鬼才・野崎まど最新作はタイトルからして問題作。″読む″ことの意味を問う『小説』全文を9月21日発売の「小説現代」10月号で公開

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プレスリリース:2024年09月21日 報道関係者各位

鬼才・野崎まど最新作はタイトルからして問題作。″読む″ことの意味を問う『小説』全文を9月21日発売の「小説現代」10月号で公開

「小説現代」10月号は9月21日(土)、全国書店・ネット書店などで発売!(電子書籍版は10月初旬に刊行予定です)

株式会社講談社(本社:東京都文京区)が発行する小説誌「小説現代」10月号(9月21日⦅土⦆発売号)で全編公開されるのは、野崎まどさんによる4年越しの最新長編小説・その名も『小説』。「小説を読む意味とは?」「その先に何があるのか?」――。そんな疑問に、『小説』はたった一つの答えをもたらします。「特集

私たちはなぜ、小説を読むのか。」と題し、注目の書き手による特別エッセイや生粋の本読みによる書評、そして著者・野崎まどさんのロングインタビュー&スペシャル対談を含む大特集でお届けします。

【野崎まど『小説』あらすじ】

五歳で「走れメロス」を読んで以来、小説だけが内海集司の友達だった。十二歳のとき、司馬遼太郎『竜馬がゆく』を貸したことがきっかけで、同じ世界を愛する初めての仲間・外崎真と出会う。ある日学校裏の「モジャ屋敷」に忍び込んだ2人は、そこで謎の小説家・髭先生に遭遇する。屋敷の蔵書を読み漁る日々が二人の青春となった。小説があればそれでよかった、読むことが至上の幸福だった。しかし大人になるにつれ二人の道は次第に分かれ、「読む」ことに意味を求める現実が内海の前に立ちはだかる。

これはフィクション。しかし虚構ではない。読むことを愛するすべての「あなた」が主人公の、祝福の物語。漫画家・樺ユキさんによる、書き下ろしレビュー漫画も収録!

プロの本読みたちから、絶賛の声続々!

「小説とは何か。小説を読むことにはどんな意味があるのか。そもそも意味とは何なのか。小説をめぐる思考は根源にまで遡り、やがて唯一無二の答えに到達する。」――

大森望(書評家・翻訳家)

「この作品を読んだことで、僕の読書は確実に良い方向へと変わっていくだろう。そして、今まで以上に小説を愛する気持ちが強くなっていくに違いない。」――

けんご(小説紹介クリエイター)

そして作家・小川哲さんによる特別エッセイ「我々はどうして本を読むのか」も掲載。″読むことの意味″を問う『小説』は、書き手の心に何をもたらしたのか?

先が気になって閉じる機会を失い、睡眠時間を削って頁を捲る。翌朝、どうして夜更かしなんてしてしまったんだろうと頭を抱えながらも、結局また同じことを繰り返してしまう。どうしようもなく小説が好きな人は、どこかで自分の人生を犠牲にしながらも、それでも読書を止めることができない。でも、そのことに意味はあるのだろうか?

(本文より抜粋)

そのほか、野崎まどさんのロングインタビュー「小説は宇宙に繋がっている」、同期デビューの作家・綾崎隼さんとの15周年記念対談など、盛りだくさんの一冊になっています。

お買い求めはお早めに!================================「小説現代」10月号 主な内容詳細はこちら↓<特集>

私たちはなぜ、小説を読むのか。【全編公開】 『小説』 野崎まど野崎まどロングインタビュー 「小説は宇宙に繋がっている」小川 哲 特別寄稿

「我々はどうして本を読むのか」『小説』書評 大森望 けんご『小説』レビューコミック 樺 ユキ「内海」「外崎」読書の旅デビュー15周年同期対談 野崎まど×綾崎 隼

「かたちのないものをひろいあげるように」書き下ろし短編 「雪嵐の密室」<特別企画>武川佑 まるくたなるたいち『円かなる大地』書評 大矢博子 細谷正充

第70回江戸川乱歩賞受賞作『フェイク・マッスル』刊行記念 日野瑛太郎×白川尚史 同窓対談『春、出逢い』刊行記念 特別鼎談 俵 万智×笹 公人×宮田愛萌

三十一文字を彩ることば<シリーズ>村木 嵐/青波 杏/砂原浩太朗<読み切り>朝霧 咲/宇野 碧<コラム>宮田愛萌 ねてもさめても本のなか〆切めし 坪田侑也

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