米国The Coca-Cola Foundation、日本の女性起業家支援のため15万ドルを一般社団法人Women’s Startup Lab Impact Foundation Japanに助成

Foundation、日本の女性起業家支援のため15万ドルを一般社団法人Women’s Startup Lab Impact Foundation

Japanに助成 米国The Coca-Cola Foundation(以下TCCF)は、このたび一般社団法人Women’s Startup Lab

Impact Foundation

Japan(所在地:東京都渋谷区、代表:堀江愛利)に対し15万ドル(約2,150万円)を助成したことをお知らせします。一般社団法人Women’s Startup

Lab Impact Foundation Japanは、日本国内で起業を志す女性*1、または起業直後の女性経営者に対してさまざまな支援をしています。

この助成金は主にオンラインコミュニティ*2の設立と運用に活用されます。このオンラインコミュニティでは、女性がグローバル起業家として活躍するために必要なプログラムを提供し、起業家自身のマインドセットを変える環境を作ります。またこのオンラインコミュニティは、TCCFの助成金によって運営されるため、2024年度は審査を経て無料でメンバーシップが提供されます。

経済的エンパワーメントはTCCFの重点支援分野の一つとなり、女性起業家に対する支援はその中核となる取り組みです。過去40年間にわたりTCCFは、女性の起業や就労、経済的自立のためのプログラムを支援してきました。TCCFは、引き続き世界中の不利な立場にある地域社会の経済的繁栄の実現を行う活動を支援します。

日本における女性起業家を取り巻く環境と、「Women’s Startup Lab Impact Foundation Japan」のこれまでの活動

2023年6月に世界経済フォーラムが発表したジェンダー・ギャップ指数では、日本は146カ国中125位と過去最低となり、分野別では、政治、経済分野での順位の低さも指摘されています。また日本の女性就業者のうち、女性起業家の比率はG7諸国の中で最も低く*3、OECD(経済協力開発機構)諸国の平均を大きく下回っており、女性起業家間での情報交換や繋がりの構築しづらさ、女性起業家のロールモデルの不足など様々な課題があるのが現状です。

Women’s Startup Lab Impact Foundation

Japanの課題解決に向けた取り組みに対し、経済産業省や自治体、キンドリルジャパンなどの企業から支援をいただき、女性起業家に対する更なる機会を提供することで、日本のスタートアップエコシステム変革への支援をしてきました。

2022年3月の設立以来、Women’s Startup Lab Impact Foundation

Japanは女性起業家たちからますます多くの支持を得て、日本全国の女性と女子高生のために画期的なプログラムを提供しています。

2023年、経済産業省のJ-StarXプログラム*4の後援のもと、起業家や起業家志望者を対象として、日本の起業家がよりグローバルな事業展開を視野に入れてビジネスを拡大できるようサポートする3日間の「Amelias

Summit(アメリアス・サミット)」を開催、その他4日間の集中トレーニングやネットワーキングの機会を提供し、大盛況を収めました。2024年においても、カリフォルニア州シリコンバレーにある関連組織「Women’s

Startup

Lab」と共に活動を継続し、日本および世界中の女性が、起業をもとに自立とスケールを目指し、海外の講師からの学びなども交え、成長し成功するための新たな機会を見出せるように支援を続けます。

The Coca-Cola Foundation

プレジデント サーディヤ マッツジャーク 氏 (Saadia Madsbjerg)

この度は、一般社団法人Women’s Startup Lab Impact Foundation

Japanと提携し、日本の女性起業家をサポートできることを大変嬉しく思います。経済的エンパワーメントの分野において、TCCFは女性の起業や経済的自立を促進し続けています。今回の一般社団法人Women’s

Startup Lab Impact Foundation

Japanへの助成は、多くの女性が起業の道を切り拓き、成功への一歩を踏み出すきっかけになると確信しています。また、TCCFは、女性が経済や社会において本来持っている力を発揮できるよう、今後も女性起業家を積極的に支援して参ります。

一般社団法人Women’s Startup Lab Impact Foundation Japan

代表 堀江 愛利 氏

今回、TCCFからの助成金により、女性起業家の成長、育成に対してサポートを提供できることをとても嬉しく思います。10年前にWomen’s Startup

Labをシリコンバレーで立ち上げ、世界中で

6,000人以上の起業家である女性を支えてきました。そして、女性のアイデアによるイノベーションをより活用することで、社会全体が恩恵を受けることは、非常に重要な多くの数字が示しており、それは日本においても同じことが言えます。日本人女性の起業家の成長によるその素晴らしい成功を、日本国内だけでなく世界中に広げています。

女性起業家のアイデアが反映されない社会であること、女性起業家への投資額が3%*5以下という現状は、国全体の半分の人材を活用していないということにもなります。今後日本経済をさらに活性化させ、また社会問題の解決を加速するためにも、ますます女性起業家による活躍が必要となる今、イノベーションの分野でも女性の活躍を惜しまず支援していきたいと思います。

*1: 性自認が女性の方

*2: 2024年夏に詳細発表予定

*3: 2022年OECD「ジェンダー平等調査」より

*4: 経済産業省主催の起業家育成・海外派遣プログラム

*5: 世界経済フォーラム第53回年次総会より

■ 一般社団法人Women’s Startup Lab Impact Foundation Japanについて

2022年3月に設立された一般社団法人Women’s Startup Lab Impact Foundation

Japanは、米国シリコンバレーで約10年にわたり世界中の女性起業家育成を支援してきた代表の堀江愛利氏を中心に、日本のスタートアップエコシステムの変革を目的として女性の活躍・起業の仕組みづくりに尽力しています。「Amelias(アメリアス)」と名付けられたこの活動は、より多くの女性が自らの可能性にチャレンジできる機会の提供などを通して、ジェンダー・ギャップなどといった日本の社会課題を解決し、「未来をつくる人材育成」に力を入れています。国内のみならず、海外のリーダーをも巻き込み、グローバルな視点で多様なプログラムを展開している点が特徴です。

■ The Coca-Cola Foundation

The Coca-Cola

Foundation(TCCF)の使命は、コカ・コーラ社が事業を展開し、またその従業員が生活を営む世界中の地域社会に前向きな変化をもたらすことです。財団が支援するのは、複雑な世界的課題に取り組み、測定可能で永続的なインパクトを残すことのできる変革的なアイデアや団体です。現在は安全な水への持続可能なアクセス、気候変動による被害からの回復力、防災・減災と災害発生時の対応、サーキュラーエコノミー、経済的エンパワーメント、地域社会への貢献に重点を置いて寄付を行っています。財団は1984年の設立以来、世界中の地域社会を強化するという使命のために15億ドル以上の助成金を授与してきました。

TCCFの詳細については、以下ウェブサイトをご覧ください(英語)。

https://www.coca-colacompany.com/social/coca-cola-foundation

当リリースの詳細について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000889.000001735.html

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