・初級受講料:(1人当たり)10,789円 ※現在キャンペーン価格5,940円
・オンラインシステム利用料:(月額)11,000円
・資格認定登録料:(月額)220円
※3名まで無料、4名から1名につき月額220円発生します。
サービスWEBページ
https://it-kaigoshi.lp.infic.net/
■法人概要
インフィック株式会社
東京都千代田区丸の内 3-3-1 新東京ビル 7F
代表取締役 増田正寿
以上
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