「『医師の働き方改革』に関する実態調査」6割超の医療機関が「医師の働き方改革」にある程度以上対応するも、なお、6割超が課題ありと回答
対応策は「タスクシフト・シェアリング」が最多医師が期待すること1位「人員増員」2位「ICT活用」3位「診療時間短縮・医療機能の縮小」
医療機関向けスマートフォン「日病モバイル」を提供する株式会社フロンティア・フィールド(本社:東京都港区、代表:佐藤康行。以下、当社)は、全国の医療機関経営者/医師約300名に対し、2024年4月の改正労働基準法の施行に先立ち、「医師の働き方改革」に関する実態調査を実施いたしました。
当社は、昨日、病院DXの成功事例や業務効率化のナレッジを発信する日病モバイル 公式メディア「日病モバイルニュース」(
https://media.frontierfield.co.jp/)を新設しました。
今回の調査結果の詳細を、公式メディア「日病モバイルニュース」上で解説しておりますので、ぜひご活用、お問い合わせください。
【調査結果の詳細はこちら:
https://media.frontierfield.co.jp/trend/19】 * 調査サマリー
1. 64.5%の医療機関経営者が「医師の働き方改革」に取り組んでいると回答。
取り組み内容は「タスクシフト・シェア」64% で最多。
2. 63.7%の医療機関経営者が、『「医師の働き方改革」に課題を感じている』と回答。
3. 70%の現場の医師が、「ICTを活用した業務効率化が進んでいないと感じる」と回答。
4. 医師/医療機関経営者ともに、今後取り組んでいきたいものとして「ICT技術を活用した業務効率化」が
上位にランクイン。
5. 医師/医療機関経営者ともに、自身の所属機関で必要だと思うICT施策として、「音声入力やスマホからの
電子カルテ入力等による医師の行う作業の省力化」「勤怠管理システム等による労働時間の管理適正化」
「Web会議システムやグループチャットによるチーム医療」が上位にランクイン。
調査結果より、施行まで2か月を控えた現在でも、多くの医療機関経営者が自身の医療機関において、「医師の働き方改革」に課題を感じていることが分かります。また、「医師の働き方改革」に関して、各医療機関が様々な取り組みを進めておりますが、現場の課題感として、業務効率化、とりわけICT技術を活用した取り組みは進められていないと感じていると言えます。
一方で、ICT技術を活用した業務効率化は今後の取り組みへの意向が高まっており、その施策として医師の作業の省力化、労働時間の管理適正化、チーム医療の推進など、生産性やサービスの質を高めるための基盤づくりに取り組みたい医療機関が多くいることが分かりました。
* 調査概要
調査主体:株式会社フロンティア・フィールド
調査対象:全国の医療機関経営者及び、現場の医師
(医療機関経営者:124名、医師200名、病床数に関わらず集計)
調査年月:2024年1月
調査手法:インターネットによるアンケ―ト調査
調査会社:株式会社シグナル
* 調査結果
1.あなたが経営している医療機関では、「医師の働き方改革」に取り組めていると思うか。
また、「医師の働き方改革」に課題を感じているか。(医療機関経営者向けの設問)
2.あなたが経営している医療機関では、「医師の働き方改革」についてどのような取り組みを行っているか。
(医療機関経営者向けの設問)
3. あなたが勤めている医療機関では、ICT技術を活用した業務効率化はどの程度進んでいると思うか。
(医師向けの設問)
4. 「医師の働き方改革」について、今後取り組んでいきたいことは何か。(医師/医療機関経営者向けの設問)
5. 自身の所属機関で必要だと思うICT施策は何か。(医師/医療機関経営者向けの設問)
【調査結果の詳細はこちら: https://media.frontierfield.co.jp/trend/19
https://media.frontierfield.co.jp/trend/19】
* 当社としての見解
この度の調査により、改めて「医師の働き方改革」の現状を認識し、またICT技術への期待感の高まりも感じられました。特に、音声入力や電子カルテ、勤怠管理システムやチャットコミュニケーションなど、業務効率化や生産性向上について取り組むべき、と考える医療機関が多くいることが分かり、医療機関向けスマートフォン「日病モバイル」を開発/提供する当社としては、ICT技術のハブとして、今後迅速にこのニーズに対応していきたいと考えております。
* 医療機関向けスマートフォン「日病モバイル」とは
