古典落語『まんじゅうこわい』がてんじつきさわる絵本になりました! みんなで、さわろう いっしょに、わらおう さわって学ぶ、落語の世界へようこそ!

みんなで、さわろう いっしょに、わらおう さわって学ぶ、落語の世界へようこそ!

合同出版株式会社では、2024年4月23日にAmazonや楽天ブックス等で『てんじつき さわるえほん たのしいらくご1.

まんじゅうこわい』を刊行いたします。(本体4,000円+税)

長屋の若い者が集まって、自分のきらいなものを話しています。

「おれのこわいもんはあしのはやいどうぶつで…」

「あたいのこわいもんはちっちゃいむしでよ…」

それを聞いていたもりさんは「おいらはこわいものなんてないぞ。…いや、実は『まんじゅう』がこわいんだ-」

落語「まんじゅうこわい」をさわりながら読む絵本ができました!

目の見えない子も見える子も、いっしょにクイズを解きながら、落語の世界を体験できる工夫が満載!

3Dプリンター用のデータがダウンロードができ、立体模型を作り触ることで落語の世界を追体験し、より学びを深めることができます。

この絵本を通じて、子どもたちが想像力を発揮し、バリアを越えて一緒に楽しんでほしいという願いがつまっています。

* 本書のポイント1. 触図を使ったクイズに挑戦!

なにかな?さわってみよう!

ここに触図があるよ!

答えは次のページにあるよ!

* 本書のポイント2. 3Dプリンターで想像の幅を広げよう!

巻末にあるQRコードから3Dプリンター用の設計データをダウンロードし、お話に登場するものの立体模型がつくれる!

※3D印刷には、別途3Dプリンターの本体が必要です。

* 発案者メッセージ

春風亭昇吉(落語家/RUDA代表理事)

大学生の時に盲学校で落語のボランティア公演をした経験から「視覚障害者も楽しめる落語の絵本を作りたい」という夢を抱き続けていました。2023年、あれから20年が経って、私の夢を聞きつけた方たちが力を貸してくださり、誰もが楽しめる絵本の制作がどんどんと進んでいきました。

この絵本は、目が見える見えないに関わらず、誰もが楽しめるようにさまざまな工夫を凝らしています。落語は耳で聞いて、十分楽しめるものですが、絵本を触ることで落語の世界を追体験し、学びを深めることができます。巻末には3Dプリンター用のデータがついています。長屋や生き物の模型を作り出すことで落語の世界を「触る」ことができます。この絵本を手にとったすべての皆さまが想像力を発揮して学び、楽しんでくれることを願っています。

* 書誌情報

『てんじつき さわるえほん たのしいらくご1. まんじゅうこわい』

https://www.godo-shuppan.co.jp/book/b638370.html

一般社団法人落語ユニバーサルデザイン化推進協会【作】、多屋光孫【絵】

□定価=本体4,000円+税

□B5/32ページ

□ISBNコード:978-4-7726-1550-1

□Amazon

https://amzn.asia/d/cksci3d

□楽天ブックス

https://books.rakuten.co.jp/search?g=001&v=2&s=1&b=2&isbnJan=9784772615501

* 作者・イラストレーター プロフィール

一般社団法人落語ユニバーサルデザイン化推進協会【作】

一般社団法人落語ユニバーサルデザイン化推進協会(略称:RUDA)は、障害の有無や言語の違いに関わらず、誰もが落語文化を楽しめるツールを研究・開発する団体です。多様な人々が落語を楽しむ空間から社会の見えないバリアを取り払うアプローチを行い、共生社会の実現に寄与することを目的として活動しています。

今後この絵本を使って、公共施設や商業施設など、あらゆる「場」を活用したイベントを開催します。落語と絵本と3Dプリントの組み合わせで、落語の世界を追体験する機会を提供。参加者同士の笑いと触れあいの体験を通じて、社会のバリアを考えるきっかけをつくります。また、視覚障害に限らず、聴覚障害や言語の違いなど、誰もが落語を一緒に楽しめるツールの開発にも取り組んでいきます。

多屋光孫【絵】

紙芝居・絵本作家、挿絵画家。『めねぎのうえんのガ・ガ・ガーン!』(合同出版刊)で2023 年IBBY バリアフリー児童図書ノミネート。