在宅勤務者は約半減。6割以上が「自宅」よりも「職場」勤務を好み、職場回帰の傾向が明らかに

在宅勤務のメリットとデメリットの両方で「コミュニケーションの減少」が上位に

昨今多くの企業が在宅勤務を導入したことで、ワーカーにとって働き方の選択肢が増えるとともに、働き方が大きく変わりました。一方で、ワークライフバランスの取り方など新たな課題に直面しています。そこでこの度、コクヨ株式会社(本社:大阪市/社長:黒田

英邦)のWebメディア「在宅百貨」では、在宅勤務の現状とその変化についての理解を深めるため、幅広い職業群にアンケート調査を実施しました。

在宅百貨:

【調査サマリー】

* 在宅勤務経験者のうち、約半数が現在は在宅勤務を行っていない

* 過去に在宅勤務をしていたが、現在はしていない人のうち「会社で在宅勤務が認められている人」は28.2%で、自らの意思で在宅勤務を選択していない

* 過去在宅勤務を認められていたが、現在認められていない人のうち「在宅勤務を望んでいる」人は約4分の1にとどまった

* 在宅勤務のメリットとデメリットどちらにおいても「上司や同僚とのコミュニケーションの減少」が上位となった

* 6割以上が「働く場所」において「職場」を好むと回答

* 「仕事の進め方」「連絡手段」「働く服装」「勤務時間」「休憩スタイル」等の働くスタイルに対して多様なニーズがみられる

1.在宅勤務経験者のうち、約半数が現在はしていない。そのうち「自らの意思でしていない人」は約3割

在宅勤務経験者のうち、現在は約半数が在宅勤務を行っていないという結果となりました。

そして、過去に在宅勤務をしていたが、現在はしていない人のうち「会社で在宅勤務が認められている人」は28.2%と、自らの意思で在宅勤務を選択していない人が一定数いることがわかりました。

また、現在在宅勤務が認められていない人においても、「在宅勤務を望んでいる」人は約4分の1にとどまりました。

2.「上司や同僚とのコミュニケーションの減少」が在宅勤務のメリットとデメリットの両方で上位に

先の結果のとおり、在宅勤務を望む人があまり多くない傾向の中、在宅勤務のメリットとデメリットを調査。メリットは「通勤時間が無いこと(41%)」、デメリットは「運動不足になる(17%)」が、それぞれ最も多かった一方で、共通して2番目に多かった回答として、「上司や同僚とのコミュニケーションの減少」が上がりました。この結果から、コミュニケーションの方法や頻度のバランスに工夫が必要であるということが伺えます。

3.6割以上が「自宅」よりも「職場」で働くほうが好き

6割以上が「働く場所」として「職場」を好んでおり、職場回帰の流れが加速しそうな結果となりました。その他、好みの働くスタイルを2択で質問したところ、多様なニーズがみられました。

【調査概要】

・調査名:在宅勤務に関する調査

・調査期間:2024年2月27日~2024年3月2日

・調査方法:株式会社マーケティングアプリケーションズが提供するアンケートシステム「MApps forSurvey」によるインターネット調査

・調査人数:794人

・調査対象:「現在お仕事をされている方」と回答した20代~50代のモニター

・モニター提供元:MAppsパネル

【在宅百貨について】

「在宅百貨」は、コクヨが運営する在宅ワーカーに役立つ情報を発信するWebメディア。

2021年スタートし、「在宅を冒険するメディア」をコンセプトとし、読者の皆さまとともに“自宅にいながら冒険のように楽しむ新たな働き方”を検証する場を目指しています。在宅での働き方や暮らし方に関する最新情報や実験的な取り組みのほか、理想の在宅ワークを成功させるためのノウハウやツール、アイディアやヒントなど、在宅ワークの合間に読みたくなるようなコンテンツを発信します。

https://zaitaku100.kokuyo.co.jp/

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