「日病モバイル」は、PHSがメインとなっている病院内コミュニケーションインフラを、スマートフォンによりデジタル化を促進させる「医療機関向けスマートフォンサービス」です。スマートフォンにはナースコール連携、グループチャット、緊急通報、端末の遠隔管理など、医療現場で必要な機能を標準搭載するとともに、高いセキュリティレベルで安心・安全に利用できる環境を実現しており、現在、66施設が利用中です(2024年1月時点(予定含む))。引き続き医療機関の業務の効率化および働き方改革に向けて、DX推進を支援いたします。
詳細:
https://www.frontierfield.co.jp/services/mobile/index.php
* 「日病モバイルニュース」とは
医師の働き方改革に向け医療機関の運営に役立つDX
情報を発信する公式メディアです。医療機関向けスマートフォン「日病モバイル」を活用した業務効率化の事例や医師の働き方改革に関する業界動向、医療DX情報などを発信していきます。
日病モバイルニュースのトップURL:https://media.frontierfield.co.jp/
https://media.frontierfield.co.jp/
<<病院DXに取り組む各病院のインタビュー>>
・熊本県 阿蘇医療センター:阿蘇地域中核病院として、地域医療構想を軸に医療機関向けスマホを導入
院内だけでなく、他の医療機関との連携に活用
URL:
https://media.frontierfield.co.jp/casestudy/13
・千葉県 板倉病院:医療機関向けスマホの導入により、職員のコミュニケーション満足度はほぼ満点を達成
千葉県船橋市の地域包括ケアの密度を、スマホを軸として高めていく
URL:
https://media.frontierfield.co.jp/casestudy/14
・北海道 北海道脳神経外科記念病院:医療機関向けスマホにより救急時の情報共有を円滑化し、チーム医療体制を強化 脳神経外科専門院として、地域医療への貢献を目指す
URL:
https://media.frontierfield.co.jp/casestudy/15
・兵庫県川西リハビリテーション病院:医療機関向けスマホにより、病院内外のボーダーレス化を目指す 今後は地域包括ケア推進に向け、医療体制のDX化を強化
URL:
https://media.frontierfield.co.jp/casestudy/16
■株式会社フロンティア・フィールド概要
「医療の情報革命によって全ての人々を幸せにする」をパーパスに掲げるフロンティア・フィールドは、医療機関のICTプラットフォーマーとなることを目指し、医療機関向けスマートフォン「日病モバイル」を開発、販売しています。当社に関するより詳しい情報は、公式HPをご覧ください。
社名 :株式会社フロンティア・フィールド
所在地 :東京都港区芝浦1丁目1番1号 浜松町ビルディング14階
代表者 :代表取締役社長 兼 CEO 佐藤 康行
設立 :2016年7月
事業内容:医療機関専用スマートフォン「日病モバイル」の企画・開発・販売・保守
公式HP :https://www.frontierfield.co.jp/
https://www.frontierfield.co.jp/
■株式会社フロンティア・フィールド沿革
2016年7月 株式会社フロンティア・フィールド設立
2020年1月 病院向けスマートフォン「日病モバイル」提供開始
2021年1月 シミックホールディングス株式会社を引受先とする第三者割当増資を実施
12月 港区浜松町(浜松町ビルディング)にオフィス移転
2022年3月 総額10億円となるシリーズBラウンドの資金調達完了
2023年1月 倉敷中央病院「働き方改革実現に向けたICT戦略立案」に関する
コンサルティング契約締結
2月 株式会社スズケンと業務資本提携を締結
3月 株式会社大塚製薬工場を割当先とする第三者割当増資を実施
7月 総額39億円となるシリーズCラウンドの資金調達完了
10月 日病モバイルのご利用者数が3万人突破
■受賞歴等
2020年 「MCPC Awards 2020」ユーザー部門特別賞
2021年 経済産業省「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト2021」
ビジネスコンテスト部門優秀賞
2022年 「JAアクセラレーター第4期」イノベーティブ賞
2023年 経済産業省のスタートアップ支援プログラム「J-Startup2023」に選定
2023年 経済産業省の「行政と連携実績のあるスタートアップ100選」に掲載
2023年 中小機構 「Japan Venture Awards 2023」JVA審査委員会特別賞受賞
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