第2回「JATA SDGsアワード」を発表! 大賞は株式会社読売旅行
大賞は株式会社読売旅行
「常磐沖の海産物など福島県『浜通り』地域の味覚と新たな魅力を体験する一般向けツアーを販売・実施し、『浜通り』の風評払しょくと復興を後押しする取組」
一般社団法人日本旅行業協会(本部:東京都千代田区 会長:高橋広行 以下、JATA)は、下記のとおり第2回「JATA SDGsアワード」の各賞を決定いたしました。
大賞は、株式会社読売旅行の「常磐沖の海産物など福島県『浜通り』地域の味覚と新たな魅力を
体験する一般向けツアーを販売・実施し、『浜通り』の風評払しょくと復興を後押しする取組」
に決定しました。6月6日(木)に最終審査会を開催し、厳正な審査の結果、4部門における総応募件数50件中20件(大賞含む)を表彰します。各受賞については3.審査結果をご参照ください。
表彰式は7月10日(水)に実施予定です。
記
1.表彰の目的
(1)会員会社が実施している持続可能な開発目標(以下、SDGs)達成に向けた優れた取組みを表彰することで、旅行業界における取組みを推進する。
(2)SDGsの概念を理解しているものの、「どのように取組むべきか」、また「何から始めるべきか」といった声に対して、会員会社の事例を広く周知・共有することで、各会員会社における主体的な取組みを後押しする。
(3)各会員会社が実践事例に触れることで、将来のあるべき社会や自社の姿を自発的に考える機会とし、各社のイノベーションの創出を促進する。
2.応募件数: 50件(18社)
(1)社会・人権部門:12件
※貧困、健康福祉、教育、ジェンダー及び
機会均等等に関する内容。
主に、SDGsの目標1.2.3.4.5.11.16
(2)経済・産業部門:7件
※労働、産業、技術及びエネルギー問題等に関する内容。
主に、SDGsの目標7.8.9.10.12
(3)地球環境部門:14件
※海洋資源、森林資源、生物多様性及び気候問題等に
関する内容。
主に、SDGsの目標6.13.14.15
(4)共創部門:17件
※協働・連携を軸とした内容。主に、SDGsの目標17
3.審査結果
(1)大賞
株式会社読売旅行
「常磐沖の海産物など福島県『浜通り』地域の味覚と新たな魅力を体験する一般向けツアーを販売・実施し、『浜通り』の風評払しょくと復興を後押しする取組」
※大賞は各部門優秀賞より審査委員が審議の上、決定した。
(2)社会・人権部門
<優秀賞> 株式会社エイチ・アイ・エス
「聴覚障害があっても旅を楽しめるように 手話で学ぶトラベル教養講座『しゅわ旅カレッジ』」
<特別賞> 株式会社エイチ・アイ・エス
「伝統文化の継承と女性支援 ~マヤ刺繍プロジェクト~」
<奨励賞(3件)>
クルーズのゆたか倶楽部株式会社
「『アンカーキッズインターナショナルスクール』による旅行×保育のイノベーション」
クラブツーリズム株式会社
「がん治療研究の寄付につながるツアー『#(ハッシュタグ)deleteC大作戦 in 秩父で乾杯!』」
株式会社日本旅行
「旅行業界で唯一の女性活躍推進企業認定『えるぼし』のプラチナ企業に認定」
(3)経済・産業部門
<大賞/優秀賞>
株式会社読売旅行
「常磐沖の海産物など福島県『浜通り』地域の味覚と新たな魅力を体験する一般向けツアーを販売・実施
し、『浜通り』の風評払しょくと復興を後押しする取組」
<特別賞>
株式会社日本旅行
「日本初のJブルークレジット(R)付個人型旅行商品を発売」
<奨励賞(3件)>
東武トップツアーズ株式会社
「観光業界のカーボンニュートラル実現を目指して」
沖縄ツーリスト株式会社
「沖縄県のSDGs行政への参画を通じた、経済界のSDGsの活性化」
株式会社日本旅行
「『Carbon Free Project』~Japan Rail Passを購入してCO2の削減を~」
(4)地球環境部門
