子どもに伝える「大切な自分」　命と性の連続教室7月20日（土）から〔静岡〕

2024年7月2日

性”と“生”を知る「誕生学」 9月はオンライン開催も

生活協同組合パルシステム静岡（本部:富士市大淵、大信政一理事長）は7月20日（土）、8月31日（土）、9月28日（土）のいずれも10時から12時まで、思春期の体と性をテーマにした連続講座を開催します。講師に誕生学アドバイザーの滝和子さんを招き、子どもたちに命の始まりを伝える大切さを話してもらいます。

「生まれてきたこと」をともに考える

連続講座は、第1回の7月20日（土）と第2回8月31日（土）は静岡市のグランシップ静岡を会場に、第3回9月28日（土）はオンラインで開催します。

講師を務めるのは、いのちと性の授業・誕生学(R)認定講師の滝和子さんです。第1回は「はじめての生理教室」として、小学4年生くらいからの女の子と保護者に向けて開催します。子宮の力や命のつながり、自分の体のことを知って、家庭でも子どもと話しあえる関係を育みます。

第2回「男の子のカラダ教室」では、男の子の心と体の発達を知り、成長を見守ることの大切さを伝えます。第3回の「思春期の性教育」は、SNSやメディアにあふれる「性」の情報に惑わされない、家庭や日常の性教育の重要性を伝えます。

全講座を通じ、子どもたちの心と体の成長や性の正しい知識を確認しながら、生まれてきたことや自分の体の大切さを伝える意味を参加者とともに考えます。

自分の命の尊さを知る「誕生学」

滝さんは、静岡県内の子どもたちや保護者、近しい大人たちに向けて、「生まれてきたことが嬉しくなると、未来が楽しくなる」とのメッセージとともに命を育む「性」と「生」を知る「誕生学」を教えています。妊娠出産や体の仕組みを知ることに合わせ、生まれてきた子どもたちが「大切な存在」であることを伝え続ける意味を話します。

自分の心と体を大切にする自己肯定感や正しい知識が希薄になることで隙入る、望まぬ妊娠や巻き込まれる性犯罪など、命を育むための性が否定的に捉えられてしまう事象が国内で多数起きています。パルシステム静岡は本講座の開催を通じて性と命の尊さを伝え、誰もが自らを大切にし、ともに暮らしていける地域づくりを目指します。

「思春期の体と性の話」開催概要第1回「はじめての生理教室」【日時】2024年7月20日（土）10時～12時【会場】グランシップ静岡

会議室1002（静岡市駿河区東静岡2-3-1）【定員】16組32人【対象】小学4年生から中学生くらいの女の子と保護者【申込ページ】

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【締切】7月5日（金）15時第2回「男の子のカラダ教室」【日時】2024年8月31日（土）10時～12時【会場】グランシップ静岡

会議室1002（静岡市駿河区東静岡2-3-1）【定員】32人【対象】男の子の子育て中の保護者【申込ページ】

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【締切】8月16日（金）15時第3回「思春期の性教育」【日時】2024年9月28日（土）10時～12時【会場】オンライン Zoom開催【定員】40人

【対象】思春期の子どもの保護者【申込ページ】

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【締切】9月13日（金）15時【イベントチラシ】download

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利用者による地域社会づくりを応援

本連続講座は、パルシステム共済協同組合連合会（本部:新宿区大久保、理事業：大信政一）が運営する「福祉・たすけあい助成金」を受けて開催します。利用者の助け合いの仕組みである保障事業の剰余の一部を助成金として活用し、より良い社会づくりにも役立てています。利用者自身が地域で自主的に開催する子育て支援や福祉、たすけあいの活動の費用を支援します。

パルシステム共済連はこれからも、誰もが暮らしやすい地域づくりをめざした、さまざまな活動を応援します。【福祉・助けあい助成金詳細ページ】

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