ランドリニューアルを機に、日本の化粧品業界のゴミ問題と多様性について考える。
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株式会社ボタニカルファクトリー プレスリリース:2024年09月11日 報道関係者各位
【ボタニカノン(R)︎】ブランドリニューアルを機に、日本の化粧品業界のゴミ問題と多様性について考える。 サステナビリティと地方創生を模索する、スキンケアブランド
ボタニカノン(R)が、業界初の全ラインを再生プラ100%容器へ転換しリニューアル!
鹿児島県大隅半島の豊かな植物資源を活用した自然由来成分100%にこだわる化粧品ブランド「BOTANICANON(R)(ボタニカノン):(株)ボタニカルファクトリー
https://botanical.co.jp:代表取締役
黒木靖之」は、2024年夏に大規模なリニューアルを実施した。
廃校を活用した本社事務所兼工場
廃校跡地の教室を使った化粧品工場
廃校を使った校舎の屋上商談室【ブランド概要 と製造工場】
ボタニカノン(R)︎とはBotanical(植物)+Canon(輪唱)を掛け合わせた造語で、鹿児島県大隅半島に自生する約4,000種類の植物が幾重にも折り重なる様をブランド名にしたナチュラルコスメ。
「まるで食べ物のような化粧品」がコンセプトで、自然由来成分100%のこだわりと、エシカル&サスティナブルをテーマに2016年に誕生した。
その製造メーカーであるボタニカルファクトリーは、近隣農家と連携し、農業廃棄物のアップサイクル商品の開発や耕作放棄地の契約栽培を推進している。また、廃校をリノベーションした製造拠点においてワークショップなどを通じて観光事業を展開し、地域振興にも貢献。さらに、同町内の社会福祉法人白鳩会との事業所外就労契約により、ハンディキャップのあるスタッフが工場での製造に参加している。これら一連の取り組みを通じて、地域社会との共生と多様性の尊重を体現する化粧品製造メーカーを目指す。
【リニューアルの目的】このリニューアルの目的は大きく3つある。1.サステナビリティの強化2.製品品質の向上3.価格設定の見直し1.サステナビリティの強化
全製品に再生プラスチック100%使用ボトル(PCR材)を採用した。これは国際基準(Global Recycled
Standard)をクリアし、環境と経済の両立を目指す取り組みである。
再生プラは、材質の特性上「純白」の色が出にくいことから、従来の化粧品業界の「白=美」という概念において敬遠されてきたが、2021年のBlack Lives
Matter運動を発端に、欧米で進む「脱美白」の流れ(WhiteningからBrightningへ)を受け、グレーやアースカラーのボトルを敢えて採用することで、多様性に配慮した。
2. 製品品質の向上製法と全成分をアップデートした。新たに導入された「コールド製法」により、植物の「旬」の効果を
最大限に引き出すことが可能となった。また、完全遮光ボトルの採用により、光による天然防腐剤の影響を軽減させ使用量を削減しつつ、品質を維持することに成功した。3.
価格設定の見直し全商品を3,000円(税込)代以下でご購入できるように再設定した。一部の高価格帯商品は値下げを実
施し、より多くのお客様に手に取っていただきやすい価格帯を実現した。化粧品業界の「高い製品=良い製品」という固定概念に疑問を持ち、ナチュラルコスメの先進地ヨーロ
ッパの事例に倣い、手に取りやすい価格帯でより身近なものであるべきと考える。これにより、ラインでの使用を推奨し、製品の効果をより実感していただきやすくなることを期待している。
【ボタニカルファクトリーのその他サスティナブルな取り組み】1.
売場から返品された化粧品は、可能な限り廃棄せずに同町内の高齢者施設や保育園などに寄付し、再利用を促進。2
.近隣農家と連携し、農業廃棄物のアップサイクル商品の開発や耕作放棄地の契約栽培を推進。3. 鹿児島県大隅半島の豊かな植物資源
約4,000種類の植物から厳選された素材を使用。4. 廃校をリノベーションした製造拠点においてワークショップなどを通じて観光事業を通じて地域おこしに貢献。5.
同町内の社会福祉法人白鳩会と「事業所外就労契約」により、毎週、ハンデキャップのスタッフが工場で ものづくりに参加している。【リニューアルの思いと姿勢】
このリニューアルは、化粧品業界が直面する課題に積極的に取り組む姿勢を表すものである。
再生プラスチックの全面採用は大きな投資と負担を伴うが、サステナブルな社会の実現に向けた重要なステップとして位置付けている。
ボタニカノン(R)︎の挑戦が、化粧品業界全体のサステナビリティ向上に影響を与え、2030年に向けたサステナビリティ目標の達成に貢献できることを期待するものである。
【イベント出店情報】ボタニカノン(R)︎出店「Biople FES 2024 OSAKA」
昨年2023年6月に大阪・阪急うめだ本店で、また今年2024年6月には東京・本社にて、一般のお客様の参加が可能なオープンイベントとして開催した「Biople
FES」。大きな反響を受け、今年も大阪・阪急うめだ本店に帰ってきます。個性豊かな国内外のオーガニック&ナチュラルブランドの販売の他、人気のシートマスクも多数集結。その他、オリジナルのバスソルト作り体験や、オーガニックスペシャリストのトークショー、お祭り気分を盛り上げるオリジナルスイーツなどもBiople仕様で登場。
■開催日時:2024年9月11日(水)~16日(月・祝)■営業時間:10:00~20:00(最終日は17:00終了)■会場:阪急うめだ本店 9階 祝祭広場
大阪府大阪市北区角田町8-7■予定出展数:約45ブース
当リリースの詳細について
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000146274.html
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