ー家族のコミュニケーションに関する調査ー 約4割の妻が、夫からの「ありがとう」不足

約4割の妻が、夫からの「ありがとう」不足 子どもの年齢が低いほど、日常的に感謝? 母の日以外にも、実は「日常的に」「娘・息子の誕生日に」感謝がほしいとの願望多く

感謝の気持ちがこもっていると感じるお菓子1位は「チョコレート」

株式会社ロッテ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長執行役員:中島英樹、以下ロッテ)は、5月12日「母の日」にあわせて、家族のコミュニケーションの実態を明らかにするため、20代~50代の子どもと同居している母親107名に「家族のコミュニケーションに関する調査」を実施いたしました。

調査の結果、子どもの年齢が低いほど週1回以上という高い頻度で感謝を伝えている割合が高いことがわかりました。また夫から感謝の気持ちを伝えられる頻度は「年に1回未満」が最多で、子どもよりも頻度が低い人が比較的多い結果となりました。実態よりも、日常的におよび娘・息子の誕生日にも感謝を伝えられたいという方が多く、妻の約4割は夫からの感謝の頻度に満足していないことも明らかになっています。

チョコレートは他のお菓子と比べても「シェアしたり渡すことで、感謝や好意を伝えられる」と感じる傾向にあることが、2024年1月に発表した研究所調査※からもわかっていますが、今回感謝の気持ちがこもっているお菓子として「チョコレート」を選ぶ母親が最多であったことからも、感謝を伝える際にはチョコレートを添えることが効果的だと期待されます。

※:2024年1月「チョコレートの喫食と幸福度に関する調査」を参照

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000110734.html

■調査概要

調査名 :家族のコミュニケーションに関する調査

日時 :2024年4月16日~2024年4月19日

調査手法 :インターネット調査

調査実施企業:ロッテ

調査対象 :子どもと同居している20代~50代の母親107名

※引用、転載の際は出典元として『ロッテちょこっと幸せ研究所調べ』の明記をお願いします。

※本文中のグラフの構成比は、小数点以下第2位を四捨五入しているため、必ずしも合計が100%にならないものもあります。

■調査サマリー

1. 子どもの年齢が低いほど、週1回以上、日常的に感謝を伝えてくれる傾向に。子どもの母親の約半数は、

感謝の頻度に満足。

2. 夫から感謝の気持ちを伝えられる頻度は「年に1回未満」が最多。妻の約4割は、夫からの感謝の頻度に

満足していない。

3. 実態に比べ、「日常的に」、「娘・息子の誕生日に」感謝がほしいとの願望多数。

日常的にお互いに感謝を伝え合うことが必要という意見も

4. 感謝の気持ちがこもっていると感じるお菓子1位はチョコレート。

■調査詳細

* 1.子どもの年齢が低いほど、週1回以上、日常的に感謝を伝えてくれる傾向に。

子どもの母親の約半数は、感謝の頻度に満足。

同居している子どもから感謝の気持ちを伝えられる頻度について、子どもの年代別で比較したところ、感謝の気持ちを伝えられる頻度が1週間に1回以上である人が占める割合は、「未就学児」が約7割(70.3%)、「小学生」が約6割(63.0%)、「中高生」が約5割(47.5%)、「19歳以上」が約3割(32.4%)と、年齢が低いほど日常的に感謝を伝えてくれる子どもが多いことがわかりました。また、感謝の気持ちを伝えられる頻度に満足しているか聞いたところ、母親の約半数(49.6%)は満足していると回答。一方で約4人に1人(25.8%)は感謝の頻度に満足していないことも明らかになりました。

* 2.夫から感謝の気持ちを伝えられる頻度は「年に1回未満」が最多。

妻の約4割は、夫からの感謝の頻度に満足していない。

同居している夫から感謝の気持ちを伝えられる頻度について聞いたところ、感謝の気持ちを伝えられる頻度が「1週間に1回以上」である人は約4割(43.4%)に上った一方で、「年に1回未満」との回答者が最も多く、子どもよりも感謝を伝えられていない可能性が明らかになりました。夫からの感謝の頻度に対し、約4割(42.3%)の妻が満足していないと回答しています。

