吃音の原因と改善策を、著者の経験をもとに紹介する書籍『トーキング・アスリート』シリーズの完了版登場！話すという動作を、他の動作（運動）を参考にして考えながら、吃音の改善策を提案します。

2024年3月5日

パレードブックスは、2024年3月5日（火）に『完トーキング・アスリート』（著：久保田篤）をアマゾン限定で発売いたします。 * パレードブックス新刊

『吃音改善への道しるべ完トーキング・アスリートひとりごとのように何気なく』著：久保田篤

* 本について

吃音は原因が分からず、改善することが難しい問題ではないことを伝えたい。原因は単純で、改善可能なものです。ただ原因に気付きにくいのです。言葉に詰まらないで滑らかに話そうとする。そうしようとすること自体が、言葉に詰まる原因になっているからです。

私は自分の吃音を治そうとしながら、三つの勘違いをしてきました。一つは、話は口で行うものだという勘違い。もう一つは、言うのが苦手な「音」があるという勘違い。結果として、本当は吃音ではないのに、自分は吃音だと思い込む勘違い。それらの連鎖に気付き、対応することが、吃音改善の早道になります。

本書では、著者が自身の吃音改善経験をもとに、吃音に悩んでいる人に向けて、本当は吃音ではないということを説明していきます。

話す動作を、人が行う運動の一つとして見れば、誰もがトーキング・アスリート（話す動作を無意識的に行える人）になっています。吃音で悩んでいるとしても、ひとり言を言うとき、何気ない受け応え、歌を歌うときには言葉に詰まることはありません。「本当の自分、もう一人の自分」、「間違える自分」という見方をすることで、言葉に詰まる原因を説明し、改善策を紹介しています。

* 著者について

久保田篤（くぼた・あつし）

東京都在住。会社員生活を経て、2020年12月『トーキング・アスリート』、2022年7月に『続トーキング・アスリート』をパレードブックスから出版。微力ながらも、吃音理解の一助となることを願う。

著者コメント

自分の吃音を治したいと思いながらも、どうしたら良いのか分からず悩んでいる人、特に将来ある若い人に読んでもらいたいです。「あっ、そういうことか」と言葉に詰まる理由が分かります。誰もが将来への希望が湧き、積極的に行動していけるようになることを目指しています。

* 書籍情報

『吃音改善への道しるべ完トーキング・アスリートひとりごとのように何気なく』

著者：久保田篤

出版社：パレード

発売日：2024年3月5日

ISBN：978-4-86522-377-4

仕様：四六判/並製/76ページ