ななもりさちこ×たまゑの最新刊!『となりのじいちゃんかんさつにっき』発売!

株式会社理論社(本社:東京都千代田区、 代表取締役社長:鈴木博喜)は『となりのじいちゃんかんさつ

にっき』(作:ななもりさちこ 絵:たまゑ)を2024年5月21日(火)に発売いたしました。

【内容】

学校からもってかってきたあさがおをからしてしまった「ようた」。

となりの家の朝顔が元気がいいのを見かけ 、そちらを観察しようとしますが 、

住んでいるおじいさんがどうもあやしい!朝顔からだんだんと、となりのおじいさんのかんさつ日記に・・・

【編集者より】

小学校の夏休みの宿題の定番「あさがおのかんさつ日記」ですが、こんなかんさつも楽しい !

たまゑさん描くネコがふてぶてしくもカワイイ !

【NetGalleyJPに図書館関係者、レビュアーの方から寄せていただいたレビュー】好評価レビュー続々!

★★★★★

大好きです、このお話!!! 昔は、こういうおじいちゃんが近所にたくさんいたなぁと思い出しながら読みました。

ちょっと口は悪いけれど優しくて、ご近所のことを心配してくれて。

8月8日の日記に、”あさがおは、お水がないとかれてしまいます。にんげんも、ごはんをたべないと、だめになってしまいます。”

と書かれています。本当にそこだ!基本そういうことなんだ!と思いました。

最近はむずかしいことを色々と考えなければいけない風潮になっていますが、基本はこれなんだ、と。

愛想のまったくないねこのまさこがたまらなくかわいく、お話の良いアクセントになっています。このシリーズでの続編をぜひお願いします!

★★★★★

隣の爺さんがこわい。そういう気持ちはよく起こりがち。

主人公のようたくんは口が達者な今風の子どもなのかな。

ちゃんと感情移入して読み始めても真面目な感じでなく普段着で読み始められる。

観察日記は、観察なんだけれど、感情日記にもなっている。

その日がどんなだったか思い出すことも、どういう形状の朝顔だったのかも、

何かの記憶と結び付けて残していく価値が、大人になるために必要だものね。

明るくて楽しい夏の日常がこんな風だったらいいなあって、

子どもが感じられる本だったらいいなあ。そう在れる本だなあと思います。

★★★★★

朝顔を枯らしてしまい、夏休みの宿題の観察日記が書けなくなったようた。

お母さんに叱られて仕方なく隣のおじいさんの家の朝顔を観察して、書くことにした。

そして、しばらくするとどうにもおじいさんのことが気になって仕方なくなった。謎に次ぐ謎だ。

少しずつおじいさんと関わるうちに人柄が見えてくる。読み手のわたしもおじいさんの考え方に惹かれていった。世のため人のため、自分にできることを進んでやる。これもひとつの勇気だと思う。

ちょっとどきどきした事件でも、おじいさんの広く大きい心が全てを丸く収めた。

ようたの夏休みの収穫は、人が生きることの本質を見聞きしたこと!これに尽きる!

猫のまさこの存在感も忘れがたい印象です。

また著者:ななもりさちこ先生が立体まさこちゃんPOP立てを作成いただきました!

書店にて展開中!世界に8匹しかいないので、会えたらラッキーかも!?

【著者プロフィール】

ななもりさちこ

1961年、東京都生まれ。日本大学文理学部国文学科卒。四十歳半ばで一念発起、ときありえ氏に童話の創作を学ぶ。作品に『オバケの長七郎』(きむらなおよ絵)『しろくまジローはすもうとり』(ななもりさちこ絵)『やぎこ先生いちねんせい』(大島妙子絵)『はりねずみのノート屋さん』以上福音館書店。『こだぬきコロッケ』(こぐま社)『だじゃれ

ことわじゃ』( 理論社)がある。

たまゑ

イラストレーター。雑誌や書籍で活躍中。猫漫画「猫マ師」をブログで

好評連載中。ブサかわのねこの絵にファンも多い。

【商品概要】

『となりのじいちゃんかんさつにっき』

作者:ななもりさちこ

画家:たまゑ

定価:1,485円 (税込)

発売日:2024年5月21日(火)

判型:A5変型/94ページ/ハードカバー

ISBN:978465206201

発行所:株式会社理論社

理論社サイト:

https://www.rironsha.com/book/20620