βラクトリン」の発見・事業化が「令和6年度 民間部門農林水産研究開発功績者表彰」において「農林水産大臣賞」を受賞

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キリンホールディングス株式会社 プレスリリース:2024年11月27日 報道関係者各位 「βラクトリン」の発見・事業化が「令和6年度

民間部門農林水産研究開発功績者表彰」において「農林水産大臣賞」を受賞 キリンホールディングス株式会社(社長COO

南方健志、以下キリンホールディングス)と雪印メグミルク株式会社(代表取締役社長 佐藤雅俊、以下雪印メグミルク)は、「令和6年度

民間部門農林水産研究開発功績者表彰」(主催:農林水産省、公益社団法人農林水産・食品産業技術振興協会)で、「βラクトリン」の発見・事業化が、「農林水産大臣賞」を受賞しました。本表彰は、農林水産業とその他関連産業に関する研究開発のうち、民間が主体となって行っているものについて、優れた功績を挙げた個人または団体を表彰するものです。当賞の受賞はキリングループおよび雪印メグミルクとしては共に初となります。

●業績名:認知機能維持に繋がる乳由来βラクトリンの発見と事業開発●受賞のポイント

・キリンホールディングスの研究開発で、認知機能維持に繋がる乳由来成分「βラクトリン」を世界で初めて発見し、特許取得、エビデンス構築を行った。

・超高齢社会における健康課題解決に向け、取得特許のライセンスによる連携で、キリンホールディングスおよび雪印メグミルクより機能性表示食品として実用化し、エビデンスに基づいた社会実装を行った。

●受賞者(5名)・キリンホールディングス株式会社 ヘルスサイエンス事業本部 ヘルスサイエンス事業部 阿野 泰久・キリンホールディングス株式会社

ヘルスサイエンス事業本部 ヘルスサイエンス研究所 綾部 達宏・キリンホールディングス株式会社 R&D本部 キリン中央研究所 金留 理奈・雪印メグミルク株式会社

ミルクサイエンス研究所 岩澤 起矢・雪印メグミルク株式会社 商品開発部 田口 悟●研究内容・成果

・日本人高齢者対象の食生活に関する疫学研究※1に着想を得て、白カビで発酵させたカマンベールチーズが認知機能の維持に有用である可能性を東京大学との共同研究で解明した※2。

・有効成分を探索し、世界で初めて「βラクトリン」を発見、命名し、一連の特許を取得した※3, 4。

・「βラクトリン」が高含有な食品素材の製法を開発し、特許を取得した※5。

・「βラクトリン」が、物忘れを自覚する中高齢者に対して、年齢と共に低下する認知機能の一部である記憶力(手がかりをもとに思い出す力)に有用であることを臨床試験により実証した※6。

・キリンホールディングスの一連の研究成果を元に、実用化では雪印メグミルクと連携し、商品化を行った。※1 Ozawa M et al., Am. J. Clin.

Nutr., 2013※2 Ano Y et al., PLoS One, 2015※3 Ano Y et al., Neurobiology of

Aging, 2018※4 特許第6022738号※5 特許第7179908号※6 Kita M et al., Frontiers in

Neuroscience, 2019●キリンの独自の乳由来ペプチド「βラクトリン」について

「βラクトリン」は、キリンホールディングスの脳科学の研究において、協和キリン株式会社との連携の成果として発見された、加齢に伴って低下する記憶力の維持に役立つ乳由来の機能性食品素材です。

これまで、サプリメント、乳飲料、ヨーグルトなどに配合し、機能性表示食品としてキリンホールディングスと雪印メグミルクより商品を発売しています。

「βラクトリン」を配合した商品

キリングループは、長期経営構想「キリングループ・ビジョン2027」を策定し、「食から医にわたる領域で価値を創造し、世界のCSV※7先進企業となる」ことを目指しています。その実現に向けて、既存事業の「食領域」(酒類・飲料事業)と「医領域」(医薬事業)に加え、キリングループが長年培ってきた高度な「発酵・バイオ」の技術をベースにして、人々の健康に貢献していく「ヘルスサイエンス領域」(ヘルスサイエンス事業)の育成を進めています。

雪印メグミルクは、コーポレートスローガン「未来は、ミルクの中にある。」のもと、「乳(ミルク)」にこだわり、「乳(ミルク)」の価値とその秘められた無限の可能性を信じ、牛乳・乳製品が持つ「おいしさ」「健康」をお客様へお届けするため、日々研究開発に取り組んでいます。

キリングループと雪印メグミルクは、キリン独自素材の「βラクトリン」を活用し、認知機能の維持をサポートすることで、超高齢社会における健康課題解決を目指していきます。

※7 Creating Shared Valueの略。お客様や社会と共有できる価値の創造。 当リリースの詳細について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001107.000073077.html

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001107.000073077.html

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