診療所向け「サイバーセキュリティ レポートサービス」の提供を開始
「医療機関等におけるサイバーセキュリティ対策チェックリスト」対応を支援
PHCホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区)傘下のウィーメックス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:高橋秀明、以下「ウィーメックス」)は、本日7月31日より、厚生労働省が医療機関に求める「医療機関等におけるサイバーセキュリティ対策チェックリスト(*1)」への対応を支援する「サイバーセキュリティ
レポートサービス」の提供を開始いたしました。
<「サイバーセキュリティ レポートサービス」にて診療所に提出されるレポートの例>
#「サイバーセキュリティ レポートサービス」の概要
医療情報システムに精通したスタッフが診療所を訪問し、医療情報システムの構成やシステム利用者とその権限などを、20,000軒を超える診療所のシステム導入を支援してきた経験をもとに調査します。その上で、「サイバーセキュリティ対策チェックリスト」への対応に役立つレポートとして、診療所における医療情報の管理状況を可視化します。さらに、ウィーメックス独自のリスク判断チャートにより、現状のセキュリティ課題と必要な対策を明確化します。
<サイバーセキュリティ レポートサービスの内容>
1.リスク診断チャート
2.医療情報システム一覧
3.医療情報システム利用者台帳
4.院内ネットワーク構成図ほか
※「サイバーセキュリティ
レポートサービス」は、ウィーメックスの電子カルテシステムや医事コンピューターをお使いいただいているお客様に限らず、他社のシステムをご利用中の診療所でもお申込みいただけるサービスです。
#サービス開発の背景
レセプトのオンライン請求やオンライン資格確認、電子処方箋など、医療DXの進展により、従来は院内で管理されていた医療情報が、院外のネットワークやクラウドサービスでも扱われるようになってきています。それに伴って、医療機関における不正アクセスやランサムウェア被害も報告されるようになり、被害状況によっては、システムの停止や患者さんの受け入れ中止など、診療の継続を脅かす事態に陥っています。
かかる状況を受け、厚生労働省は2023年に「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン
第6.0版」及び「医療機関等におけるサイバーセキュリティ対策チェックリスト」を発表(*1)し、すべての医療機関にガイドラインの理解とセキュリティ対策を求め、保健所による立入検査を進めています。
診療所においては、院長が院内のセキュリティを維持・向上する安全管理責任者になるケースが多いものの、診察や経営の傍らでガイドラインの全容を把握し、「医療機関等におけるサイバーセキュリティ対策チェックリスト」で定められている要求事項に対応することは簡単ではなく、不安の声も聞かれています。ウィーメックスの「サイバーセキュリティ
レポートサービス」は、診療所における「サイバーセキュリティ対策チェックリスト」への対応を支援する新たなサービスとして開発いたしました。
#先行モニターに参加いただいたお客様の声(一部抜粋) * 医療情報の管理状況が可視化され、頭が整理された。レポートを元に改善に努めたい。
*
本サービスの導入により、情報資産に関する誓約書をスタッフから取っていなかったことが判明したので、早速誓約書を準備したい。情報資産の価値の重要性に気付くことができた。
*
何をすればよいかわかっておらず不安があったが、リスク診断チャートによりやるべきことがクリアになり、考え方もハッキリした。
#ウィーメックス代表取締役社長 高橋秀明のコメント
「サイバーセキュリティ
レポートサービス」は、ウィーメックス初のセキュリティサービスです。これまで当社は、医療機関の業務効率化と質の高い医療を実現すべく、医療DXを推進してまいりました。社会全体で医療DXが進み、多くの人がその恩恵を受けるためには、医療情報の安全な管理と運用が必須です。「サイバーセキュリティ
レポートサービス」をきっかけとして、医療機関のサイバーセキュリティ対策のパートナーとしても貢献していきたいと考えております。
(*1)厚生労働省「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン 第6.0版」
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/0000516275_00006.html
「医療機関等におけるサイバーセキュリティ対策チェックリスト」は、2024年5月に今年度版が発表されています。
<ウィーメックス株式会社について>
ウィーメックス株式会社は、グローバルヘルスケア企業として事業を展開するPHCホールディングス株式会社(証券コード6523
東証プライム)の日本における事業子会社です。企画・開発から販売までワンストップでサービスを提供する新体制として、2023年4月より新会社として事業を開始しました。「メディコム」ブランドの医事コンピューターや電子カルテシステムの他に、薬局経営のサポートや特定保健指導の支援、遠隔医療システムなどを提供しています。
また、2023年10月に富士フイルムヘルスケアシステムズ株式会社より電子カルテ・レセプト関連事業を取得し、ウィーメックスヘルスケアシステムズ株式会社が誕生。
国内の「医療DX」を推進するヘルスケア IT製品・サービスを通じて、患者さんへの医療サービス向上と医療従事者の業務効率化に取り組んでいます。
□所在地 :東京都渋谷区渋谷3-25-18 NBF渋谷ガーデンフロント14F
□代表者名 :代表取締役社長 高橋秀明
<PHCホールディングス株式会社(PHCグループ)について>
PHCホールディングス株式会社(証券コード 6523
東証プライム)は、健康を願うすべての人々に新たな価値を創造し、豊かな社会づくりに貢献することを経営理念とするグローバルヘルスケア企業です。
傘下にPHC株式会社やアセンシア
ダイアベティスケアホールディングス、エプレディアホールディングス、株式会社LSIメディエンス、ウィーメックス株式会社、メディフォード株式会社などを置き、糖尿病マネジメント、ヘルスケアソリューション、診断・ライフサイエンスの事業領域において、開発、製造、販売、サービスを行っています。2023年度のグループ連結売上収益は3,539億円、世界125以上の国と地域のお客様に製品・サービスをお使いいただいています。PHCグループはPHCホールディングス株式会社とその事業子会社の総称です。
お問合せ先
ウィーメックス株式会社E-mail:[email protected] 当リリースの詳細について
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000088.000107062.html
※このメールは自動送信されていますので、返信はご遠慮ください。
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