天然⽢味「ほしいもピール」の初年度生産と販売を開始 ━━ 加糖なし、化学合成なし。⼲し芋づくりの過程から生まれる、美容成分ポリフェノールや食物繊維が凝縮した、文字通りの100%天然⽢味食材
加糖なし、化学合成なし。⼲し芋づくりの過程から生まれる、美容成分ポリフェノールや食物繊維が凝縮した、文字通りの100%天然⽢味食材
常温で糖度50度相当の⽢さ!フレークやパウダーに加えて、クッキーやパウンドケーキ・スコーンも商品化。初年度はさつまいも 4,000本相当の消費へ
茨城産干し芋生産加工を手掛ける「永井農芸センター」と「ほしいもピールプロジェクト」(以下、両者)では、天然⽢味「ほしいもピール」の初年度生産分の販売を開始します。1月18日(木)より永井農芸センターの直売所や公式サイトで先行販売するほか、2月3日(土)からは水戸公設市場を通じて出荷を順次スタートし、各小売店の店頭で販売してまいります。また今後は小売に加えて、食品メーカーなどへも供給体制も拡充してまいります。
「ほしいもピール」は、⼲し芋生産プロセスで生じる「未利用部分」であったさつまいもの身の部分を多く含んだ⽪の部分を、独自技術で加工した新しい天然甘味です。さつまいもに含まれる食物繊維やポリフェノールなどの栄養分の多くはこの⽪とその周辺に集積している一方で、これまで傷みやすさなどから⼲し芋製造過程では食品ロスとして扱われてきました。
両者は2022年より、干し芋皮の安定化技術開発と試作を進めており、大量に発生する⼲し芋⽪を短時間で効率よくフレーク状に加工処理できることを実証し独自技術を確立することで、今冬より正式に実用化・商品化の運びとなりました。
未利用部分となる皮(左)を高速乾燥させフレーク(右)に
未利用部分となる皮(左)を高速乾燥させフレーク(右)に
■栄養成分表示(ほしいもピール100gあたり)
エネルギー:338kcal
たんぱく質:4.1g
脂質:1.7g
炭水化物:82.4g
食塩相当量:0.03g
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■ほしいもピール(フレーク)
ほしいもピール(フレーク)と調理例
ほしいもピール(フレーク)と調理例
「ほしいもピール(フレーク)」は糖度50度相当の⽢味とクセになるカリカリ食感とを併せ持つ、従来の干し芋や焼き芋とは異なる全く新しいさつまいも加工品です。さつまいもの栄養素を凝縮したことにより、生さつまいもと比較して、食物繊維は約5倍(両者調べ)を含有しています。さらに、加工処理の加熱乾燥によって水分を除去することから、賞味期間も60日間(未開封、常温)と保存性が高くなっています。
例えばサラダの食感のアクセントに入れるクルトンやナッツの代用として、ボウルひとつで食事になるチキン入りのシーザーサラダやパワーサラダ(写真)などにかければ、筋トレのお供やダイエット食にも最適です。そのまま食べるだけでなく、ひと手間加えることで健康&美容意識の高い方向けにぴったりのおやつや、忙しい日の朝食などに最適なエナジーバーやチョコレートバーにもご利用いただけます。
ほしいもピール(フレーク)100g入り オープン価格
■ほしいもピール(パウダー)
ほしいもピール(パウダー)と調理例
ほしいもピール(パウダー)と調理例
フレークをさらに粉砕して粉状にした「ほしいもピール(パウダー)」は、クッキーやスコーン、ケーキなど食品加工品の素材としての応用範囲が大きい商品です。例えばアーモンドプードルの代用でほしいもピール(パウダー)を使えば、ほんのりさつまいもの香りがする多様なスイーツを作れる(写真)
など、作り手のインスピレーションに応じて、無限に可能性が広がる食品素材となります。
ほしいもピール(パウダー)100g入り オープン価格
■ほしいもピール スイーツ
永井農芸センターでは、ピール(パウダー)を活用したクッキー、スコーン、パウンドケーキなども開発し、店頭直売所にて販売しています。ほんのりさつまいもが香る、カラダに優しいスイーツとして話題のこれらスイーツ各種は、ほしいもピールの可能性を表現した手に取りやすいおやつとして、地元の“⼲し芋ファン“たちから、既に人気を集めています。
両者では初年度となる今冬は約20トンの生産体制を整備し、日本国内で約1トン(さつまいも
約4,000本相当*)の消費を見込んでいます。また今後の需要拡大も見据えて、一大産地であるひたちなか市を中心とした茨城県内の⼲し芋事業者たちと協働して「ほしいもピール」の魅力発信を行っていくほか、香港、タイ、シンガポールなど世界的な『さつまいもブーム』のさらなる追い風となれるよう、生産力と販売体制の強化に努めてまいります。
「まずは、食べてみたい」
「料理に使ってみたい」
「この天然⽢味をつかって商品づくりを考えたい」そんな方々を、私たちは探しています。
日本発の新たな“無添加天然⽢味”として、ほんのりさつまいもの香りがして、美味しい「ほしいもピール」を是⾮お試しください。
■永井農芸センター(代表:永井桂一)とは|
永井農芸センター代表 永井桂一
永井農芸センター代表 永井桂一
明治末期から茨城・ひたちなかの地で⼲し芋づくりを手掛ける加工移出問屋が「永井農芸センター」です。毎冬の⼲し芋シーズンになると関東一円の“⼲し芋ファン”が直売所に集う人気で、最盛期の週末には行列することもある⽼舗店でもあります。また2001年には地元シェフと共に⼲し芋を加工したタルトケーキを作り出し、⼲し芋づくりのプロセスで生まれる「未利用部分」を活かし、最近ではクッキー、スコーン、パウンドケーキなども開発するなど、⼲し芋の可能性を拡げる取組をつづけています。
■ほしいもピールプロジェクトとは |
⼲し芋生産プロセスで生まれる「未利用部分」の有効利用などアップサイクル実現をめざす有志の集いが「ほしいもピールプロジェクト」です。ほしいもピールの共通ブランド化および共通規格化(品質の担保)を目指すとともに、賛同農家の募集(生産側の仲間づくり)、メーカー募集(素材としての仲間づくり)、ファン募集(最終ユーザーからの期待づくり)を主な活動として、⼲し芋生産加工事業者や、食品技術事業者などで構成しています。
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