* 3.実態に比べ、「日常的に」、「娘・息子の誕生日に」感謝がほしいとの願望多数。

日常的にお互いに感謝を伝え合うことが必要という意見も

同居している家族から感謝の気持ちを伝えられるタイミングについて、実態と理想のタイミングを聞いたところ、「母の日」に感謝を伝えられている母親の数は、伝えられるのが理想と回答した母親の数以上である一方で、

「日常的に」あるいは「娘・息子の誕生日に」感謝を伝えられている母親の数は、理想に対してそれぞれ67.5%、62.5%と6割程度にとどまり、母親の希望とギャップがあることがわかりました。

年に一度の母の日以外にも、「日常的に感謝されたらうれしいです」と日常的な感謝を望む声は実際に多く寄せられました。また、「私が夫や子供に感謝の気持ちを伝えれていない」など感謝しないから感謝されないのではないかとの意見、「いつも伝えてくれるので毎日こちらも感謝しています」など感謝されると感謝を返したくなるという声もあり、日常的にお互いに感謝を伝えあうことが必要という考え方も多く見られました。その他、「言われ過ぎると恥ずかしいので母の日ぐらいで大丈夫」と低頻度派の声や、「口に出して言わなくてもよいが、態度で表して欲しい」「感謝の言葉も良いが、疲れが取れるようなちょっとしたギフトが時々あると嬉しい」と態度や行動・贈り物で感じたいといった声もありました。

* 4.感謝の気持ちがこもっていると感じるお菓子1位はチョコレート。

もらった時に感謝の気持ちがこもっていると感じるお菓子について聞いたところ、9つのジャンルの中でチョコレート(チョコレートを使ったクッキーやケーキなどを含む)が最も多く、つづいてケーキ、焼菓子が多い結果となりました。チョコレートを感謝の気持ちとともにもらったエピソードを聞いたところ、「息子に母の日におやつとして分けてもらえた」「母の日に子供達が手作りでケーキや、チョコを作ってくれた。凸凹なのがまた嬉しかった」「娘と息子からサプライズでチョコをもらった。お小遣いで買ってくれたと思うと嬉しかった」などと、特にチョコレートは入手の手軽さ・手作りでのハードルの低さ・万人受けする味から感謝の気持ちを伝える際に用いやすいことが伺えました。

* 研究所担当者コメント

今回の調査で、母の日に限らずもっと日常的に感謝を伝えられたいと感じている母親が多いことがわかりました。一方で、感謝するタイミングを増やそうとしても、特に子どもは年齢が上がるほど日常的な感謝の気持ちを伝えにくくなってしまうことが推測されます。

特にチョコレートにおいては、研究所が2024年1月に発表した「チョコレートの喫食と幸福度に関する調査」※で、他のお菓子に比べて「シェアしたりわたすことで、感謝を伝えられる」と感じやすく、チョコレートのシェアをした人・された人両方の幸福度向上に繋がりやすいことが分かっています。今回感謝の気持ちがこもっているお菓子として「チョコレート」を選ぶ母親が最多であったことからも、日常的な感謝を伝える際には言葉だけではなくチョコレートをシェアすることも効果的だと考えられます。

* 「ちょこっと幸せ研究所」とは

「ちょこっと幸せ研究所」では、「チョコレートと日々のちょっとした心の幸せ」をテーマに様々な研究や情報発信を担っていきます。自社のR&D、脳科学者、行動心理学の専門家などと連携して実証実験を行い、チョコレートが日々のちょっとした心の幸せに寄与することを示すエビデンスを発表していく予定です。また、新年度や夏休みなどの時節にあわせて意識調査やサンプリングを実施し、多くの方々がチョコレートを生活に取り入れるススメを提唱していきます。チョコレートに期待される幸福度向上との関係性を解明することを通じて、社会や個人のウェルビーイングに貢献していくことを狙いとしています。

公式サイト :

http://www.lotte.co.jp/corporate/chocotto

公式Xアカウント:

https://x.com/lotte_chocotto

(@lotte_chocotto)