<優秀賞>
ベルトラ株式会社
「癒しの中の学び 次世代につなぐツーリズムの推進」
<特別賞>
株式会社毎日コムネット
「学生・地域と連携した清掃活動の実施~『学生1,000人による富士山での清掃活動イベント』の実現を
目指して~」
<奨励賞(3件)>
株式会社阪急交通社
「富士山麓における環境保全活動(清掃)」
東武トップツアーズ株式会社
「旧制服960枚を『古着deワクチン』へ寄贈 ~衣類の再利用とポリオワクチン寄付に活用~」
株式会社エイチ・アイ・エス
「≪ハワイ≫ゲンキ・アラワイ・プロジェクト」
(5)共創部門
<優秀賞>
トヨタファイナンシャルサービス株式会社
「乙女よ駆けろ!野うさぎスタンプラリー」
<特別賞>
株式会社JTB
「社内外におけるサステナブルな協働・連携推進」
<奨励賞(3件)>
株式会社エイチ・アイ・エス
「あらゆるこどもが夢を描ける機会を提供したい『オンラインおしごとけんがく』」
株式会社JTB
「『心の付加価値を商品化』チャリティ参加プランでエシカル消費の促進とパラスポーツ振興に貢献」
沖縄ツーリスト株式会社
「『沖縄まるごとゴミ拾い』:世界SDGs週間に約1,200人が沖縄県内38か所でビーチクリーン」
■概要
1.対象:JATA 正会員による SDGs 達成に向けた優れた取組み
2.対象期間:2023 年 4 月~2024 年 3 月に実施した活動及び事業または、近年継続して実施した
活動及び事業にあって、上記期間内に効果が見られたもの
3.表彰内容
大 賞:優秀賞のなかで最も優れた活動及び事業等であり、模範となる内容(全体で1件)
優秀賞:優れた活動及び事業等であり、他社に奨励できる内容(部門毎で1件)
特別賞:取組みに創意工夫が見られ、今後の発展性が期待される内容(部門毎で1件)
奨励賞:SDGs 達成に資する取組みであり、事例として他社の参考になる内容(件数制限なし)
【表彰部門】
1.社会・人権部門(貧困、健康福祉、教育、ジェンダー及び機会均等等に関する内容
主に、SDGs の目標 1.2.3.4.5.11.16)
2.経済・産業部門(労働、産業、技術及びエネルギー問題等に関する内容
主に、SDGs の目標 7.8.9.10.12)
3.地球環境部門(海洋資源、森林資源、生物多様性及び気候問題等に関する内容
主に、SDGs の目標 6.13.14.15)
4.共創部門(協働・連携を軸とした内容
主に、SDGs の目標 17)
4.最終審査方法
以下1.~8.の審査項目について、それぞれの観点から応募内容の評価を行う。
1. 貢献度 目標達成へ寄与する活動・事業か
2. 持続性 無理のない活動・事業であり、今後も継続できるか
3. 汎用性 他社でも取組める活動・事業か
4. 創造性 新しい価値創造につながる活動・事業か
5. 包摂度 「誰一人取り残さない」の理念に則った取組みか
6. 参画度 主体的に取組んでいる活動・事業か
7. 透明性 取組みの状況や成果を対外的に公表しているか
8. 共創度 多様な立場のステークホルダーと協働する活動・事業か
5.最終審査委員
委員長:JATA社会貢献委員会 委員長 美甘 小竹(株式会社フィンコーポレーション・代表取締役社長)
委 員:JATA経営委員会 委員長 東 良和(沖縄ツーリスト株式会社・代表取締役会長)
JATA社会貢献委員会 副委員長 坂元 隆(株式会社読売旅行・代表取締役会長)
グローバル・サステナブル・ツーリズム協議会(GSTC) 貝和 慧美 氏
日本サステナブルツーリズムイニシアティブ 常務理事・事務局長 熊田 順一 氏
観光庁 観光産業課長 庄司 郁 氏
一般社団法人日本旅行業協会 理事長 蝦名 邦晴
6.表彰式:2024 年 7 月10日(水)開催 以 上
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