気鋭の哲学者・千葉雅也さんによる傑作恋愛小説『オーバーヒート』(本日発売)が待望の文庫化! 川端賞受賞の名短篇「マジックミラー」併録。

14万部突破のベストセラー『現代思想入門』で「新書大賞2023」を受賞した千葉雅也さん。かけがえのない日々を描き、芥川賞候補となった傑作恋愛小説が、いよいよ1月29日に文庫化されます。

■気鋭の哲学者による文学の最前線

京都の大学に准教授のポストを得た僕は、東京から大阪へ移り住んだ。男性同士の関係である年下の恋人は、料理の好みが似ていて、僕の書いた文章を楽しそうに読む。その穏やかな距離がもたらす思慕――。

行きつけのバー、熱帯魚の水槽、折々のツイート、故郷の家族と友人たち。かけがえのない日々を鮮やかに描いた芥川賞候補作「オーバーヒート」。新宿とハッテン場を舞台にし、川端康成文学賞を受賞した傑作短篇「マジックミラー」を併録。

■著者略歴

1978(昭和53)年栃木県生れ。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻表象文化論コース博士課程修了。博士(学術)。立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。2019(令和元)年、『デッドライン』で野間文芸新人賞、21年「マジックミラー」で川端康成文学賞を受賞。『オーバーヒート』『エレクトリック』『動きすぎてはいけない――ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学』『アメリカ紀行』など著書多数。23年『現代思想入門』で新書大賞受賞。

■書誌情報【書名】オーバーヒート(新潮文庫刊)【著者】千葉雅也【発売日】2024年1月29日、電子書籍も同日配信開始【定価】649円(税込)

【ISBN】978-4-10-104162-9

当リリースの詳細について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001319.000047877.html

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